bmr

bmr>NEWS>エド・シーラン「シェイプ・オブ・ユー」作者も参加 クレイグ・デイヴィッドが新作を発売

NEWS

エド・シーラン「シェイプ・オブ・ユー」作者も参加 クレイグ・デイヴィッドが新作を発売

Craig David - The Time Is Now

2016年に発表した『Following My Intuition』でおよそ16年ぶりに全英チャート1位を獲得し、“復活”を印象づけたクレイグ・デイヴィッド(Craig David)が、ニュー・アルバム『The Time Is Now』を26日にリリースした。

全英チャート最高2位のヒットとなったアートフル・ドジャー(Artful Dodger)“Re-Rewind (The Crowd Say Bo Selecta)”への参加を経て、2000年に『Born To Do It』で衝撃的なデビューを果たしたクレイグ・デイヴィッドは、当時隆盛していたUKガラージ・サウンドの「2ステップ」に乗せた早口歌唱とR&Bのメロウネスを融合させ、“Fill Me In”、“7 Days”はイギリスだけでなく全米チャートでも大ヒットを記録し、グラミー賞の候補になるなど、一躍「2ステップの貴公子」として世界的なスターに。全世界で1300万枚以上セールスを誇る人気シンガーとなった。

一時期はセールスが低迷し、マイアミに活動の拠点を移していたクレイグ・デイヴィッドだったが、ふたたびロンドンに戻ってから本格的にカムバック。新進気鋭のプロデューサーや若手アーティストたちとコラボレーションして、およそ6年半ぶりのアルバム・リリースとなった2016年の『Following My Intuition』は、デビュー作『Born To Do It』以来およそ16年ぶりに全英チャート1位を獲得するなど大きな反響を呼んだ。

そしてこの勢いに乗って、早くもニュー・アルバム『The Time Is Now』が完成。アルバムからはすでに、JP・クーパーが参加した“Perfect Strangers”のヒットで知られるジョナス・ブルー(Jonas Blue)が手がけたトロピカル・ハウス系の“Heartline”を筆頭に、クレイグ・デイヴィッドのキャリア初期にギタリストを務めていた人物であり、2007年作『Trust Me』でがっつりとタッグを組んでいたこともあるヒットメイカーのフレイザー・T・スミス(Fraser T. Smith)による“I Know You”、オランダの新鋭ディスト―ション(Diztortion)がプロデュースした“For The Gram”、そしてすっかり人気プロデューサーとなったケイトラナダ(KAYTRANADA)が前作に引き続き登板し、ゴールドリンク(GoldLink)がゲスト参加した“Live In The Moment”の4曲が先行して公開されているが、ついに1月26日にアルバムの全貌が明らかになった。

前作でも複数曲で関わったトレ・ジャン・マリー(Tre Jean-Marie)や、ケイトラナダ、旧知のフレイザー・T・スミス、また前作にも収録された“Nothing Like This”でコラボレーションした英新進ダンス・デュオ=ブロンド(Blonde)のジェイコブ・マンソン(Jacob Manson)といった再タッグとなる面々も多いが、“Brand New”では、2017年最大のヒットとなったエド・シーラン(Ed Sheeran)の“Shape Of You”を手がけたスティーヴ・マック(Steve Mac)と組んでおり、“Shape Of You”を思わせるサウンドに挑戦している。

ゲスト・アーティストも、ゴールドリンクを始めとして初顔合わせが多く、また、新進女性R&Bシンガーのエラ・メイ(Ella Mai)、若手グライムMCのAJ・トレイシー(AJ Tracey)、新進シンガー・ソングライターのJP・クーパー(JP Cooper)、英ポップ・バンドのバスティル(Bastille)と、やはり英国勢が中心。リアーナ(Rihanna)のプロデュースでも知られる英ドラムンベース系デュオ=チェイス&ステイタス(Chase & Status)が昨年発表した『Tribe』に収録されたコラボレーション曲“Reload”も収録されている。

トレンドを咀嚼したダンス・サウンドや、往年のUKガラージを思わせる曲もあるが、根底にあるのはR&B。クレイグ・デイヴィッドは、デビュー作『Born To Do It』を意識して制作したという。英HMVのインタビューで彼は、「今回はR&B作品を作りたかった。『Born To Do It』を作っていた頃を思い出してね。初めてのアルバムというのは、一番最初の情熱が表現されていて、その一枚のアルバムの中に全てを包み入れるもの。そういうアルバムを作りたかったんだ。ストーリーテリングとシンプルなメロディ、そしてそれをプロデューサーたちと2018年~2019年に響くサウンドにしたんだ」とコメント。その例として、ケイトラナダが手がけた“Live In The Moment”について、「オールドスクールな雰囲気もありつつ、でもフレッシュ。フューチャーR&Bっていう感じの。実際、ゴールドリンクが参加してくれたことで、(オールドスクールなものとは)違ったものになったと思う」と説明している。

また、「今こそ、その時」というタイトルにしたクレイグ・デイヴィッドは、「2018年はR&Bが盛り上がる」とR&Bの復権について熱く語っており、「ちょっと前はブランディ&モニカがサンプリングされジニュワインがサンプリングされて。ハウスの曲だったけどね。でも最近は、TLCの“No Scrubs”の2018年バージョンだとか、レイの“Decline”、あれはフレイザーがプロデュースしたものだけど、アシャンティとジャ・ルールの“Always On Time”をサンプリングしている。“来てる”んだよ」と、90年代~00年代初期へのR&Bを参照する動きがあるとコメント。インディ・ソウル系サイトのYouKnowIGotSoulでもクレイグ・デイヴィッドは、ケラーニ(Kehlani)やカリード(Khalid)、アンダーソン・パーク(Anderson Paak)、ザ・ウィークエンド(The Weeknd)といった若手シンガーたちの名を例に挙げながら、「新しい波」がR&Bシーンに来ていると説明し、「2017年、2018年、2019年はR&Bの年になる」と予言。その上で、「前作で、自分の“波”を見つけることができたと思うんだ。そして2018年や2019年は、R&Bやメロディ、ストーリーテリングがまた受け入れられる年になるんじゃないかと思う。ここ数年のR&Bは、ボトルを開けて女の子と騒いで……みたいな曲ばかりで、それはそれでいいと思うけど、自分はこのアルバムで、ビートに乗せて物語を聞かせる音楽に回帰したかった」と語っている。

なお、日本盤は1月31日(水)発売で、“Heartline”、“I Know You”のアコースティック・バージョンに加えて、“Armor”という曲がボーナストラックとして収録される予定。

1. Magic [prod. by Tre Jean-Marie]
2. Heartline [prod. by Jonas Blue]
3. Brand New [prod. by Steve Mac]
4. Going On [prod. by 169 & Fraser T. Smith]
5. Love Me Like It’s Yesterday [prod. by Fraser T. Smith]
6. For The Gram [prod. by Diztortion]
7. Get Involved (feat. JP Cooper) [prod. by Tre Jean-Marie]
8. I Know You (feat. Bastille) [prod. by Fraser T. Smith]
9. Live In The Moment (feat. GoldLink) [prod. by Kaytranada]
10. Love Will Come Around [prod. by 169 & Fraser T. Smith]
11. Somebody Like Me (feat. AJ Tracey) [prod. by Jacob Manson (of Blonde)]
12. Focus [prod. by 169 & Fraser T. Smith]

[deluxe edition]
13. Reload (feat. Chase & Status) [prod. by Chase & Status]
14. Talk To Me [prod. by Tre Jean-Marie & Sillkey]
15. Talk To Me, Pt. II (feat. Ella Mai) [prod. by Tre Jean-Marie Nosaappollo]

[Japan bonus tracks]
16. Armor
17. Heartline (Acoustic)
18. I Know You (Acoutisc)