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ドレイク、2010年代の全米チャート1位獲得週数の累計でブルーノ・マーズを破る

Drake

2月3日付チャート以来、全米シングル総合チャートの首位の座を12週に渡って独占し続けているカナダのスター・ラッパー、ドレイク(Drake)が、さらにこの記録を伸ばし、1位を獲得した週数の累計でブルーノ・マーズ(Bruno Mars)超えを果たした。

今年1月19日に発表された2曲入りのシングル/EP『Scary Hours』に収録されている“God’s Plan”が、2月3日付の全米シングル・チャートで初登場1位になって以降、11週連続1位という大ヒットを記録し、自己最長ナンバーワン・ヒットとなったほか、初登場から10週以上連続で1位を達成した楽曲として、パフ・ダディ&ザ・ファミリーの“I’ll Be Missing You”(11週)と並ぶ歴代3位タイとなったドレイク。先週発表された4月21日付チャートでは、この“God’s Plan”を2位に抑え、ドレイクが4月6日に発表したばかりの最新シングル“Nice For What”が初登場1位に。初登場1位になった自身の曲(“God’s Plan”)の首位交代を自身の別の曲(“Nice For What”)で達成した史上初の例となった。

そして今週発表された最新の4月28日付チャートで、ドレイクの“Nice For What”が引き続き1位をキープ。“Nice For What”はこれで2週連続1位となった。“Nice For What”は先週の初登場時、オンデマンド型音声ストリーミング・サービスでのアメリカにおける週間再生回数がおよそ4580万回(ミュージック・ビデオなどの映像も合わせた合計ではおよそ6040万回)を記録し、“God’s Plan”の初登場時(およそ6800万回/週)に次いで、1週目の再生回数で歴代2位の記録を打ち立てるなどストリーミングでの勢いがやはり強いが、2週目もストリーミング再生回数はわずか2%減に留まり、ストリーミング・チャートでも2週連続の1位に。一方でラジオ・エアプレイは今週33%増と拡大しており、人気のほどがうかがえる。

Nice For What”の2週連続1位により、ドレイクは“God’s Plan”の初登場1位から13週連続で全米シングル・チャート首位の座を独占し続けている。またドレイクは、2016年に通算10週の1位となった“One Dance”、そしてゲストとして参加したリアーナ(Rihanna)の“Work”が同様に2016年に通算9週の1位、また同じくゲスト参加したリアーナの曲で、ドレイクにとってキャリア初のナンバーワン・ヒットとなった“What’s My Name?”が2010年に1位となっており、これで1位を獲得したのは合計で33週に。これにより、ドレイクはブルーノ・マーズの累計32週を上回り、男性ソロ・アーティストとして2010年代でもっとも1位獲得週数の多いアーティストとなった。ブルーノ・マーズはこれまで、2010年のデビュー曲“Just The Way You Are”(4週)を始め、“Grenade”(4週)、“Locked Out Of Heaven”(6週)、“When I Was Your Man”(1週)、“That’s What I Like”(1週)に加え、ゲスト参加したB.o.Bの“Nothin’ On You”(2週)、そしてマーク・ロンソンとの“Uptown Funk”(14週)のナンバーワン・ヒットを放っている。

ドレイクの累計33週は、男性ソロ・アーティストとしてはアッシャー(47週)、マイケル・ジャクソン(37週)、エルトン・ジョン(34週)に次ぐもので、男性ソロ・アーティストの歴代の記録として単独4位に。アーティスト総合では、ジャネット・ジャクソン、ケイティ・ペリーと並んで歴代9位となった。単独で歴代8位なのは累計34週のエルトン・ジョンであり、今の勢いならこの記録を破る可能性も高そうだ。また、2010年代におけるアーティスト総合では2位に。なお、2010年代でもっとも1位獲得週数が多いのは累計41週のリアーナ。2005年にデビューしたリアーナは、2000年代から数えると累計で60週の1位を獲得しており、マライア・キャリー(累計79週)に次いで歴代総合2位となる。

今週の全米シングル・チャートのトップ10はほぼ動きがない中、ドレイクと同じYoung Money/Cash Money所属のニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)による“Chun-Li”がトップ10に初登場。35歳の人気女性ラッパー、ニッキー・ミナージュは、4月12日に“Chun-Li”と“Barbie Tingz”の2曲を同時リリースし、先週の4月21日付チャートの集計対象期間(4月6日~12日の7日間)に1日だけ入っていたことから、それぞれ先週92位と83位でランクインしていたが、今週の4月28日付チャートで初めて7日間フルでカウントされたことにより、“Chun-Li”が前週92位から今週10位へと一気にジャンプアップした。また“Barbie Tingz”のほうは、前週83位から今週25位へと上昇している。

ニッキー・ミナージュはここ数年、ジェシー・Jやアリアナ・グランデらとの“Bang Bang”(最高3位)デヴィット・ゲッタの“Hey Mama”(最高8位)、アリアナ・グランデの“Side To Side”(最高4位)、ヨー・ガッティ&マイク・ウィル・メイド・イットの“Rake It Up”(最高8位)、ミーゴスやカーディ・Bらとの“MotorSport”(最高6位)と、ゲスト参加した楽曲やコラボレーション曲でトップ10ヒットを数々放ってきたが、ニッキー単独による楽曲でのトップ10ヒットは、2014年の9月6日付チャートに前週39位から2位まで急上昇した“Anaconda”以来、3年半以上ぶりとなる。

ちなみに“Chun-Li”とは、『ストリートファイター』シリーズの人気キャラクター、春麗のことで、ニッキーは以前にも、ゲスト参加したウィロウ・スミスの“Fireball”(2011年)においても「私はストリートのファイター、チャン・リー(チュンリー)と呼んで」とラップするなど、シリーズ初の性プレイアブル・キャラクターと自らを重ね合わせた表現をしていた。

なおニッキー・ミナージュは、5月19日にアメリカの人気番組『Saturday Night Live』で新曲を披露する予定のほか、ワールド・ツアーの開催を示唆するコメントもしており、『The Pinkprint』以来の新作リリースへの期待を高めている。

Hot 100 全米シングル・チャート トップ10
1.(→) Drake – Nice For What
2.(→) Drake – God’s Plan
3.(→) Bebe Rexha & Florida Georgia Line – Meant To Be
4.(→) Post Malone ft. Ty Dolla $ign – Psycho
5.(↑6) Zedd, Maren Morris & Grey – The Day
6.(↓5) BlocBoy JB ft. Drake – Look Alive
7.(→) Ed Sheeran with Beyonce - Perfect Duet
8.(↑9) Lil Dicky feat. Chris Brown – Freaky Friday
9.(↓8) Cardi B, Bad Bunny & J Balvin – I Like It
10.(↑92) Nicki Minaj – Chun-Li