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アンダーソン・パーク、ケイトラナダ、グラスパー、ビラルら参加 タリブ・クウェリが新作を発売

Talib Kweli - Radio Silence

最近は、モス・デフ(Mos Def)改めヤシーン・ベイ(Yasiin Bey)との人気デュオ=ブラック・スター(Black Star)の再結成も話題の知性派コンシャス・ラッパー、タリブ・クウェリ(Talib Kweli)が、ソロ名義では2年以上ぶりとなる新作『Radio Silence』を17日に発売した。

2015年には無料ダウンロードという形で発表した自身のアルバム『Fuck The Money』や、シングルのB面曲やレア楽曲などを10曲集めたコンピレーション『Train Of Thought: Lost Lyrics, Rare Releases & Beautiful B-Sides Vol.1』、また名プロデューサー、ナインス・ワンダー(9th Wonder)とのコラボレーション・アルバム『Indie 500』を発表したタリブ・クウェリ。昨年は、絶賛されたアンダーソン・パーク(Anderson .Paak)の『Malibu』やア・トライブ・コールド・クエスト(A Tribe Called Quest)18年ぶりの新作といった話題作にも参加し、自身のレーベル Javotti Mediaのコンピレーション『Awful People Are Great At Parties』をリリース、さらに今年4月にはスタイルズ・P(Styles P)とのコラボレーションEP『The Seven』と、精力的に活動を続けている。

モス・デフ改めヤシーン・ベイとのブラック・スター再始動は何度も話が上がるものの、最終的にヤシーン不参加で終わった2015年の〈MTV presents SOUL CAMP 2015〉を始め、なかなか実現しなかったが、ヤシーンが年末年始に行ったコンサートにタリブ・クウェリがゲスト参加したのを皮切りに、今年10月のハロウィンには西海岸でブラック・スターとして3公演を開催した。

ブラック・スターの動向も気になる中、タリブ・クウェリが自身のソロ名義のアルバムとしては『Fuck The Money』以来となるニュー・アルバム『Radio Silence』を完成。11月17日に発売した。アフリカ系アメリカ人のためのニュース・メディア Rolling Outのインタビューでは、「とても音楽的なアルバム。フィーチャリング・ゲストも多くて、お祝いみたいな。音楽の祝賀会みたいなアルバムかな」と語っており、実際にリック・ロス(Rick Ross)、ジェイ・エレクトロニカ(Jay Electronica)、フリースタイル・フェローシップ(Freestyle Fellowship)のマイカ・ナイン(Myka 9)、ワカ・フロッカ・フレイム(Waka Flocka Flame)からアンダーソン・パークビラル(Bilal)、BJ・ザ・シカゴ・キッド(BJ the Chicago Kid)、ヤミー・ビンガム(Yummy Bingham)、さらには元ダーティ・プロジェクターズ(Dirty Projectors)のアンバー・コフマン(Amber Coffman)と多彩な顔ぶれが集まっている。

また制作陣には、アルケミスト(The Alchemist)、オー・ノー(Oh No)などから、ケイトラナダ(KAYTRANADA)やミスター・カーマック(Mr. Carmack)、そしてロバート・グラスパー(Robert Glasper)らが参加。他にも、タリブ・クウェリの2011年作『Gutter Rainbows』の最後を飾った“Self Savior”をプロデューサーとして手がけたのを始め、タリブ・クウェリとは度々共演しているジャズ~ヒップホップ・トランぺッターのモーリス・ブラウン(Maurice “Mobetta” Brown)も関わっており、タリブ・クウェリは本作について「今のところ俺はヒップホップの人として知られているし、俺はヒップホップを提供するばかりだったけど、今回はロバート・グラスパーやモーリス・ブラウンといったヒップホップとは違うミュージシャンを使って、新たな音楽の世界に飛び立つよう翼を広げてみたんだ」と語っている。

Radio Silence』というタイトルについては、「ラジオって、ヒップホップ文化において必須と言える役割を果たしてきたと思うんだ。LLクールJの“I Can’t Live Without My Radio”もそうだし、商業的で大きなヒップホップ専門局もあるしね。でも、ラジオはこの文化で起こっていることを示すことはない。ラジオしか聞いていない人は、特にこのデジタル・エイジにおいては、ヒップホップで今何が起こっているかを本当に分かることはできないだろう。そして今、俺のこれからのキャリアにはラジオは必要じゃないというくらい、十分な文化資本を確立をできたと感じている。仮にラジオが明日なくなったとしても、俺のファンは俺がどこにいるか分かる。ラジオで曲を流してもらうために取引をしなくても、音楽を作り、このカルチャーの一員でいることができるんだ」と、NPRのインタビューの中で話している。

1. The Magic Hour [prod. by The Alchemist]
2. Traveling Light (feat. Anderson .Paak) [prod. by KAYTRANADA]
3. All Of Us (feat. Jay Electronica & Yummy Bingham) [prod. by Samuel Truth]
4. She’s My Hero [prod. by Oh No]
5. Chips (feat. Waka Flocka) [prod. by J Rhodes]
6. Knocturnal [prod. by J.LBS]
7. Radio Silence (feat. Amber Coffman & Myka 9) [prod. by Mr. Carmack & Abjo]
8. The One I Love (feat. BJ the Chicago Kid) [prod. by Quincey Tones]
9. Heads Up Eyes Open (feat. Rick Ross & Yummy Bingham) [prod. by J Rhodes]
10. Let It Roll [prod. by Lord Quest]
11. Write At Home (feat. Datcha, Bilal & Robert Glasper) [prod. by Robert Glasper]