bmr

bmr>NEWS>ジェイ・Z、母親のカミングアウトを振り返る 「嬉しくて泣いた」

NEWS

ジェイ・Z、母親のカミングアウトを振り返る 「嬉しくて泣いた」

Jay-Z announces Magna Carta Holy Grail

ヒップホップ界の帝王ジェイ・Z(JAY-Z)は、昨年発表した最新作『4:44』の中で自身の母親が同性愛者だったことを明かしたが、実際に母親からどのような形で告白されたのかを打ち明けた。

ジェイ・Zは昨年6月30日、およそ4年ぶりの新作となった『4:44』を発表(一般発売は7月7日)。妻ビヨンセが前年に発表した『Lemonade』で言及されたジェイ・Zの不貞について、『4:44』の中で謝罪・反省していることが大きな話題となったが、母グロリア・カーターが最後に登場する“Smile”での「カミングアウト」も反響を呼んだトピックのひとつ。

この“Smile”は、「ママは4人の子持ち、でも彼女はレズビアン」、「長いこと隠していなくちゃいけなかった」、「恋に落ちた相手が“彼”でも“彼女”でも、俺は気にしないよ」と、母が同性愛者であることをジェイ・Zが明かし、またグロリア本人が最後に、「あなたが愛している人を愛しなさい。人生には保障なんて何もないのだから。スマイル」と語るという内容。40代後半の息子を持つ女性の勇気ある告白、そしてそれを支えようとするジェイ・Zの姿勢には、多くの賛辞が送られており、この“Smile”は、今年4月に受賞式が開催される、GLAAD(中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟)による第29回GLAADメディア賞で特別賞が贈られることが決定している。

そしてジェイ・Zが、実際に母親からどのように告白されたのかを打ち明けた。これは、人気TV司会者デヴィッド・レターマンがNetflixで始めたトーク番組『デヴィッド・レターマン: 今日のゲストは大スター』の第4回にジェイ・Zが出演したもの。今年1月から始まった同番組は、第1回にバラク・オバマ元米大統領を迎えたことも話題となっている、インタビュー形式の番組。第4回のゲストとなったジェイ・Zは、番組の中で、母親からのカミングアウトについて振り返っている。

「母は子供たちを戸惑わせないように、子供たちを守るために、ずっと隠し通し続けてきたんだ」と話したジェイ・Zは、母親が同性愛者であることには以前から気づいていたものの、自分から訊ねることはなく、これまで母子の間でそうした話は一度も無かったという。しかし、ジェイ・Zが『4:44』を制作していた頃に、母親から「愛している人がいる」とパートナーの存在を初めてちゃんと打ち明けられたとのこと。その際、ジェイ・Zは「泣いちゃったよ。本当の話。泣いたのはすごく嬉しかったからなんだ、彼女がやっと自由になれたことが」と、心境を振り返った。

母グレイス・カーターは、“Smile”の最後のスピーチで「2つの生活を送ることは、幸せではあったけど、自由ではなかった。誰かが家族や愛する人を傷つけることを恐れ、隠れて生きている。世界は変わりつつあり、自由になる時は来たと言うけれど、それは、自分自身であることへの恐れを抱きながら生きることなのだ」と話しており、ジェイ・Zは母親がついに“自由”を手にしたことに感慨深い想いを抱いたようだ。ジェイ・Zは、この告白を受けた翌日に“Smile”を作った、と話している。

ジェイ・Zが出演する『デヴィッド・レターマン: 今日のゲストは大スター』の第4回は、4月6日(金)に配信予定となっており、まだ全編は公開されていないが、家族、音楽制作からトランプ大統領について、カニエ・ウェストとの関係についてなども話されるようだ。他にもジェイ・Zがエミネムやスヌープ・ドッグを讃えるシーンを含む予告編映像も先行公開されている。