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ジョーイ・バッドアス、ポスト・マローンの大ヒット「ロックスター」の“ゴーストライター”だと明かす

Post Malone - Rockstar

今年10月から今月上旬にかけて8週連続で全米シングル・チャート1位を制したポスト・マローン(Post Malone)の“rockstar”。この「オリジナル・バージョン」とされる音源が流出し、話題となっている。

ポスト・マローンの“rockstar”は、今年9月に発表されると、Apple Musicでのリリース1週目の週間ストリーミング再生回数で過去最高となる2500万回/週という新記録を打ち立て、9月末に全米シングル・チャートで初登場2位に。10月半ば、10月28日付のシングル・チャートで4週目にしてトップの座に到達し、そのまま12月上旬まで8週連続で1位を独占。12月中旬にはエド・シーラン(Ed Sheeran)の“Perfect”に1位の座こそ奪われたものの、最新チャートまで2位をキープし続けている。

この2017年下半期を代表する大ヒット曲は、若手ラッパーのトゥエニーワン・サヴィジ(21 Savage)をゲストに迎えたものだが、先日、T-ペイン(T-Pain)とジョーイ・バッドアス(Joey Bada$$)のふたりをゲストに迎えた別バージョンの音源がインターネット上に登場。今月中旬には、レゲトン界からニッキー・ジャム(Nicky Jam)とオスーナ(Ozuna)が参加したラテン・リミックスが発表されていたことから、当初は新たなリミックスの音源がリークされたのだと見られたが、T-ペインがTwitterで「これがオリジナル」と発言。フォロワーからの質問に答える形でT-ペインは、「これがオリジナルなんだよ。最終的に外されたけどね。そして21が後から加えられたんだ。俺とジョーイのバージョンが最初」とコメントした。

さらに22歳の若手ラッパー、ジョーイ・バッドアスは、「これが事実」として、「俺は実際のところ、この曲をポスト(・マローン)と共作した共同ソングライターなんだ。それを知られることなく、俺は初めてのナンバーワン・ヒットを得る代わりに金を手にした。2018年はもっとゴーストライティングをやろうかな」と、この“rockstar”のゴーストライターであると語った。

今のところ、ポスト・マローンはこれらの発言について何もコメントしていないが、ポスト・マローンは以前に、“rockstar”の制作中にジョーイ・バッドアスがスタジオにいたことを認める発言をしている。ポスト・マローンは、“rockstar”がまだ1位を取る前の9月末、米Billboard誌のインタビューの中で、「“rockstar”はどのように生まれたのか?」と訊かれ、「ニューヨークにいたんだ。[Quad Studios]にね。そこにとある奴がやってきて。きっと隣でセッションしていたんだと思うんだけど、『俺のビートを聴いてもらっていい?』って言われて。それで『いいんじゃない』と答えたんだ。ほら、俺ってナイスガイだし、音楽が好きだから。それでそいつのビートを聴いたんだけど、“rockstar”のビートが素晴らしくて。彼の名前はタンク(・ガッド)。まだとても若いけど、すごく才能があるプロデューサーだ。そこにジョーイ・バッドアスもいてね」などと誕生秘話を明かしていた。

実際には、ASCAP(米国作曲家作詞家出版者協会)では“rockstar”のソングライティング・クレジットにジョーイ・バッドアスの名前も本名で登録済であり、ニューヨークの音楽出版会社 Reservoir Media Managmentは12月4日の時点で、“rockstar”のヒットについて「ジョーイ・バッドアスが共作している」と明記していたが、ジョーイ・バッドアスが関わっていることは広く知られていなかったため、本人のツイートが反響を呼んだ形だ。

なおポスト・マローンの“rockstar”は、その大ヒットの背景に、YouTubeに投稿された「ループ・ビデオ」による貢献も指摘されている。所属レーベルのRepublic Recordsがアップロードしたこのビデオは、「Post Malone – rockstar ft. 21 Savage (Official Audio)」というタイトルながら、サビの部分のみが延々と繰り返されるだけの音声のみの映像で、フル音源を聞くことができない。そのため、リンク先にあるApple MusicやSpotifyなどの別のサービスでの再生およびダウンロード購入を促すだけの映像となっている。しかしこの「ループ・ビデオ」、サビのみが繰り返される音源ながらフル音源とほぼ同じ3分37秒のビデオで構成されており、そのタイトルを含めて「フル音源が試聴できる」とユーザーに誤解させる紛らわしいもの。そのため、“rockstar”が1位を手にしたあたりから批判を強く受けていたが、ついに先日、このビデオがYouTube側によって削除されることに。YouTube側は、この削除理由について、同ビデオが「ユーザーの誤解を招」き、さらに「不適切なメタデータがYouTubeのポリシーに違反していた」と説明している。この「ループ・ビデオ」は発表から1ヶ月ほどで4000万回以上が再生されており、“rockstar”の大ヒットにある一定の効果をもたらしたと分析されている。