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「オー・ハッピー・デイ」を生んだエドウィン・ホーキンスが死去 現代ゴスペルの礎を築く

Edwin Hawkins

映画『天使にラブ・ソングを2』などでも歌われ、誰もが知るゴスペル・ソングと言える“Oh Happy Day”で知られるエドウィン・ホーキンス(Edwin Hawkins)が今週月曜に亡くなったことが発表された。74歳だった。

“Oh Happy Day”を始め、“Every Man Wants To Be Free”、“Wonderful!”などで4度グラミー賞に輝いたゴスペル・レジェンドが、この世を去った。公式の発表によると、エドウィン・ホーキンスは現地時間で15日朝、地元ベイエリアの自宅で亡くなったという。すい臓がんを患っていたとのこと。74歳だった。

ゴスペル界からは悼む声が数多く上がり、ドナルド・ローレンス(Donald Lawrence)は、「エドウィン・ホーキンスは、音楽史に名を残すヒーローなだけでなく、私にとってよき指導者であり、親しい友人でもありました」と述べたほか、リチャード・スモールウッド(Rihchard Smallwood)は、「彼のグループはリチャード・スモールウッドに多大な影響を与えました」、「エドウィンは、これまでのゴスペル・ミュージックの様相を一変させ、ゴスペルを新鮮な響きを持ったジャンルに変え、世界中に広めました」などとその功績を讃えた。

エドウィン・ホーキンスは、アンドレ・クラウチらと共に、現代のゴスペル・ミュージックの礎を築いたとされている。エドウィン・ホーキンス・シンガーズ(The Edwin Hawkins Singers)のリーダーだったエドウィン・ホーキンスは、18世紀からメロディや歌詞など変化しながら歌い継がれてきた聖歌を元に、新たなアレンジを加える形で“Oh Happy Day”を生み出し、1969年に全米チャートで最高4位になったほか、カナダ、アイルランドなどで大ヒットを記録した。

“Oh Happy Day”は、アレサ・フランクリンからエルヴィス・プレスリーに至るまで数多くのアーティストたちに歌い継がれたゴスペル・スタンダードとなったほか、『天使にラブ・ソングを2』などの映画を始め、TVコマーシャルなど様々なメディアで使われてきたこともあって、ゴスペルやエドウィン・ホーキンスを知らない者でも“Oh Happy Day”は聞いたことがある、というほどに普及した。2001年には、全米レコード協会などによってアメリカの学校において音楽的、文化的に語り継がれるべき楽曲を選定、発表された365曲の「世紀の歌」の中でも63位に選ばれるなど、音楽史において重要な楽曲である。