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グラミー5部門ノミネートのチャイルディッシュ・ガンビーノがメジャー・レーベルと契約

Childish Gambino

開催まで1週間を切った第60回グラミー賞で主要4部門中2部門を含む計5ノミネートを受けているチャイルディッシュ・ガンビーノ(Childish Gambino)が、メジャー・レーベルのRCA Recordsと契約したことが正式に発表された。

昨年のゴールデングローブ賞で、主演・脚本・製作総指揮・エグゼクティヴ・プロデュースを務めた米連続TVドラマ『Atlanta』がテレビドラマ部門の作品賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞、さらに自身もその演技で男優賞に輝いたドナルド・グローヴァーのアーティスト名義であるチャイルディッシュ・ガンビーノ。2016年12月に発表された3年ぶり新作『”Awaken, My Love!”』は、ファンカデリック(Funkadelic)の名作『Maggot Brain』を想起させるアートワークでも驚かせたが、音楽的にもPファンクを中心に70年代初頭のソウルやサイケデリック・ロックを現代的に昇華した内容で、発売直後にはクエストラヴ(Questlove)が絶賛。ジョージ・クリントン(George Clinton)も「誇らしい」と支持するなど話題を呼んだ。

また、ブーツィ・コリンズ(Bootsy Collins)の名曲“I’d Rather Be With You”を下敷きにしたようなリード曲“Redbone”は、映画『ゲットアウト』の予告編映像、およびオープニングでフィーチャーされたことも話題になったほか、昨年5月頃にインターネット・ミームとなってSNSでバイラル・ヒットを起こし、全米シングル・チャートをじわじわと上昇して最高12位となるロングヒットを記録。日本時間では1月29日(月)朝からの受賞式開催となる第60回グラミー賞では、『”Awaken, My Love!”』がアルバム・オブ・ザ・イヤーと最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム部門の候補に、“Redbone”がレコード・オブ・ザ・イヤー、最優秀R&Bソング部門、最優秀トラディショナルR&Bパフォーマンス部門の候補となり、計5ノミネートを受けている。

受賞式でのライブ・パフォーマンスも決定しているこの34歳が、RCA Recordsとの契約を獲得。プレスリリースによると、ドナルド・グローヴァーおよび彼のクリエイティヴ・エージェンシーであるWolf + Rothsteinが、RCAとパートナー契約を締結したとのこと。これまでインディ・レーベルのGlassnote Recordsで活動してきたチャイルディッシュ・ガンビーノだが、これによりクリス・ブラウン、ディアンジェロ、アッシャー、ジャスティン・ティンバーレイク、アリシア・キーズ、ブリトニー・スピアーズらのレーベルメイトとなる。

また、プレスリリースによれば、Wolf + Rothstein/RCAから新作をリリース予定とのこと。彼は昨年から、次のアルバムをもって音楽活動をストップする意思を示しており、チャイルディッシュ・ガンビーノとして最後のアルバムになると見られる。彼は昨年6月、コンサートの終わりに、「最後のガンビーノのアルバムの時に会おう」と発言。さらに翌7月にはHuffing Postのインタビューの中で、「“第三弾”より酷いものはないっていうか。映画の続編も第三弾となると、『また?』ってなるでしょ」、「カムバックするにはカムバックするだけの理由があるわけだし、何かやるからにはその理由があるんだよね」と、今の自分には音楽活動を続ける“必要性”がないとコメントしていた。

実際に彼は、本名のドナルド・グローヴァーとして映画やテレビで大活躍だ。最近では『スパイダーマン:ホームカミング』に出演していた彼は、日本では6月公開となる『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』でランド・カルリジアン役を演じるほか、ビヨンセの出演も話題となっている『ライオン・キング』の実写版リメイク映画(米で2019年公開予定)では主役シンバの声を担当。さらに、主演・脚本・製作総指揮・エグゼクティヴ・プロデュースを務める米TVドラマ『Atlanta』は好評によりこの3月から第2シーズンの放送が決定、加えて『デッドプール』のTVドラマ・シリーズ版(2018年放送予定)でも脚本・製作総指揮・エグゼクティヴ・プロデュースとして関わることが発表されている。