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カーディ・B、デビュー作が全米アルバム・チャートで初登場1位 Apple Musicでは新記録も

Cardi B - Invasion of Privacy

昨年、デビュー・シングル“Bodak Yellow”が全米シングル・チャートで3週連続1位を記録するなどして女性ラッパーとして史上初の記録をいくつも打ち立てた25歳の「ニューヨークの新たな女王」カーディ・B(Cardi B)。4月6日についにデビュー・アルバム『Invasion Of Privacy』が発売されたが、大方の予想どおり全米アルバム・チャートで初登場1位となった。

昨年発表したメジャー・デビュー・シングル“Bodak Yellow”で、ローリン・ヒル以来およそ19年ぶりに、女性ラッパーによるゲスト無しの単独曲が全米トップの座に就くという快挙を達成、さらに3週連続で1位となり、ローリン・ヒルの記録を上回って女性ラッパーとして歴代最長のヒットとなったカーディ・B。その後も、「初めて全米シングル・チャート入りした楽曲(“Bodak Yellow”)から3曲連続でトップ10入り」した初の女性ラッパー、「初めて全米シングル・チャート入りした楽曲(“Bodak Yellow”)を起点にチャートインした最初の3曲がいずれも同時にトップ10入り」した初のラッパーとなり、今年1月には、米R&B/ヒップホップ・ソング・チャートに5曲が同時にトップ10入りを果たし、ビヨンセの記録を上回って女性アーティスト歴代最多となるなど、数々の新記録を打ち立てている。

そして時代の寵児となったこのカーディ・Bのデビュー・アルバム『Invasion Of Privacy』が、4月6日に発売。豪華アーティストの参加、また妊娠を初めて公にした人気TV番組『Saturday Night Live』の生出演を始め、様々なプロモーションを展開したこともあって、発売から4日ほどで、Twitterでカーディ・Bに言及する発言が260万ツイートにものぼると報じられるなど、話題の的に。さらに発売から1週間後の13日には、Apple Musicが、カーディ・Bが新たに打ち立てた記録を発表。『Invasion Of Privacy』は発売から1週間で世界中で1億回以上がApple Musicでストリーミング再生され、女性アーティストの記録として歴代最多となったと発表された。

このカーディ・Bのデビュー・アルバム『Invasion Of Privacy』は、今週発表された4月21日付の全米アルバム・チャートで、大方の予想どおり初登場1位に。同作は、初週におよそ10万3000枚のダウンロード・セールスを記録したのに加え、アルバム収録曲がストリーミング・サービスで再生された回数の1週間の合計がおよそ2億260万回を記録、これによりおよそ13万5000ユニットを稼ぎだし(収録曲の再生回数が1500回=1ユニット、アルバム1枚の売り上げ相当と換算)、単曲ダウンロード(収録曲10曲のダウンロード・セールスで1ユニット)によるポイントを足した総合ではおよそ25万5000ユニットとなった。カーディ・Bはこれで、ローリン・ヒル(Lauryn Hill)、フォクシー・ブラウン(Foxy Brown)、イヴ(Eve)、ニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)に続き、全米アルバム・チャート1位を獲得した史上5人目の女性ラッパーとなった。

アルバム収録曲がストリーミング・サービスで再生された回数の1週間の合計およそ2億260万回という数字は、ビヨンセ(Beyonce)『Lemonade』によるおよそ1億1520万回/週という記録を遥かに上回って、女性アーティストとして史上最多の週間ストリーミング数に。但し、ビヨンセ『Lemonade』はApple MusicやSpotifyといったプラットフォームでは提供されておらず、ストリーミングにおいてはTIDAL限定という中での記録となる。また、カーディ・B『Invasion Of Privacy』はデビュー・アルバムとしても、リル・ウージー・ヴァート(Lil Uzi Vert)『Luv Is Rage 2』を大きく上回り、デビュー・アルバムにおける史上最多の週間ストリーミング数となった。

さらにカーディ・B『Invasion Of Privacy』の週間ストリーミング再生回数は、これまでの歴代記録においても、発売1週目における史上5番目の週間ストリーミング数に。2018年発売作品においては、ミーゴス(Migos)『Culture II』の1週目およそ2億2560万回/週に次いで2018年発売作品において今年2番目のストリーミング再生回数となった。ミーゴス『Culture II』とは、ストリーミングでは僅差で負けたものの、実売セールスでは3倍近い差を付けたこともあり、総合ユニット(『Culture II』はおよそ19万9000ユニット)では5万ユニット以上の差を付けてミーゴスに勝利。カーディ・B『Invasion Of Privacy』の1週目およそ25万5000ユニットという数字は、ジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)の『Man Of The Woods』(1週目およそ29万3000ユニット)に次いで、今年2番目のデビュー記録となっている。

また、ストリーミングによるポイントが総合ユニットの7割以上を占めたミーゴス『Culture II』のように、近年のヒップホップ作品は、ストリーミングによる勢いが牽引する一方で実売セールスは寂しい状況だが、カーディ・B『Invasion Of Privacy』のおよそ10万3000枚の初動ダウンロード・セールスという記録は、エミネム『Revival』(初動およそ19万7000枚)以来、初めて10万枚超えとなるヒップホップ作品となる。しかも、カーディ・B『Invasion Of Privacy』の場合、デジタル配信のみとなっており、CDやレコードといったフィジカル形態での発売はされておらず、カーディ・Bの人気ぶりが窺えるところだ。