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マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」、発売から23年で初めて全米トップ10入り

Mariah Carey - Merry Christmas

日本だけで100万枚を突破、すっかりクリスマスの定番としておなじみのマライア・キャリー(Mariah Carey)の“All I Want For Christmas Is You”(邦題「恋人たちのクリスマス」)。発売から23年経ったこの名曲が、最新の全米シングル総合チャートで初めてトップ10入りを果たした。

マライア・キャリーの“All I Want For Christmas Is You”は、1994年に発表したクリスマス・アルバム『Merry Christmas』からのシングル曲で、特に日本ではTVドラマの主題歌にも使われたこともあって大ヒット。当時アメリカでもアダルト・コンテンポラリー・チャートでトップ10入りしたほか、イギリスやオーストラリアでは総合でトップ5入りするヒットとなるなど、マライアの代表曲のひとつだ。

これまでも、クリスマス・シーズンで度々チャートに再浮上してきたこの名曲は、先々週に発表された全米シングル総合チャートの12月16日付チャートで21位に再登場。ストリーミング・サービスでの再生回数を元にしたストリーミング・チャートでは16位に再登場、デジタル・セールス・チャートでは前週12月9日付で47位に再登場して12月16日付では19位へと上昇と、クリスマス・シーズンを前に再び脚光を浴びたこの曲は、先週発表された12月23日付チャートで総合11位に。ストリーミング・チャートでは7位、デジタル・セールス・チャートでは13位と上昇しており、特にストリーミング・サービスでの動きが順位を押し上げている。

マライア・キャリーの“All I Want For Christmas Is You”は、発売当時はアメリカではシングルカットされておらず、そのためシングル総合チャートである「Billboard Hot 100」の当時の規定から外れたためにチャートインはできなかった。しかし、2012年の12月に、人気司会者ジミー・ファロンのTV番組で人気ヒップホップ・バンド、ザ・ルーツ(The Roots)の面々と共に「学校の教室にあるもの」を楽器として使う企画コーナーに出演して歌った効果などから、当時29位に急浮上し、この2012年に初めてHot 100入りを果たしている。ストリーミングでの再生回数などがポイントとして反映された2015年の12月には、ストリーミングの牽引もあって11位まで上昇し、自己最高位を更新していた。

そして、今週発表された12月30日付チャートで“All I Want For Christmas Is You”がついにトップ10入り。2015年にも記録した自己最高位となる前週の11位から、今週9位へと上昇し、1994年の発売から23年経って初めてシングル総合チャートでトップ10入りを果たした。マライア・キャリーにとってはこれで28曲目、2009年の“Obsessed”(最高7位)以来のトップ10ヒットとなり、マライアはこれで、1990年代、2000年代、2010年代のすべてにおいてトップ10ヒットを放ったアーティストとなった。“All I Want For Christmas Is You”のランクアップは、ラジオ・エアプレイ数の上昇も大きいが、やはりストリーミングでの人気が牽引する形だ。

マライア・キャリーは、2015年に絵本『クリスマスにほしいもの』(“All I Want For Christmas Is You”)を発表し、ベストセラー・ヒットになったのを受けて今年これをアニメーション映画化、11月にこの名曲“All I Want For Christmas Is You”や新曲を収録したサウンドトラックを発表したタイミングでもある。2015年に“All I Want For Christmas Is You”が11位まで上昇した際は、集計日にクリスマスを含む2016年1月9日付チャートだったことを考えると、これからさらに伸びる可能性もありそうだ。

全米シングル総合チャートの1位は、先週に続いてエド・シーラン(Ed Sheeran)の“Perfect”が獲得。ビヨンセ(Beyonce)とのデュエット・バージョンとなる“Perfect Duet”の人気によるところが大きいが、先週金曜にはさらにアンドレア・ボチェッリと共演し、年末年始の雰囲気にも合いそうなオーケストラ・アレンジへと変えた“Perfect Symphony”をリリースしており、まだまだ人気は衰えなさそうだ。

カミラ・カベロ(Camila Cabello)の“Havana”が2位、ポスト・マローン(Post Malone)の“rockstar”が3位と、5位まではあまり動きがない中、前週15位から今週6位に、ミーゴス(Migos)、カーディ・B(Cardi B)、ニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)による“MotorSport”がジャンプアップ。今年1月に“Bad and Boujee”が全米チャート1位を獲得したアトランタの新進ヒップホップ・トリオ=ミーゴスにとっては2曲目のトップ10ヒットに。“Bodak Yellow”が全米チャートで3週連続1位になった若手女性ラッパーのカーディ・Bは、“Bodak Yellow”が今週ついにトップ10からダウンとなってしまったが、ゲスト参加したG・イージー(G-Eazy)の“No Limit”も前週7位、今週10位とヒット中。今年デビューしたばかりの新人ながら、デビュー・シングルである“Bodak Yellow”がトップ10入りした8月からわずか4ヵ月で早くも3曲目のトップ10ヒットを手にした

Hot 100 全米シングル・チャート トップ10
1.(→) Ed Sheeran with Beyonce - Perfect Duet
2.(→) Camila Cabello ft. Young Thug – Havana
3.(→) Post Malone ft. 21 Savage – rockstar
4.(→) Lil Pump – Gucci Gang
5.(→) Imagine Dragons - Thunder
6.(↑15) Migos, Nicki Minaj & Cardi B - MotorSport
7.(↓6) Sam Smith – Too Good At Goodbyes
8.(→) Halsey – Bad At Love
9.(↑11) Mariah Carey - All I Want For Christmas Is You
10.(↓7) G-Eazy ft. A$AP Rocky & Cardi B – No Limit