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全米シングル・チャート、BTS「フェイク・ラヴ」が初登場10位に 史上初の快挙も達成

BTS - Love Yourself: Tear

最新の全米シングル総合チャートで、韓国のボーイズ・グループ、BTS防弾少年団)の“Fake Love”が初登場で10位にランクインした。K-Popグループとしては史上最高位となる。また、英語以外の言語がメインで歌われる楽曲として史上初の快挙も達成した。

昨年は米TIME誌による「インターネット上で最も影響力のある25組」にリアーナ、ケイティ・ペリーらと共に取り上げられ、またTwitterやFacebook、Instagramといった主要SNSからWikipediaやTumblrなどからデータを取った独自の人気指標として2010年末から始まった米Billboardの「Social 50」チャートでは昨年7月から首位を独占し続けるなど、特にSNSを中心としたインターネットを通じて人気を拡大しているBTS。

5月18日に発売された最新作『Love Yourself: Tear』は、アメリカで初週におよそ10万枚のセールスを記録するなどして6月2日付の最新全米アルバム総合チャートで初登場1位に輝き、史上初めて全米1位を獲得したK-Pop作品となったが、『Love Yourself: Tear』からのリード曲となる“Fake Love”は、6月2日付の最新全米シングル総合チャートで10位に初登場となった。アルバム発売直後の20日に開催された〈Billboard Music Awards〉でライブ・パフォーマンスが披露された“Fake Love”は、アメリカで初週およそ2万9000ダウンロードを売り上げ、デジタル・ソング・チャートで初登場1位に。ストリーミング・サービスにおいてもおよそ2740万回再生され、ストリーミング・チャートで初登場7位となっている。ラジオ・エアプレイについては、ポップ系のラジオ局のエアプレイ数によるポップ・ソング・チャートで初登場40位となっており、ダウンロード・セールスとストリーミングが牽引した形だ。

BTSは、米フォーブス誌による世界DJ長者番付で3年連続でトップ5にランクインする人気DJ/プロデューサー、スティーヴ・アオキ(Steve Aoki)がリミックスした“MIC Drop (Steve Aoki Remix)”により昨年、全米シングル・チャートで初登場28位となり、K-Popグループとしての歴代最高記録を自ら更新していたが、この“Fake Love”の初登場10位でさらに更新。K-Pop全体において最高位は、2012年に一世を風靡したPSYの“Gangnam Style”の最高2位であり、それに続くのは“Gangnam Style”のブームの後に発表されたPSYの“Gentleman”による最高5位で、BTSの“Fake Love”はK-Pop楽曲で史上3曲目のトップ10ヒットに。また、“Gangnam Style”の初登場時の順位は64位(3週目で2位)、“Gentleman”の初登場時の順位は12位(2週目で5位)であり、BTSの“Fake Love”による初登場10位は、初登場時の全米シングル・チャートとしてはK-Pop楽曲の史上最高位となる。

加えて、英語以外の言語がメインで歌われる楽曲によるトップ10ヒットとして、BTSの“Fake Love”は史上17曲目に。この17曲のうち、スペイン語楽曲が6曲で最多。韓国語楽曲は、PSYの“Gangnam Style”、“Gentleman”に続いて3曲目となった。また、非英語楽曲によるトップ10ヒットの中で、初登場でトップ10入りしたのはBTSの“Fake Love”が史上初となる。

“Fake Love”のミュージック・ビデオは、公開から24時間でのYouTubeでの再生回数がおよそ3590万回を記録し、2018年に公開されたビデオの中で最大のデビュー記録となったほか、歴代でもテイラー・スウィフト“Look What You Made Me Do”、PSYの“Gentleman”に続いて3位という驚異の再生回数を記録しており、すでにトータルで再生回数は1億回を突破。「YouTubeチャート」では、アメリカでのミュージック・ビデオ・ランキングで初登場3位、アメリカでの楽曲ランキングで初登場6位となっていた。BTSは、米人気TV番組『エレンの部屋』にも出演しており、“Fake Love”などのパフォーマンスを披露した彼らの登場回は先週25日に放送されている。

今週発表された6月2日付の最新全米シングル・チャートの首位は、ドレイク(Drake)の“Nice For What”に。先週まで2週連続で1位となっていたチャイルディッシュ・ガンビーノ(Childish Gambino)の“This Is America”を2位に下して、ドレイクの“Nice For What”が首位に返り咲いた。同曲はこれで通算5週目の1位を獲得したことになる。

ドレイクは、“Nice For What”が初登場1位となるまで11週連続で1位となった“God’s Plan”が先週から引き続き3位をキープ。また、今週6位にはアトランタ発の23歳新進ラッパー、リル・ベイビー(Lil Baby)のドレイクとのコラボレーション曲“Yes Indeed”がランクインしており、ドレイクの楽曲がトップ10に3曲同時チャートインとなった。ミーゴスらを抱えるQuality Control Musicに所属するリル・ベイビーは、5月18日にミックステープ『Harder Than Ever』を発売し、今週発表された最新の全米アルバム総合チャートで初登場3位となっており、ドレイクとの“Yes Indeed”は先週49位に初登場となっていたが、このミックステープの発売の影響もあり、今週6位へとジャンプアップした形だ。

ドレイクはまた、この“Yes Indeed”のトップ10入りにより、自身26曲目のトップ10ヒットを獲得。トップ10ヒット数でエルヴィス・プレスリーを抜き去り、単独で歴代9位となった。

6月2日付の全米シングル・チャートは3曲が新たにトップ10入りを果たしており、リル・ベイビー&ドレイクの“Yes Indeed”、BTSの“Fake Love”に加えて、先週11位まで上昇していたエラ・メイ(Ella Mai)の“Boo’d Up”が今週8位へとランクアップし、トップ10入りとなった。R&Bチャートでは先週に続いて2週連続で1となっている。

エラ・メイは、人気プロデューサー、DJマスタード(DJ Mustard)のレーベルに所属する23歳の新進女性R&Bシンガーで、“Boo’d Up”は元々は昨年2月に発表したEP『Ready』に収録されていた曲だが、今年3月になってシングルとしてプロモーションが開始。チャートイン6週目となる5月19日付チャートで、前週37位から17位まで急上昇し、その後も伸びを見せていたが、8週目にしてトップ10入りを果たした。彼女にとっては初のトップ10ヒットとなる。

Hot 100 全米シングル・チャート トップ10
1.(↑2) Drake – Nice For What
2.(↓1) Childish Gambino – This Is America
3.(→) Drake – God’s Plan
4.(→) Post Malone ft. Ty Dolla $ign – Psycho
5.(↑6) Zedd, Maren Morris & Grey – The Day
6.(↑49) Lil Baby & Drake – Yes Indeed
7.(↓5) Bebe Rexha & Florida Georgia Line – Meant To Be
8.(↑11) Ella Mai – Boo’d Up
9.(↓7) Ariana Grande – No Tears Left To Cry
10.(-) BTS – Fake Love