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来日も決定している22歳トム・ミッシュがデビュー・アルバムを発表 デ・ラ・ソウルら参加 [全曲フル試聴可]

Tom Misch - Geography

ジャズ、エレクトロニカ、ソウル、ヒップホップを融合させた洒脱なサウンドで話題を呼び、Spotifyでの月間再生数は200万回を超えるなど急速に注目を集めている22歳の若きロンドンの才能、トム・ミッシュ(Tom Misch)が、自身初のフル・アルバムとなる『Geography』を6日に発表した。

精神科医である父親がバイオリン奏者の顔を持つなど、家族がみな「アーティストかミュージシャン、あるいは俳優」という芸術一家に育ったトム・ミッシュは、幼い頃から父親にクラシックのコンサートやオペラに連れられて育ち、4歳でバイオリンを始め、姉の影響で9歳でギターを弾くようになったという。ギターに夢中になり、大学でジャズ・ギターを学ぶ一方で、15歳でJ・ディラの音楽に出会い、衝撃を覚えた彼は、DTMで自らビートを作り始めるようになり、Soundcloudを中心に楽曲を発表し始める。2013年、18歳の時に姉妹のローラ・ミッシュ(Laura Misch)のサックスをフィーチャーした“Follow”を発表したところ、これが人気キュレーション・メディア「Majestic Casual」にピックアップされたことにより、いきなり10万回再生を記録。これをきっかけに、Soulectionの人気企画「White Label」シリーズの第8弾に抜擢された。

また自身でも、ミックステープ『Beat Tape 1』、女性シンガー・ソングライターのカーモディ(Carmody)とのコラボレーションEP『Out To Sea』、ジョーダン・ラカイ(Jordan Rakei)やロイル・カーナー(Loyle Carner)、ザック・エイベル(Zak Abel)、カーモディらも参加した『Beat Tape 2』と発表していき、2016年にはケイトラナダ(KAYTRANADA)のロンドン公演をサポート。アンダーソン・パーク(Anderson .Paak)と交流を持つなど、その才能は世界中に知れ渡っていく。

そしてついに発表されたデビュー・アルバムが『Geography』だ。これまでのようなJ・ディラからの影響を受けたネオ・ソウル~ジャズ~ヒップホップの楽曲もあるが、ここ最近は、大ファンだと公言しているケイトラナダや、ポーモ(Pomo)らが作る「とてもファンキーで、ディスコからインスパイアされたハウス・ミュージック」にハマっていると米Billboard誌に明かしているとおり、本作ではディスコやブギーを感じさせるアップテンポなナンバーが目立つ。そのうちのひとつ、“Lost In Paris”には米新進ラッパーのゴールドリンク(GoldLink)がゲスト参加。彼の2015年作『And After That, We Didn’t Talk』で“New Black”をプロデュースをトム・ミッシュが手がけた縁がある。

また、過去にブルニエール&カルチエール曲をサンプリングした“Brazilian Love”なる曲を発表していた彼は、ブラジル音楽愛を感じさせるサンバ・テイストの“It Runs Through Me”を制作。ここには、90年代に「ニュースクール」と呼ばれた新たなトレンドの担い手として米ヒップホップ界をリードしたベテラン・ヒップホップ・グループのデ・ラ・ソウル(De La Soul)が参加しているが、当初はQティップ(Q-Tip)にオファーをしていたとか。NMEのインタビューでトム・ミッシュは、「元々はQティップにラップをしてもらいたくて、彼に“It Runs Through Me”のトラックを送り続けてたんだけど、『聴いたよ』と言っただけで(参加への)返事は結局なくて。それから結局、デ・ラ・ソウルとつながって、彼らにお願いしたんだ」と説明している。

アルバムには他に、ジャズからの影響を強く感じさせるサウスロンドンの新進シンガー、ポピー・アジュダ(Poppy Ajudha)、そして以前からトム・ミッシュとコラボレーションしているロイル・カーナーカーモディらが参加。2017年に発表したデビュー・アルバム『Yesterday’s Gone』が、イギリスとアイルランドでその年もっとも優れたアルバムに送られる音楽賞〈Mercury Prize〉の候補にもなった23歳ラッパーのロイル・カーナーとは、コラボ・ミックステープの計画もあるという。

デビュー・アルバム『Geography』を発表したトム・ミッシュは、8月には都市型音楽フェスティバル〈SUMMER SONIC〉への出演が決定8月18日(土)に関西、19日(日)に関東に出演する予定だ。本国イギリスだけでなく、ヨーロッパやアメリカでの公演もソールドアウト、今月は世界最大級の野外音楽フェスであるコーチェラへの出演も決まっており、今夏、日本での初パフォーマンスも大きな話題となりそうだ。またトム・ミッシュの来日に先んじて、『Geography』に参加しているロイル・カーナーも5月17日(木)に初来日公演を控えている。

なお『Geography』は、日本盤に彼のキャリアの転機となった“Follow”などボーナストラックを2曲追加。また、タワーレコードがプッシュする「タワレコメン」に選出されており、タワーレコードにて『Geography』の日本盤CDを購入すると、彼の評価を確立した2015年作『Beat Tape 2』のCDが先着でもらえる。『Beat Tape 2』のCD化は世界初とのことで、嬉しい特典となっている。

1. Before Paris
2. Lost In Paris (feat. GoldLink)
3. South Of The River
4. Movie
5. Tick Tock
6. It Runs Through Me (feat. De La Soul)
7. Isn’t She Lovely
8. Disco Yes (feat. Poppy Ajudha)
9. Man Like You
10. Water Baby (feat. Loyle Carner)
11. You’re On My Mind
12. Cos I Love You
13. We’ve Come So Far

[Japanese bonus tracks]
14. Follow – Tom Misch & Laura Misch (from ‘Reverie EP’)
15. Never Moved