bmr

bmr>NEWS>「オプティミスティック」が再注目 サウンズ・オブ・ブラックネスが4月に来日公演を開催

NEWS

「オプティミスティック」が再注目 サウンズ・オブ・ブラックネスが4月に来日公演を開催

Sounds Of Blackness

ミネアポリスを拠点とし、40年以上に渡って活動してきたグラミー受賞ゴスペル・グループ、サウンズ・オブ・ブラックネス(Sounds Of Blackness)の来日公演が4月に開催されることが発表された。

1969年に原型となるグループが結成され、1971年からゲイリー・ハインズ(Gary Hines)のディレクションの下、サウンズ・オブ・ブラックネスを名乗って活動を始めた彼らは、特にジミー・ジャム&テリー・ルイス(Jimmy Jam & Terry Lewis)のプロデュースにより、R&Bに接近したコンテンポラリーなサウンドをまとって、R&Bチャートやダンス・チャートでもヒットを放ったことで知られるゴスペル・クワイア。1991年にジャム&ルイスのPerspective Recordsから発表されたデビュー・アルバム『The Evolution of Gospel』を発表、リード・シングルの“Optimistic”はR&B/ヒップホップ・チャートで最高3位を記録、ダンス・リミックスによりダンス・クラブ・チャートで17位まで上昇するなど、彼らを代表するヒット曲に。“The Pressure Pt. 1”、“Testify”も続けてヒットし、普段ゴスペルを聴かない層をも虜にした。さらに『The Evolution of Gospel』は1992年の第34回グラミー賞で最優秀ゴスペル・アルバム賞に輝いている。

以降も、主に90年代に“I Believe”、“Everything Is Gonna Be Alright”といったヒットを放つなど活躍したほか、その歌声は、プリンスの『Batman』やスティーヴィー・ワンダーの『Conversation Peace』、久保田利伸の『THE BADDEST』を始め、数多くの人気アーティストの作品に参加、共演してきた。今ではゴスペル・アーティストが、世俗音楽であるR&Bやヒップホップなどと変わらないサウンドを志向することは珍しくないが、そうしたコンテンポラリー・ゴスペルの先駆者と言える存在であり、ゴスペル史ならず、音楽史において重要な功績を果たしたレジェンド・グループだ。

アルバム・デビューからも四半世紀以上が経ち、リード・ボーカリストなども移り変わりながら現在も活動を続けているサウンズ・オブ・ブラックネスだが、昨年頃から1991年の代表的ヒット“Optimistic”が再び注目を集めている。きっかけは、2017年1月頃、ドナルド・トランプの米大統領就任を受けて、「希望を持とう」とこのサウンズ・オブ・ブラックネスの曲に合わせて踊る「Optimistic Challenge」がSNSで流行。特に、ゴスペルとの距離も近い24歳のグラミー受賞ラッパー、チャンス・ザ・ラッパー(Chance the Rapper)によるチャレンジで脚光を浴びた。

 

さらに今年には、グラミーとオスカーの両方を手にしたベテラン・ラッパーのコモン(Common)が、グラミー受賞プロデューサー/ジャズ・ピアニストのロバート・グラスパー(Robert Glasper)らと結成した新グループ=オーガスト・グリーン(August Greene)が、デビュー曲としてこの“Optimistic”をカバー。ブランディ(Brandy)をゲストに迎えてのこのカバーは、早くも好評を博している。

“Optimistic”に再び注目が集まる中、そのオリジナルを歌った伝説的グループであるサウンズ・オブ・ブラックネスの久々の来日公演が決定4月9日(月)にビルボードライブ大阪10日(火)と12日(木)にビルボードライブ東京で開催される。近年はカニエ・ウェスト(Kanye West)やチャンス・ザ・ラッパーを筆頭にヒップホップ・サイドからのゴスペルへのアプローチが増え、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)は映画『ドリーム』のサウンドトラックでゴスペルにも挑戦、また3月にはスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)が初のゴスペル・アルバムを発表するといった動きもある。改めてコンテンポラリー・ゴスペルの原点に触れる、いい機会ともなりそうだ。

〈サウンズ・オブ・ブラックネス来日公演〉
■ ビルボードライブ大阪公演
日時:2018年4月9日(月)1stステージ 開場17:30 開演18:30 / 2ndステージ開場 20:30 開演21:30
価格:サービスエリア 9,800円/カジュアルエリア 8,800円

■ ビルボードライブ東京公演
日時:2018年4月10日(火)、12日(木)1stステージ 開場17:30 開演19:00/2ndステージ開場20:45 開演21:30
価格:サービスエリア 10,800円/カジュアルエリア 9,800円