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カニエ、アンダーソン・パークらが制作 クリスティーナ・アギレラ5年半ぶり新作が発売

Christina Aguilera - Liberation

クリスティーナ・アギレラ(Christina Aguilera)が、長らく待たれていた5年半ぶりの新作『Liberation』を15日に発表した。

以前から、『Lotus』以来となるニュー・アルバムの制作が伝えられてきたクリスティーナ・アギレラだが、特に昨年9月から、様々な才能たちとスタジオ入りする様子が明らかになり、新作に向けて本格的に動き出したと見られていた。そして今年2月上旬にSNSで新作完成が近いことを示唆するコメントをしたのに続き、4月末には、アゼルバイジャン共和国の首都バクーで行われたF1の2018年アゼルバイジャングランプリの開幕記念コンサートの中で、「Liberation」と繰り返す謎の予告編映像をお披露目。『Liberation』と題されるニュー・アルバムのリリースが近いのでは?と話題になっていたが、その予想どおり、先月頭になってニュー・アルバム『Liberation』が正式にアナウンスされ、6月15日に発売となることが明かされた。

およそ5年と7ヵ月ぶりのオリジナル・スタジオ・アルバムとなる『Liberation』からは、 カニエ・ウェスト(Kanye West)らがプロデュースした“Accelerate”がリード曲として発表され、カニエは他にも2曲を手がけているとされていたが、実際にはこの“Accelerate”に加えて、マイケル・ジャクソンの“Maria (You Were The Only One)”をサンプリングした“Maria”の2曲に留まった。この“Maria”では、“Accelerate”にも関わったチェ・ポープ(Che Pope)がカニエと共にプロデュースしているほか、ハドソン・モホーク(Hudson Mohawke)らがコ・プロデュースで名を連ねている。チェ・ポープは他にも、ドレイクやパーティネクストドアらを手がけるニーニョ(Neenyo)、ティナーシェやスミーノらをプロデュースしてきたサンゴ(Sango)と共に“Pipe”を手がけているほか、ダ・インターンズのコサイン(Marcos “Kosine” Palacios)ら制作のレゲエ・チューン“Right Moves”にも関わっている。

ドクター・ドレーやケンドリック・ラマーも称賛する気鋭シンガー/ラッパー/プロデューサーのアンダーソン・パーク(Anderson .Paak)は、事前情報どおり2曲で関与。“Like I Do”と“Sick Of Sittin’”の2曲をプロデュースしており、特に前者では韓国の若手プロデューサーであるブリリアント(BRLLNT)、そしてLAの韓国系ラッパー、ダムファウンデッド(Dumbfoundead)が制作に関わっていることも話題だ。

他にも、エミネム&リアーナの全米ナンバーワン・ヒット“The Monster”のソングライターのひとりとしても知られるニューヨークの鬼才ジョン・べリオン(Jon Bellion)が“Fall In Line”をプロデュース。また、ビヨンセやマドンナ、クレイグ・デイヴィッドらの楽曲に関わってきた23歳MNEK (エメニーケ)や、リアーナ+カニエ・ウェスト+ポール・マッカートニーによる“FourFiveSeconds”などを手がけたカービー(Kirby Lauryen)、R.ケリー、ジョン・レジェンド、マライア・キャリー、クリス・ブラウン、メアリー・J.ブライジらを手がけてきた人気R&BプロデューサーのDJ・キャンパー(DJ Camper)、“Wiggle”、“Talk Dirty”といったジェイソン・デルーロのヒット曲を手がけてきたリッキー・リード(Ricky Reed)といった制作陣が参加している。

ゲスト・アーティストも、“Accelerate”に参加したトゥー・チェインズ(2 Chainz)とタイ・ダラー・サイン(Ty Dolla $ign)を筆頭に、“Like I Do”には米若手ラッパーのゴールドリンク(GoldLink)が参加。米Billboard誌が以前に指摘していたように、これまでになく現行のヒップホップ~R&Bサウンドを意識した作品となった。また、レゲエ・チューンの“Right Moves”にはキーダ(Keida)、シェンシーア(Shenseea)といったジャマイカの女性ダンスホール・アーティスト2名が参加しているほか、“Fall In Line”ではデミ・ロヴァート(Demi Lovato)とデュエットしている。

“Pipe”に参加しているXNDAという謎のアーティストは、いまだ正式に正体が明かされていないが、人気F1ドライバー、ルイス・ハミルトンのアーティスト名義ではないかと見られている。ルイス・ハミルトンは以前から歌手デビューが噂されており、つい最近も、R&Bシンガー転身のために2020年までにレースから引退すると報じられたばかり。“Pipe”で聞こえる男性の歌声の正体がルイス・ハミルトンと推測されているのは、“Pipe”のソングライティング・クレジットにルイス・ハミルトンの名前があるため。また、アギレラは、パフォーマンスを披露した2018年アゼルバイジャングランプリ開幕記念コンサートの後には実際にレースも観に行っており、ルイス・ハミルトンと共に写った写真も公開していた。

正体不明のXNDAについては、トラックリストが明らかになった際、かつて“Lady Marmalade”で共演したピンク(P!nk)とクリスティーナ・アギレラの共同名義では?との噂もあった。これは、昨年新作をリリースしたピンクが、アギレラとレコーディングしたことを明かしていたため。当時不仲だったことで有名なふたりだが、最近になって関係が良好になっており、「彼女のアルバムのためにデュエットをレコーディングしたの。いつ出るかは知らないけれど、素晴らしい出来。2年前のことでタイトルも覚えていないけど」とピンクは昨年末の時点で話しており、『Liberation』にこのピンクとのデュエット曲が収録されるものと見られていたのだ。だがアギレラは、PAPER誌のインタビューの中で、このピンクとのデュエット曲について『Liberation』への収録を見送ったと話し、「いずれ絶対に発表したいとは思っている」と回答。今回のアルバムでは、昨年スタジオ入りが明らかになったマーク・ロンソン(Mark Ronson)、サンダーキャット(Thundercat)らの名前もないが、「このアルバムに関しては、陽の目を見なかった曲が数曲ある」と話している。

またPAPER誌のインタビューでクリスティーナ・アギレラは、『Liberation』でヒップホップやR&B色が強まったことについて、「私はソウル・シンガー」だと述べ、「『Back To Basics』ではDJプレミアと一緒に、ソウルやジャズ、ブルース、ヒップホップ、R&Bといった音楽に飛び込んだ。プレミア自身、ヒップホップ界のレジェンドだしね。それに、“Dirrty”ではレッドマンと一緒にやった。私は常に、あらゆる音楽のスタイルのファンなの。最終的に私はポップ・ヒットを出してポップ・スターとなったけど、私のコアはソウル・シンガー。だから、このアルバムではそういった面が結実したわけ」などと説明した。

1. Liberation [prod. by Nicholas Britell]
2. Searching For Maria (Interlude)
3. Maria [prod. by Kanye West & Che Pope / co-prod. by Hudson Mohawke & Noah Goldstein]
4. Sick Of Sittin’ [prod. by Anderson .Paak & Mell Beats]
5. Dreamers (Interlude)
6. Fall In Line (feat. Demi Lovato) [prod. by GSP (Jon Bellion) / co-prod. by Raul Cubina & Mark Williams]
7. Right Moves (feat. Keida & Shenseea) [prod. by Marcos "Kosine" Palacios & Bryan "Composer" Nelson / co-prod. by Che Pope]
8. Like I Do (feat. GoldLink) [prod. by Anderson .Paak / co-prod. by BRLLNT / add'l prod. by Dumbfoundead]
9. Deserve [prod. by MNEK]
10. Twice [prod. by Kirby Lauryen / add'l prod. by Sandy Chila]
11. I Don’t Need It Anymore (Interlude) [prod. by Christina Aguilera]
12. Accelerate (feat. Ty Dolla $ign & 2 Chainz) [prod. by Kanye West, Che Pope & Mike Dean / co-prod. by Da Honorable C.N.O.T.E. & Charlie Heat / add'l prod. by Noah Goldstein & Eric Danchick]
13. Pipe (feat. XNDA) [prod. by Sango, Che Pope & Neenyo]
14. Masochist [prod. by Tim Anderson & Darhyl "Hey DJ" Camper Jr]
15. Unless It’s With You [prod. by Ricky Reed]