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メアリー・J.ブライジ、女優としてゴールデングローブ賞や全米映画俳優組合賞の候補に

Mudbound

これまで9度のグラミーに輝いた「R&Bの女王」メアリー・J.ブライジ(Mary J. Blige)が、Netflixオリジナル映画『マッドバウンド 哀しき友情』での演技で女優として注目を集めている。

ベテラン歌手のメアリー・J.ブライジはこれまで、『ロック・オブ・エイジズ』、『クリスマスの贈り物』(原題『Black Nativity』)などの映画に出演してきたが、その多くは歌手役、あるいは歌を求められるミュージカル作品だった。だが、2013年に米Lifetime放送で放送された『Betty & Coretta』でマルコム・Xの妻ベティ・シャバズ役で主演を務め、初めて女優として単独でアワードのノミネートを受けるなど話題に。

そして、今年11月18日よりNetflixで配信が始まった『マッドバウンド 哀しき友情』での演技が好評だ。1946年、第二次世界大戦後のミシシッピ・デルタの綿花農場を舞台に、人種差別の色濃い地域における農場主である白人一家と小作農の黒人一家のふたつの家族の関係を描く同作は、白人至上主義団体クー・クラックス・クランによる、思わず目を背けたくなるような黒人への暴行の様子も描かれるなど、人種差別を真正面から描いたシリアスなドラマ作品。映画レビューを集計した評価サイト、ロッテン・トマトで97%フレッシュとなるなど高く評価されており、アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーがNetflixなどのストリーミング配信会社によるオリジナル作品への対応を検討していると報じられていることから、オスカー候補になる可能性が高いとも言われている。

この『マッドバウンド 哀しき友情』でメアリー・J.ブライジは、厳しい状況を耐えながらも、家族を支える母親を好演。すでにハリウッド映画賞でブレイクスルー女優賞、米映画メディア IndieWireによる〈IndieWire Honors〉でレイクスルー・パフォーマンス賞を受賞しており、女優として初めて賞に輝いたが、さらに先日ノミネーションが発表された第75回ゴールデングローブ賞で最優秀助演賞(映画部門)の候補に。続けてノミネーションが発表された第24回全米映画俳優組合賞でも最優秀助演女優賞の候補となっており、グラミー受賞歌手が46歳にして女優としてブレイクしつつある。ゴールデングローブ賞と全米映画俳優組合賞は、『アイ、トーニャ』のアリソン・ジャニー、『レディ・バード』のローリー・メトカーフ、『ダウンサイズ』のホン・チャウらと受賞を競う。

また『マッドバウンド 哀しき友情』は第75回ゴールデングローブ賞では、ラファエル・サディーク(Raphael Saadiq)がプロデュースし、メアリー・J.ブライジが歌った主題歌“Mighty River”が最優秀オリジナル・ソング賞にノミネートされている。メアリーは、『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』の主題歌“The Living Proof”が、2012年1月に発表された第69回ゴールデングローブ賞の候補となっていたが、受賞は叶わなかった。オリジナル・ソング部門は今回、マライア・キャリー(Mariah Carey)の“The Star”、ニック・ジョナス(Nick Jonas)の“Home”などと競うことになる。

第75回ゴールデングローブ賞の受賞式は、現地時間で2018年1月7日(日)に開催される。また第24回全米映画俳優組合賞の受賞式は、現地時間で2018年1月21日(日)に開催される予定。