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ドレイク新曲が全米&全英チャートで初登場1位 SpotifyとApple Musicで新記録も

Drake - Scary Hours

昨年は『More Life』が全米アルバム・チャート3週連続1位となるなど大ヒットさせたカナダ出身のスター・ラッパー、ドレイク(Drake)が、先日発表した2曲の新曲をいずれも全米シングル・チャートのトップ10に初登場で送りこんだ。そのうち“God’s Plan”は、初登場で1位を獲得する記録的なヒットとなっている。

ストリーミング・サービスの人気拡大と共に勢いを増すヒップホップにおいて、Spotifyでの全配信楽曲の再生回数の総計が100億回を超えた初のアーティストとなるなどストリーミング人気が追い風となっているドレイクは、昨年発表した『More Life』が2017年のアメリカにおけるストリーミング・サービスで総再生回数1位のアルバムとなり、ストリーミング、アルバム・セールス、楽曲セールスを含めた総合指標での年間アーティスト・ランキングでは、2017年のアメリカで1位に。その勢いは止まるところを知らない。

そして1月19日に2曲入りのシングル/EP『Scary Hours』としてサプライズ・リリースされた“God’s Plan”と“Diplomatic Immunity”は、発表されたばかりの2月3日付け全米シングル・チャートで、2曲ともが初登場でトップ10入り。しかも“God’s Plan”は、全米チャート初登場1位になったばかりか、SpotifyとApple Musicという二大ストリーミング・サービスで新記録を樹立するという記録的な世界的ヒットとなっている。

音楽セールスなどの実態を調査し報告するニールセン・ミュージックによると、ドレイクの“God’s Plan”は、アメリカのストリーミング・サービスで1週間の間に合計でおよそ8240万回も再生されたという。特にサブスクリプション型オンデマンド・ストリーミング(音声のみ)ではそのうちおよそ6800万回が再生されており、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)の“HUMBLE.”が初登場1位となった際の新記録(およそ4440万回)を遥かに超え、新たな記録を打ち立てた。Spotifyでは、1月22日の単日でアメリカにおける総再生回数がおよそ430万回を記録し、テイラー・スウィフト(Taylor Swift)の“Look What You Made Me Do”で打ち立てた最多記録を抜き去ったと発表されている。また、ダウンロード・セールスもおよそ12万7000DLあり、ストリーミング・チャートとデジタル・ソング・チャートでも初登場1位に。圧倒的な勢いを見せた。

これまでゲスト参加したリアーナ(Rihanna)の“What’s My Name?”と“Work”、そして自身の“One Dance”で全米シングル・チャート1位を獲得したことがあるドレイクにとって“God’s Plan”は4曲目のナンバーワン・ヒットだが、1週目で首位に立ったのはこれが初めて。全英シングル・チャートでも初登場1位になっている。

加えて“God’s Plan”は、Apple Musicでは単日での世界総再生回数が1400万回以上となり、新記録を樹立。さらに週間では世界で6000万回以上が再生されたことが発表され、ポスト・マローン(Post Malone)の“rockstar”が昨年9月に1週目で打ち立てた最多記録(2500万回再生)を大きく更新したことが明らかになり、ドレイクの破格ぶりが改めて浮き彫りになった。『Scary Hours』のアートワークは、ラビット(Rabit)というヒューストンのアーティストの2015年のツアー・ポスターのレイアウト・デザイン、フォントを盗用しているとして騒ぎになっているが、トラブルですらドレイクのプロモーションとなっているかのような勢いだ。

“God’s Plan”と共に発表された“Diplomatic Immunity”は、全米シングル・チャートで初登場7位になった。ドレイクは昨年の『More Life』発表時に、収録曲全22曲が全米シングル・チャート入りを果たすという快挙を成し遂げていたが、この時、“Passionfruit”が初登場8位、“Portland”が初登場9位とトップ10に2曲を同時に送り込んでいた。ドレイクは、“God’s Plan”と“Diplomatic Immunity”の2曲をやはり同時に初登場でトップ10入りさせたことで、史上初めて、「全米シングル・チャートのトップ10に初登場で2曲を同時にチャートイン」を二度経験したアーティストともなっている。

ドレイクは年内に新作をリリース予定と噂されており、“God’s Plan”の世界的ヒットは大きな弾みとなりそうだ。また、米時間で1月28日には第60回グラミー賞が行われたため、来週のシングル/アルバム・チャートはグラミー賞の受賞結果や、授賞式でのライブ・パフォーマンスの反響が大きく影響してくると見られ、“God’s Plan”が2週目も1位をキープできるかも注目が集まるところ。

なお、ドレイクは今年のグラミー賞に全くノミネートされてなかったが、それはドレイク側が『More Life』をそもそもノミネート期限内に意図的に提出せず、今年のグラミー賞を“スルー”したためと報じられている。ドレイクは、昨年の第59回グラミー賞で最優秀ラップ・ソング賞などに輝いた“Hotline Bling”について授賞式直後に「俺は確かにラッパーではあるけれど、“Hotline Bling”はラップの曲じゃない」、「なぜ(全米シングル・チャートで10週1位になった)“One Dance”がノミネートすらされなかったのか、さっぱり分からないよ」などとグラミーの審査・選定基準に疑義を唱えていた。

Hot 100 全米シングル・チャート トップ10
1.(-) Drake – God’s Plan
2.(→) Ed Sheeran with Beyonce - Perfect Duet
3.(↓1) Camila Cabello ft. Young Thug – Havana
4.(↓3) Post Malone ft. 21 Savage – rockstar
5.(↓4) Bruno Mars ft. Cardi B – Finesse (Remix)
6.(↓5) Halsey – Bad At Love
7.(-) Drake – Diplomatic Immunity
8.(→) Dua Lipa – New Rules
9.(↓6) Imagine Dragons - Thunder
10.(↓7) G-Eazy ft. A$AP Rocky & Cardi B – No Limit