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エミネム、J・コール、グラスパーら参加 ロイス・ダ・ファイブ・ナインが2年ぶり新作を発表

Royce da 5’9″ - Book Of Ryan

DJプレミアとのユニットでの活動で新たな支持を集めているベテラン・ラッパー、ロイス・ダ・ファイブ・ナイン(Royce da 5’9″)が、ソロ名義としては2年ぶりとなる新作『Book Of Ryan』を4日に発表した。

デトロイト出身のロイス・ダ・ファイブ・ナインは、バッド・ミーツ・イーヴィル(Bad Meets Evil)というデュオを結成するなどその初期からエミネム(Eminem)とコラボレーションしてきたラッパー。叩き上げの実力派4名が揃ったラップ・グループ=スローターハウス(Slaughterhouse)の一員でもあり、エミネムのレーベル Shady Recordsから発表された2012年作『welcome to: OUR HOUSE』は全米アルバム・チャート初登場2位、R&B/ヒップホップ・アルバム・チャート1位に輝いた。

2014年からはヒップホップ界のカリスマ・プロデューサー、DJプレミア(DJ Premier)と共にプライム(PRhyme)というユニットを結成。2014年12月にデビュー・アルバム『PRhyme』、その1年後にこのデラックス・エディションを発表して高い評価を集め、好評を受けて今年にもプライムを再始動。この3月にプライムの新作『PRhyme 2』を発表したばかりだ。

プライムなどのサイド・プロジェクトの合間を縫って、2016年4月には自身のソロ作としておよそ5年ぶりとなった『Layers』を発表していたロイスは、この『Layers』発表直前には、すでに『Layers』に続くソロ・アルバムとして『Book Of Ryan』をアナウンスしており、本名のファーストネームであるライアンを冠しているとおり、今までになくパーソナルな作品になっていると予告していたが、それから2年、いく度もの延期の末、ついにソロ新作『Book Of Ryan』が発表された。

自主レーベル Heaven Studiosを立ち上げ、インディ大手のeOne Musicと提携して5月8日にリリースされた『Book Of Ryan』は、全20曲を収録。Complexのインタビューで、「『Book Of Ryan』は俺の最高傑作。このアルバムに俺の全てを注ぎこんだ……精神的にも、頭脳的にも、肉体的にも、経済的にも。ようやくこの作品を世界に届けられて嬉しい」と力を込めているとおり、盟友エミネムを筆頭に数多くの人気アーティストたちもゲストに名を連ねた力作に仕上がっている。

ゲスト・アーティストには、エミネムや、最新作『KOD』が大ヒット中のJ・コール(J. Cole)、そしてプッシャー・T (Pusha T)、ジェイダキス(Jadakiss)、ファボラス(Fabolous)といったラッパーたちから、以前はアサシン(Assassin)と名乗っていた人気レゲエ・ディージェイのエージェント・サスコ(Agent Sasco)、またジャズを中心にR&B~ヒップホップでも活躍する売れっ子ピアニスト/プロデューサーのロバート・グラスパー(Robert Glasper)、R&Bシンガーのマーシャ・アンブロージアス(Marsha Ambrosius)などが参加。他にも、スラム・ヴィレッジやブラック・ミルク作品などデトロイト勢とのコラボレーションも多いメラニー・ラザフォード(Melanie Rutherford)、デトロイトの若手アシュリー・ソレル(Ashley Sorrell)らも声を交えている。

制作陣も、D12のオリジナル・メンバーとしても知られるミスター・ポーター(Mr. Porter)ことデナウン・ポーター(Denaun Porter)、そしてカニエ・ウェスト“Power”やビヨンセ“Best Thing I Never Had”などを手がけたことで知られるS1ことシンボリック・ワン(Symbolyc One)が前作『Layers』に引き続いて登板し、ロイスと共にアルバムのエグゼクティヴ・プロデュースも担当。他にDJカリル(DJ Khalil)、キー・ウェイン(Key Wane)、イルマインド(!llmind)、ボーイ・ワンダ(Boi-1da)、クール&ドレー(Cool & Dre)と強力な布陣を据えている。

加えてデジタル配信版では、エミネムが参加した“Caterpillar”の別バージョンとして、今年のグラミー賞でソング・オブ・ザ・イヤー候補になった“1-800-273-8255”の大ヒットで知られるロジック(Logic)がエミネムの代わりに参加した“Caterpillar (Remix)”がボーナストラックとして追加され、全21曲となる。

さらにロイスは、他にもコラボレーションをしていたようで、スクールボーイ・Q(ScHoolboy Q)が参加した“Coat Throat”という曲もレコーディングされていたものの、サンプリングの使用許諾を待つ間に収録が間に合わなくなったとか。いい形でこの曲も発表したいと、ロイスはこの未発表曲について言及している。

なお、ロイス・ダ・ファイブ・ナインを含めた4人組スローターハウスは、ジャスト・ブレイズ監修となる『Glass House』なる新作を以前から制作中としていたものの、2014年、2015年の発売が予定されていながら未発表に終わっており、昨年、メンバーのジョー・バドゥン(Joe Budden)が「リリースされることはない」とお蔵入りを宣言。そして今年4月には、メンバーのひとりであるクルキッド・アイ(Crooked I)改めキング・クルキッド(Kxng Crooked)がスローターハウスからの離脱を表明し、これにともなって先々週、ロイスは「(スローターハウスは)終了」と解散を宣言している。

1. Intro
2. Woke
3. My Parallel (Skit)
4. Caterpillar (feat. Eminem, King Green)
5. God Speed (feat. Ashley Sorrell)
6. Dumb (feat. Boogie)
7. Who Are You (Skit)
8. Cocaine
9. Life Is Fair
10. Boblo Boat (feat. J. Cole)
11. Legendary
12. Summer On Lock (feat. Pusha T, Jadakiss, Fabolous, Agent Sasco)
13. Amazing (feat. Melanie Rutherford)
14. Outside (feat. Marsha Ambrosius, Robert Glasper)
15. Power
16. Protecting Ryan (Skit)
17. Strong Friend
18. Anything/Everything
19. Stay Woke (feat. Ashley Sorrell)
20. First Of The Month (feat. T-Pain & Chavis Chandler)
21. Caterpillar (Remix) [feat. Logic, King Green] [Bonus Track]