bmr

bmr>NEWS>ザ・ルーツのブラック・ソートがナインス・ワンダーと組んだEPを発表 ラプソディら参加 [全曲フル試聴可]

NEWS

ザ・ルーツのブラック・ソートがナインス・ワンダーと組んだEPを発表 ラプソディら参加 [全曲フル試聴可]

Black Thought - Streams of Thought, Vol. 1 - EP

カリスマ・ヒップホップ・バンドのザ・ルーツ(The Roots)のMCとして知られるベテラン・ラッパーのブラック・ソート(Black Thought)が、ソロEP『Streams Of Thought, Vol. 1』を6月1日に発表した。

映画『デトロイト』の主題歌“It Ain’t Fair”を昨年発表したものの、2016年から制作が伝えられる新作『End Game』が待たれるザ・ルーツ。その中でブラック・ソートは、昨年末にHot 97のラジオ番組で10分に及ぶフリースタイルを披露し、これが大絶賛されるなど大きな話題に。過小評価されがちなラッパーとしてのスキルを改めて示した形となった。

またラップ・ミュージカル『Hamilton』の音楽の監修をクエストラヴ(Questlove)と共に務め、この『Hamilton』が2016年の第70回トニー賞でミュージカル作品賞をはじめとする11部門受賞という快挙を達成。同年末には豪華アーティストが参加したミックステープ『The Hamilton Mixtape』がリリースされ、全米アルバムチャート初登場1位となるヒットを記録した。

そして今年1月には、ジェイ・Zからデスティニーズ・チャイルドまで数々のトップ・スターを手がけた人気プロデューサーのナインス・ワンダー(9th Wonder)がプロデュースするソロEPを準備中だと発言。過去には『Masterpiece Theatre』というソロ・アルバムがお蔵入りとなったほか、デンジャー・マウスとのコラボレーション作『Dangerous Thoughts』や、仮題『The Talented Mr. Trotter』というソロ・アルバムの話も持ち上がったものの、流れてしまったのか未だリリースされていない状況のブラック・ソートだが、この注目のコラボレーション・プロジェクトは確かに実現していたようで、先週26日になって『Streams Of Thought, Vol. 1』というタイトルと共に、6月1日という発売日を告知。この予告どおりにリリースされた。一般発売されたブラック・ソートのソロ名義のスタジオ作品は、これが初となる。

ナインス・ワンダー率いるプロデューサー集団ソウル・カウンシル(The Soul Council)と、ブラック・ソートのコラボレーション作と表記されているEP『Streams Of Thought, Vol. 1』は、全5曲を収録。そのうち、スタイルズ・P (Styles P)がゲスト参加した“Making A Murderer”は2016年の4月に発表されていたものだ。この“Making A Murderer”を含め、ほとんどはナインス・ワンダー自らプロデュースしたものと見られるが、ディアンジェロ&ザ・ヴァンガード“The Charade”をサンプリングした“Thank You”については、ソウル・カウンシルのクライシス(Khrysis)がプロデュースしたものだとナインス・ワンダーは明言している。

ゲスト・アーティストは、スタイルズ・Pに加えて、ケンドリック・ラマーのグラミー受賞作『To Pimp A Butterfly』への参加で知名度を上げ、昨年発表した最新作『Laila’s Wisdom』が今年のグラミー候補にもなった、ナインス・ワンダーのレーベル所属の実力派女性ラッパー、ラプソディ(Rapsody)。そして最後を飾る“Thank You”では、リアーナ+カニエ+ポール・マッカートニーによる全米チャート最高4位のヒット・シングル“FourFiveSeconds”のソングライターとして知られ、今年はクリスティーナ・アギレラのバラード“Twice”をプロデュ―スしていたカービー(Kirby Lauryen)が歌声を聞かせている。

EPのアートワークには、シカゴのアーティスト、ラシード・ジョンソンによる「Untitled Anxious Audience」という2017年の作品をフィーチャー。NPRのインタビューでは「ビジュアル・アートは常に俺にとってインスピレーションの源だ。若いころは俺もビジュアル・アーティストだった」と前置きし、「このプロジェクトにとって最高のアートワークが欲しかった。特にこのプロジェクトと近いところに位置する黒人アーティストのものを」と述べ、「ラシードの作品にはリズムが内在している。そしてこの作品は、個人と集団、それぞれの不安が描かれたものだ」と説明した。

また、『Streams Of Thought, Vol. 1』には「ボリューム1」と銘打たれているが、3部作構成の第一弾という位置づけだそうで、他の2作も近日リリース予定とのこと。

1. Twofifteen

2. 9th vs. Thought

3. Dostoyevsky (feat. Rapsody)

4. Making A Murderer (feat. Styles P)

5. Thank You (feat. KIRBY) [prod. by Khrysis]

https://www.instagram.com/p/Bjfjt-1gqTw/