bmr

bmr>NEWS>R&Bグループのネクストがオリジナル・メンバーで再始動 久々の新曲が米チャート入り

NEWS

R&Bグループのネクストがオリジナル・メンバーで再始動 久々の新曲が米チャート入り

Next

1998年に全米シングル・チャート総合1位に輝いた“Too Close”を始め、“Wifey”などのヒットを放った人気R&Bグループのネクスト(Next)が、オリジナル・メンバーで再始動。久々の新曲“Want It”を発表し、15年ぶりに米エアプレイ・チャート入りを果たしている。

ネクストは、RLことロバート・ラヴェル・ハガー(Robert Lavelle Huggar)を始め、T-ロウことテリー・ブラウン(Terry “T-Low” Brown)、トゥイートことラファエル・ブラウン(Raphael “Tweet” Brown)のブラウン兄弟によって90年代前半にミネアポリスで結成されたR&Bコーラス・グループ。ノーティ・バイ・ネイチャーのケイ・ジー(Kay Gee)のバックアップを得、ケイ・ジーがArista Records傘下に設立したDivine Millに所属し、1997年にデビュー・アルバム『Rated Next』を発表。すると、リード曲“Butta Love”が年末には全米シングル総合チャートで16位まで上昇するヒットとなり、さらにカーティス・ブロウ曲をサンプリングしたセカンド・シングル“Too Close”は翌年、全米チャート1位を獲得する大ヒットに。続く“I Still Love You”も最高14位のヒットとなるなど、一躍、人気グループの仲間入りを果たした。

2000年に発売された2作目『Welcome II Nextasy』からも“Wifey”が全米シングル総合チャート7位まで上昇し、“Too Close”に続いて米R&B/ヒップホップ・ソング・チャート1位を獲得するヒットになるなど好調だったが、2002年にはRLがソロ作『RL:Ements』を発表。同年末にはネクストの3作目『The Next Episode』するもあまりプロモーションがされないまま不振を記録し、所属レーベルを離れることになった。その後、レーベルを転々としたり、メンバー間の不和による脱退劇、T-ロウの声帯の不調などで活動休止状態に。2011年には一度再結成を果たし、新作『Music 101』を準備中としていたものの、再びメンバー間の衝突などにより空中分解。2014年には、ブラウン兄弟のデュオという形で“Leaving With Me”という新曲を発表し、EPをリリース予定としていた。

だが、2016年6月にR&Bミュージシャンの人気ドキュメンタリー・シリーズ『Unsung』でネクストが取り上げられたことをきっかけに、ふたたびオリジナル・メンバー3人で再集結。同年11月には、当時シャーリー・シーザー(Shirley Caesar)の“Hold My Mule”のライブ動画が「#UNameIt」というインターネット・ミームとして流行したことを受けて“U Name It”というリメイク曲を公開するなど動き出し、2017年がちょうどデビュー・アルバム『Rated Next』の発売20周年にあたるということもあって、『Next Rated』と題したニュー・アルバムを制作中だと明かしていた。

残念ながら、20周年の2017年中にはニュー・アルバムが発表されることはなかったが、引き続きオリジナル・メンバー3人で活動を続けていたネクストは、ついに3月23日、ニュー・シングル“Want It”を発表。手がけているのは、自身もR&Bシンガーとして活動している新鋭で、2016年にはRLが参加した“Superstar (Remix)”も発表していたブライアン・クック(Brian “B-Flat” Cook)。トラップ以降の現行サウンドを汲みつつ、彼ららしいセクシーな世界観のR&Bナンバーとなっている。

3人揃ってのネクストの新曲としては実に15年ぶりのリリースということもあってか、この“Want It”は発売に先駆けた先行オンエア分で、今週発表されたばかりの3月31日付の米アダルトR&Bエアプレイ・チャートで28位に初登場となった。ネクストが米Billboard誌のチャートに登場したのは、現時点で最後のアルバムとなる『The Next Episode』からの“Imagine That”がアダルトR&Bエアプレイ・チャートにランクインした2003年以来、実に15年ぶり。待たれる新作については未だ具体的な情報はないが、“Want It”の好調ぶりから今度こそ本格的なカムバックが期待できそうだ。