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サマソニで初来日、J・バルヴィンが大ヒット「ミ・ヘンテ」を含む新作を発表 [全曲フル試聴可]

J Balvin - Vibras

昨年、全編スペイン語の楽曲として史上初めてSpotifyのグローバル・チャート1位を獲得し、あのビヨンセも参加したバージョンで全米シングル・チャート最高3位も記録した“Mi Gente”の大ヒットで知られるラテン界の新たなスター、J・バルヴィン(J Balvin)が、待望の新作『Vibras』を25日に発表した。

母国コロンビアでは2010年頃から人気を博していたJ・バルヴィンだが、2013年に発表した3作目『La Familia』がアメリカにおけるラテン音楽を対象とした音楽賞〈Latin Grammy Awards〉の2014年の第15回でノミネートを受けたのを皮切りにアメリカでも存在感を強め始め、 2015年には、アメリカにおけるスペイン語TVネットワーク Univision主催の〈Lo Nuestro Awards〉にて、アーバン・アーティスト・オブ・ザ・イヤーに輝くなど4冠に。その2ヶ月後には、大ヒット映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』(原題『Furious 7』)のサウンドトラックにも参加したほか、“Ay Vamos”で第16回〈Latin Grammy Awards〉を受賞、さらにはInstagramのフィルター名が由来となった“Ginza”が米ラテン・チャート1位を獲得し、全米シングル総合チャートにも初めてランクインを果たすなど、一躍ラテン界の新たなスターとなった。

そして2016年にはファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)らも参加した『Energía』を発表。米ラテン・アルバム・チャートで初の1位を獲得したほか、シングルも軒並みヒットを記録し、〈Latin Grammy Awards〉では最優秀アーバン・アルバム賞も手にした。こうしてアメリカで成功を収めていったJ・バルヴィンは、2017年、ラテン・ブームの波を受けてさらに勢いを増す。ふたたび『ワイルド・スピード』シリーズのサウンドトラックに参加し、ピットブル(Pitbull)、カミラ・カベロ(Camila Cabello)とのコラボレーションとなった“Hey Ma”は『ワイルド・スピード ICE BREAK』(原題『The Fate Of The Furious』)からの第二弾シングルとして話題に。また、メジャー・レイザー(Major Lazer)のEP『Know No Better』やワーレイ(Wale)『SHINE』などUSアーティストからのゲスト・オファーも続々と増え、全米シングル・チャート最高3位まで上昇したフレンチ・モンタナ(French Montana)“Unforgettable”のラテン・リミックスにも参加し、同曲のヒットに貢献した。

しかし中でも大きな話題となったのが、同年6月に発表された“Mi Gente”だ。モーリシャス系フランス人プロデューサーのウィリー・ウィリアム(Willy William)の“Voodoo Song”のトラックを使用し、モホンビ(Mohombi)らがソングライターとして手を加えた同曲は、ルイス・フォンシ(Luis Fonsi)“Despacito”によるラテン・ブームの波にも乗り、8月頭、Spotifyのグローバル・チャートで1位を獲得。同チャートで14週に渡って1位となっていた“Despacito”を破ったというだけでなく、全編スペイン語曲による史上初の1位獲得という栄誉も手にした。

さらに同曲は、9月中旬に全米シングル・チャートで19位まで上昇したが、その後、世界最高峰のスターであるビヨンセ(Beyoncé)が参加したニュー・バージョンが登場。ビヨンセが英語とスペイン語で歌うこともさることながら、ディプロ、スティーヴ・アオキ、マーティン・ギャリックス、デヴィット・ゲッタからクリスティアーノ・ロナウドまで有名人が数多く登場するミュージック・ビデオも話題を呼んだこのリミックス・バージョンの発表により、“Mi Gente”は全米シングル・チャートで3位まで急上昇。J・バルヴィンにとって初の全米トップ10ヒットとなったほか、35週にわたってラテン・チャートの首位を独占していたルイス・フォンシ“Despacito”を下して、同チャート1位となるなど、“Despacito”に続く2017年の世界的ラテン・ヒットとなった。

この“Mi Gente”の大ヒット効果もあってこの2018年は、“Bodak Yellow”が全米シングル・チャートで3週連続1位を記録するなどして女性ラッパーとして史上初の記録をいくつも打ち立てたカーディ・B (Cardi B)の“I Like It”を始め、元ワン・ダイレクションのリアム・ペイン(Liam Payne)との“Familiar”、ハイチのDJマイケル・ブラン(Michael Brun)と組んで生まれたFIFAワールドカップ ロシア公式アンセムの“Positivo”など、話題のコラボレーションが続々発表されており、ゲスト参加したカーディ・Bの“I Like It”は全米シングル・チャートで初登場8位に。また、レゲトン界のスター、ニッキー・ジャム(Nicky Jam)と組んだ“X”は、ミュージック・ビデオが公開から24時間でおよそ2970万回を再生し、初日の記録として歴代3位(=当時。現在は歴代4位)の再生回数となるなど大反響を起こしたほか、今年4月の〈Coachella 2018〉では世界中から注目を集めたビヨンセのステージにゲスト出演し、“Mi Gente (Remix)”を共演したことも話題になった。

そして満を持して発表されたニュー・アルバムが、5月25日に発売された『Vibras』だ。およそ2年ぶりの新作となった『Vibras』は、昨年大ヒットした“Mi Gente”を含む全14曲を収録。ゲスト・アーティストには、かつて“Ginza”のリミックス・バージョンに参加し、J・バルヴィンも参加していたメジャー・レイザーの『Know No Better』への参加などで世界的な注目を集めたブラジルの若きスター、アニータ(Anitta)を始め、スペインはカタルーニャの新進女性フラメンコ歌手ロザリア(Rosalía)、メキシコの新鋭シンガー・ソングライター、カーラ・モリソン(Carla Morrison)、カリブ海にあるオランダ領アルバのシンガー/プロデューサー、ジオン(Jeon)から、ウィシン&ヤンデル(Wisin & Yandel)、ザイオン&レノックス(Zion & Lennox)といったプエルトリコのベテラン・レゲエ・デュオたちまで多彩な顔ぶれが参加している。

盟友スカイ(Sky)が、28歳にして10年以上のキャリアを誇るレゲトン・プロデューサーのテイニー(Tainy)と組んで大半をプロデュースした『Vibras』は、「vibe」のスペイン語をタイトルに冠しているとおり、「歌詞が何を言っているか理解できなくても、感じることができる」ヴァイブ溢れる作品を目指したと、J・バルヴィンはNBCのインタビューで話している。少し前までは、ラテンのアーティストも世界進出のためには英語作品をリリースするというのがセオリーだったが、インターネット以降、特に近年のストリーミング・サービスの拡大の影響もあって、非英語のラテン・ヒットは続々と誕生している。こうした背景もあって、J・バルヴィンは「スペイン語(の音楽)を新しく感じられる」新たなラテン・ミュージックとしてメインストリームに届けたいとしている。2017年は、アメリカにおける音楽消費そのものが前年比で16.5%増となる中、ラテン音楽にかぎっては前年比37%増と大幅に成長。またラテン・アメリカでは、2017年のストリーミングによる収益が前年比49%増と急成長していることも発表されており、まだまだラテン・ブームは続いていきそうだ。

なお、J・バルヴィンは今年は8月18日(土)と19日(日)の両日に渡って開催される都市型音楽フェス〈SUMMER SONIC〉で初来日パフォーマンスを行うことが決定しており、J・バルヴィンは18日(土)に関西公演、19日(日)に関東公演に出演する予定。またこの来日前の7月11日には、ボーナストラックを加えた日本盤の『Vibras』も発売される予定だ。

1. “Vibras” – J Balvin & Carla Morrison [prod. by Tainy & Sky]

2. “Mi Gente” – J Balvin & Willy William [prod. by Willy William / co-written by Mohombi]

3. “Ambiente” [prod. by Tainy & Sky]

4. “Cuando Tú Quieras” [prod. by Tainy & Sky]

5. “No Es Justo” – J Balvin & Zion & Lennox [prod. by Tainy & Sky]

6. “Ahora” [prod. by Tainy & Sky]

7. “Brillo” – J Balvin & Rosalía [prod. by Tainy & Sky]

8. “En Mí (Interlude)” [prod. by Tainy & Sky]

9. “En Mí” [prod. by Tainy & Sky]

10. “Peligrosa” – J Balvin, Wisin & Yandel [prod. by Gaby Music & Chris Jeday]

11. “Noches Pasadas” [prod. by Tainy & Sky]

12. “Tu Verdad” [prod. by Tainy & Sky]

13. “Dónde Estarás” [prod. by Tainy & Sky]

14. “Machika” – J Balvin, Jeon & Anitta [prod. by Chuckie & Childsplay]