ピッツバーグの21歳ラッパー ジミー・ウォポが銃撃を受け死亡

2016年に発表した“Elm Street”などでこれからの活躍が期待されていたピッツバーグ出身の新進ラッパー、ジミー・ウォポ(Jimmy Wopo)が何者かに銃撃され、亡くなったことが発表された。21歳だった。
ジミー・ウォポ、本名トレイヴォン・スマートは、現地時間で18日月曜の午後4時頃、ペンシルベニア州ピッツバーグのヒル・ディストリクトで何者かにより銃で撃たれ、病院へ緊急搬送されたものの、そのまま亡くなった。21歳という若さだった。
犯人は車で走行中に狙撃する、いわゆる「ドライブ・バイ・シューティング」で2人の男性を銃で撃ち、走り去った。両名とも病院へ運ばれ、犠牲者のひとりは命を取り留めたが、もう1名は意識を取り戻すことなく午後5時56分頃に亡くなり、これがラッパーのジミー・ウォポであることが分かった。ジミー・ウォポのマネージャーは、「我々は素晴らしい人物を今日、失いました。しかし私はこれからも、彼がずっと記憶されるよう、私にできることは何でもするつもりです」などとコメントを発表している。
#BREAKING: One of two people shot this afternoon is local rapper @jimmywopo_ — continuing coverage on Channel 11 News at 6 p.m. https://t.co/ar5gpKhquz pic.twitter.com/nvFl1Jrk4E
— WPXI (@WPXI) 2018年6月18日
この事件の起こる数時間前には、フロリダ州ブロワード郡で20歳の新鋭ラッパー、エクスエクスエクステンタシオン(XXXTentacion)が亡くなったばかり。ウィズ・カリファ(Wiz Khalifa)、マック・ミラー(Mac Miller)、シェヴィ・ウッズ(Chevy Woods)、ハード(Hardo)らピッツバーグのラッパーたちを始め、ジューシィ・J (Juicy J)、プッシャー・T (Pusha T)など多くのヒップホップ関係者が追悼のコメントをSNSに綴っているが、相次いでの銃撃事件、そしていずれもまだ20歳と21歳という若さでの突然の死去ということで、銃社会というアメリカの問題と合わせて、嘆く声も多い。今年5月にもテキサス州の高校で10名が亡くなる銃乱射事件が起きたが、米時間で今月17日未明には、ニュージャージー州トレントンで開催されていたアートフェスタでも銃乱射事件が起こったばかり。
ジミー・ウォポは、2016年に発表した“Elm Street”がYouTubeで数百万回再生されるなど反響を呼んでいた新進ラッパー。また、昨年には、同じピッツバーグのラッパーであるハード、ウィズ・カリファらと“Today’s A Good Day”で共演し、Spotifyで800万回以上再生されるなど、今後の活躍が期待される若手だった。
R.I.P. Jimmy Wopo
— juicy j (@therealjuicyj) 2018年6月18日
— Mac (@MacMiller) 2018年6月19日
Just thinking like damn lil cuz we ain’t even get to tell the world the big news … Gang @jimmywopo_ pic.twitter.com/ouGo5ydBj1
— Chevy Woods (@CHEVYWOODS) 2018年6月19日
Damn R.I.P. #JimmyWopo
— King Push (@PUSHA_T) 2018年6月18日
RIP JIMMY WOPO wtf
We did a song that never came out. I fucked wit dudes music heavy— Alex Wiley (@Alex_Wiley) 2018年6月18日
RIP XXXTENTACION & RIP Jimmy Wopo
— J.Carr (@INPJCarr) 2018年6月18日
REST IN PARADISE @XXXTENTACION AND MY SLIME @JIMMYWOPO_ YOUNG TALENTED LIVES ENDED WAY TOO SOON, MUCH LOVE AND SUPPORT TO BOTH FAMILIES FORREAL
— 6-0 (@RetcH07BIX) 2018年6月18日
— JIMMY WOPO (@jimmywopo_) 2018年5月31日