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スティーヴ・レイシーが全面プロデュース シカゴの新星レイヴン・レネーがEPを発表 [全曲フル試聴可]

Ravyn Lanae - Crush EP

先日の来日公演も大盛況だったジ・インターネット(The Internet)の最年少メンバーであり、先日のグラミー賞でラップ部門を総なめにしたケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)最新作『DAMN.』にプロデューサーとして参加するなど活躍しているスティーヴ・レイシー(Steve Lacy)が、シカゴの新星R&Bシンガー、レイヴン・レネー(Ravyn Lenae)の最新EP『Crush』を全面プロデュースしている。

レイヴン・レネーは、昨年夏にシカゴ芸術高校を卒業したばかりの19歳。先日の初来日公演がソールドアウトとなったノーネーム(Noname)の『Telefone』やスミーノ(Smino)の『blkswn』といった、様々なメディアの年間ベスト・ランキングに選出された傑作への参加で知られるシカゴの新進女性R&Bシンガーだ。『Telefone』や『blkswn』のプロデュースで知られるシカゴの若手プロデューサー、マンティ・ブッカー(Monte Booker)と知り合い、シカゴ芸術高校在学中の2015年8月、マンティ・ブッカーが大半を手がけたデビューEP『Moon Shoes』を無料で公開すると、これが好評を博し、2016年1月にはBBC Radio 1でアニー・マックによる注目すべき新人を取り上げたリスト「New Names」に選出された。

そして2016年にはAtlantic Recordsとのメジャー契約を獲得し、7月にボーナストラックを加えて『Moon Shoes』を商業リリース。さらにこの2016年に、絶賛されたノーネームのデビュー・プロジェクト『Telefone』を始め、サバ(Saba)の商業リリースとしては初のフル・アルバムとなる『Bucker List Project』、ミック・ジェンキンス(Mick Jenkins)のデビュー・アルバム『The Healing Component』などシカゴ新世代の注目作に次々と参加するなど活躍し、昨年3月にEP『Midnight Moonlight』をリリースした際には、米Rolling Stone誌による「この3月に注目すべきアーティスト10組」に選ばれている。チャンス・ザ・ラッパー(Chance the Rapper)との共演でも知られるシカゴのジャミーラ・ウッズ(Jamila Woods)も、先日来日した際にbmrに対して「注目すべき若手女性アーティスト」の筆頭にレイヴン・レネーの名前を挙げた

昨年8月から12月には、デビュー・アルバム『Ctrl』が米TIME誌による2017年の年間ベスト・アルバムで1位となるなど絶賛されたSZAが行った北米ツアーの前座を務めるなど活躍の幅を広げつつあるこのシカゴの19歳新星が、2月9日におよそ1年ぶりとなるEP『Crush』を発表。チャンス・ザ・ラッパーを筆頭に注目を集めるシカゴ新世代の新譜というだけでなく、全曲をスティーヴ・レイシーがプロデュースしたことでも話題だ。

ジ・インターネットの最年少メンバーとしても知られるスティーヴ・レイシーは、加入初のアルバムとなったジ・インターネットの『Ego Death』では7曲のプロデュースを担当したほか、ケンドリック・ラマーのグラミー受賞作『DAMN.』を始め、J・コール(J. Cole)の『4 Your Eyez Only』、ビッグ・ショーン(Big Sean)とジェネイ・アイコ(Jhene Aiko)のコラボレーション・プロジェクト『TWENTY88』などでプロデューサーとしても才気を発揮。自身も昨年2月にソロ・アーティストとしてのデビューEP『Steve Lacy’s Demo』を発表したばかりで、昨年11月に米TIME誌が発表した「世界でもっとも影響力のある10代」のひとりにも選ばれるなど、目覚ましい活躍を遂げている19歳だ。

そしてレイヴン・レネーの最新EP『Crush』は、スティーヴ・レイシーが初めて他のアーティストを全曲プロデュースした作品に。また全5曲のうち、2曲でスティーヴ自身がデュエット相手を務めており、レイヴン・レネーにとってもスティーヴ・レイシーにとっても新たなステージに立つプロジェクトとなったようだ。Twitterで彼女にDMを送ったことから始まったというこのコラボレーションについてスティーヴ・レイシーは、Okayplayerのインタビューの中で、「プロダクション面は全てやったよ。最高だったのは、彼女はまだとても若くて、決まったスタイルや声域に囚われていないこと」、「全て俺のプロデュース。全てを手がけるのはこれが初めてだ。この機会を貰った時に思ったのは、そう、これはファレルとケリス、ティンバランドとアリーヤみたいなことだってこと。絶対引き受けなきゃと思った」と振り返っている。また、Fuseのインタビューの中で、シンガーとしての顔を持つスティーヴとのコラボレーションについてレイヴン・レネーは、「これまで私は自分の歌詞や音楽性について頑なに保守的だったけど、彼を信頼することができたことで、これまでとは違う考え方で音楽にアプローチできた」と話している。

1. Sticky

2. Closer (Ode 2 U)

3. Computer Luv (feat. Steve Lacy)

4. The Night Song

5. 4 Leaf Clover (feat. Steve Lacy)