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ドレイク、新曲が全米シングル・チャート初登場で首位になり1位と2位を独占 史上初の快挙も

Drake - Nice For What

カナダのスター・ラッパー、ドレイク(Drake)の勢いは止まるところを知らないようだ。先週まで11週連続で全米シングル・チャート1位を制した“God’s Plan”に代わって、新たに首位の座を手にしたのはそのドレイクの新曲“Nice For What”となった。

6月にニュー・アルバムをリリース予定と見られるドレイクは、今年1月19日に発表された2曲入りのシングル/EP『Scary Hours』に収録されている“God’s Plan”が、2月から世界を席巻。Apple Musicでは世界における単日の再生回数の新記録を樹立するなどストリーミング・サービスでの人気が牽引する形で、2月3日付の全米シングル・チャートで初登場1位になって以降、先週発表された4月14日付の全米シングル・チャートまで11週連続で1位をキープ。自己最長ナンバーワン・ヒットとなったほか、初登場から10週以上連続で1位を達成した楽曲として、パフ・ダディ&ザ・ファミリーの“I’ll Be Missing You”(11週)と並ぶ歴代3位タイとなっている。

このドレイクの“God’s Plan”の栄華を崩したのは、ドレイク自身だった。ローリン・ヒル(Lauryn Hill)の息子ジョシュア・マーリーが3月中旬にSnapchatでドレイクの新曲を先行お披露目していたことが話題になったが、それが、ドレイクが4月6日に発表したばかりの最新シングル“Nice For What”。曲の全編にわたって、ローリン・ヒルの1998年のヒット“Ex-Factor”の終盤部「Care for me, care for me…」の部分をサンプリングしている。また“Nice For What”は、ドレイクが所属するCash Money Recordsのボスであるバードマン(Birdman)のグループであるビッグ・タイマーズ(Big Tymers)の2000年ヒット“Get Your Roll On”のサビのフレーズを引用するなどニューオーリンズ産ヒップホップを意識した面もあり、ビヨンセが“Formation”のミュージック・ビデオの中などで声をサンプリングしたことでも有名なニューオーリンズ・バウンスの女王ビッグ・フリーダ(Big Freedia)、さらにニューオーリンズのベテラン・ラッパーであるフィフス・ワード・ウィービー(5th Ward Weebie)の声も使用されている。

この新曲“Nice For What”は、アメリカにおける音楽ストリーミング・サービスだけで、1週間でおよそ6040万回再生されるなど大ヒット。ストリーミング・チャートで初登場1位となったほか、デジタル・ソング・セールス・チャートでも初登場1位となるなどダウンロード・セールスも絶好(初週およそ8万8000DL)で、今週発表された4月21日付の全米シングル総合チャートで見事、初登場1位となった。これによってドレイクは、自身5曲目のナンバーワン・ヒットを獲得。

さらに、先週まで1位だった“God’s Plan”は2位へとダウンし、ドレイクは今週の1位と2位を独占。ドレイクは、1位と2位を同時制覇したアーティストとして史上18組目となった。また、初登場1位だった自身の楽曲による首位(“God’s Plan”)を、自身の楽曲によって初登場で奪還(“Nice For What”)したのは史上が初めて。。さらに今週は、ゲスト参加したブロックボーイ・JB (BlocBoy JB)の“Look Alive”(今週5位)と合わせて、トップ5にドレイクの楽曲が3曲並ぶ事態に。トップ5に3曲以上を同時に送りこんだのは、ビートルズ、50セント、ジャスティン・ビーバーに次いで史上4組目となる。

加えてドレイクは、イギリスでは“God’s Plan”が9週連続1位に留まり、ここ2週はトップ10外になっていたが、この新曲“Nice For What”が全英シングル・チャートでも初登場1位に。“God’s Plan”の初登場時同様、全米・全英シングル・チャートを同時制覇している。なおドレイクは、6月に新作『Scorpion』をリリース予定と発表しており、このニュー・アルバムのリリースまで勢いが続くか、注目される。

今週の全米シングル・チャート8位には、女性ラッパーとして史上初の記録をいくつも打ち立てた25歳の「ニューヨークの新たな女王」カーディ・B(Cardi B)の“I Like It”が初登場。これは、今週発表された4月21日付の全米アルバム・チャートで初登場1位となった彼女のデビュー・アルバム『Invasion Of Privacy』の収録曲であり、昨年、ビヨンセ参加バージョンも話題になった“Mi Gente”が大ヒットしたコロンビア出身レゲトン系シンガーのJ・バルヴィン(J Balvin)、そしてラテン・トラップ界の新星ラッパーであるバッド・バニー(Bad Bunny)と、ラテン界の人気アーティストを迎えたコラボレーション曲。ブラックアウト・オールスターズによるカバーが90年代にヒットしたことで知られるピート・ロドリゲスの“I Like It Like That (A Mi Me Gusta Asi)”をサンプリングしたものだ。

『Invasion Of Privacy』は発売から1週間で世界中で1億回以上がApple Musicでストリーミング再生され、女性アーティストの記録として歴代最多となったことが発表されているが、『Invasion Of Privacy』の中でもっともストリーミングで人気があったのがこの“I Like It”だった。“I Like It”の初登場8位により、カーディ・Bは早くも自身5曲目のトップ10ヒットを手にしている。また、J・バルヴィンにとっては、最高3位となった“Mi Gente (Remix)”に続いて自身2曲目、バッド・バニーにとっては自身初のトップ10ヒットとなっている。

また『Invasion Of Privacy』がヒットしているカーディ・Bは、ドレイクの“Nice For What”同様にローリン・ヒルの“Ex-Factor”の終盤部「Care for me, care for me…」の部分を、こちらは引用した“Be Careful”が先週16位の初登場から今週11位に、リード曲“Bartier Cardi”が先週51位から今週32位に上昇したほか、アルバムから9曲がトップ100内に初登場。ゲスト参加したブルーノ・マーズの“Finesse (Remix)”を含め、合計で13曲が同時にトップ100入りを果たしている。これにより、12曲同時チャートインのビヨンセの記録を抜き、女性アーティストでもっとも同時トップ100チャートイン数の多いアーティストとなった。

Hot 100 全米シングル・チャート トップ10
1.(-) Drake – Nice For What
2.(→) Drake – God’s Plan
3.(↓2) Bebe Rexha & Florida Georgia Line – Meant To Be
4.(↓3) Post Malone ft. Ty Dolla $ign – Psycho
5.(→) BlocBoy JB ft. Drake – Look Alive
6.(→) Zedd, Maren Morris & Grey – The Day
7.(↓6) Ed Sheeran with Beyonce - Perfect Duet
8.(-) Cardi B, Bad Bunny & J Balvin – I Like It
9.(→) Lil Dicky feat. Chris Brown – Freaky Friday
10.(↓8) Bruno Mars ft. Cardi B – Finesse (Remix)

11.(↑16) Cardi B – Be Careful
21.(-) Cardi B ft. Migos – Drip
23.(-) Cardi B ft. SZA – I Do
28.(-) Cardi B ft. Kehlani – Ring
32.(↑51) Cardi B ft. 21 Savage – Bartier Cardi
38.(-) Cardi B – Get Up 10
39.(-) Cardi B ft. Chance The Rapper – Best Life
43.(-) Cardi B – Bickenhead
50.(-) Cardi B – Thru Your Phone
57.(-) Cardi B & YG – She Bad
58.(-) Cardi B – Money Bag