bmr

bmr>NEWS>レニー・クラヴィッツ、9月発売の新作よりマイケル・ジャクソンの声も使用した「ロウ」が話題

NEWS

レニー・クラヴィッツ、9月発売の新作よりマイケル・ジャクソンの声も使用した「ロウ」が話題

Lenny Kravitz - Low

来年の2019年には、デビュー・アルバム『Let Love Rules』発売30周年を迎えるレニー・クラヴィッツ(Lenny Kravitz)が、4年ぶりの新作『Raise Vibration』を9月にリリースするが、そこから故マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の声も使用された新曲“Low”が発表され、話題となっている。

レニー・クラヴィッツは、2014年9月に発表した『Strut』以来、およそ4年ぶりのニュー・アルバムとなる『Raise Vibration』を9月7日に発売予定。すでに先月にはリード・シングル“It’s Enough”を公開しており、「人種差別はもうたくさんだ。戦争はもうたくさんだ。環境破壊も、世界のリーダーたちの傲慢さや不誠実も」という想いが込められた同曲のビデオは、様々なニュース映像がコラージュされ、今、世界で何が起こっているのか?を描いたもの。そうしたメッセージ性もさることながら、サウンド面でもどことなくマーヴィン・ゲイの“Inner City Blues”や『What’s Going On?』などに通ずるものがある。

そして54歳の誕生日の直前となる5月25日には、第2弾シングルとして“Low”が公開。先日、ミュージック・ビデオも公開となったこの曲は、“Billie Jean”を思わせるドラムなど、80年代のマイケル・ジャクソンを思わせるようなグルーヴを持っているが、曲中にはマイケルのトレードマークと言える「ホーゥ!」といった声も聞こえる。実はこれは、レニーがマイケルに似せて歌っているわけではなく、本物のマイケル・ジャクソンの声を使用したもの。楽曲クレジットには実際にバックグラウンド・ボーカルにマイケルの名前がある。レニー・クラヴィッツは英Guardian紙の取材に対し、「いろんな人から、『マイケル・ジャクソンのものまねをしたんだ』って言われたけど、違う、あれは本当にマイケル」と話している。

レニー・クラヴィッツは、マイケル・ジャクソンが2001年に発表した『Invincible』のためのレコーディングで共にスタジオ入りしており、生前には発表されることはなかったものの、“(I Can’t Make It) Another Day”でコラボレーションをしている。Guardian紙によると、レニー・クラヴィッツは“Low”を制作した際に、当時のスタジオ・セッションでマイケルが遺したアドリブの音源の存在を思い出し、これを取り入れたのだという。レニー・クラヴィッツは米Rolling Stone誌のインタビューの中で、“Low”について、クインシー・ジョーンズのアレンジを意識して制作したことを明かしていた。

また米Rolling Stone誌のインタビューによると、これまで同様ほとんどの演奏を自ら担当した『Raise Vibration』を9月に発表するだけでなく、すでに別のニュー・アルバムも制作中なのだとか。このさらなる新作は、ファンクに振り切った内容になるそうで、Pファンクの総帥ジョージ・クリントン(George Clinton)、ジェイムズ・ブラウンやPファンクらとの共演で知られるフレッド・ウェズリー(Fred Wesley)から、2015年に亡くなったニューオーリンズ・サウンドの伝説的プロデューサー/ミュージシャン、アラン・トゥーサン(Allen Toussaint)や、ジャズ・ギターの巨人ケニー・バレル(Kenny Burrell)といったレジェンドたちが参加しているとのこと。すでにワールド・ツアー〈Raise Vibration Tour〉も幕を開けており、レニー・クラヴィッツはアルバム・デビュー30周年に向けて精力的に活動していくようだ。

 

1. We Can Get It All Together
2. Low
3. Who Really Are the Monsters?
4. Raise Vibration
5. Johnny Cash
6. Here To Love
7. It’s Enough
8. 5 More Days ‘Til Summer
9. The Majesty Of Love
10. Gold Dust
11. Ride
12. I’ll Always Be Inside Your Soul