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フォーブス誌が「30歳以下の重要人物30組」を発表 音楽分野はヒップホップ~R&B勢が最大勢力に

Forbes 30 Under 30 Music

経済誌フォーブスによる恒例の「30 Under 30」(30歳以下の重要人物30組)が今年も発表され、音楽カテゴリーは3分の1以上がヒップホップ~R&B勢で占められた。今年の上半期のアメリカの音楽消費において、史上初めてジャンル占有率1位になるといったヒップホップ/R&Bの昨今の勢いが反映された形だ。

各業界に革新をもたらす30歳以下の若手を選出する「30 Under 30」。音楽分野で選出された30組のうち、今年“Bodak Yellow”が全米シングル・チャートで3週連続1位になった若手女性ラッパーのカーディ・B(Cardi B)や、同様に“Bad and Boujee”がナンバーワンを獲得したミーゴス(Migos)を筆頭に、トラヴィス・スコット(Travis Scott)、ヤング・サグ(Young Thug)、プレイボーイ・カーティ(Playboi Carti)、リル・ウージー・ヴァート(Lil Uzi Vert)、リゾ(Lizzo)、ヤング・M.A(Young M.A)と、ラッパー/ヒップホップ系アーティストは7組にも及んだ。

加えて、自殺防止を呼びかける“1-800-273-8255”が大ヒット中のラッパー、ロジック(Logic)のマネージャーであるクリス・ザルー(Chris Zarou)、『ワイルド・スピード・スカイミッション』主題歌“See You Again”のメガヒットでも知られるウィズ・カリファ(Wiz Khalifa)のマネージャーで、Taylor Gang Entertainmentの創設者でもあるウィル・ダゾンバック(Will Dzombak)や、リアーナ(Rihanna)やドレイク(Drake)らのプロデュースで知られる21歳の女性プロデューサー、ワンダガール(WondaGurl)、ミーゴスやリル・ウージー・ヴァートらの作品を手がけてきた女性音楽エンジニアのキーシャ・リー(Kesha Lee)、またビヨンセ(Beyonce)の振付師として“Single Ladies (Put A Ring On It)”を始め、スーパーボウルでのパフォーマンスや世界ツアーなどのコリオグラフィを手がけてきたことで有名なダンサーのジャクエル・ナイト(JaQuel Knight)など、アーティスト以外でもヒップホップ~R&Bに近しい人物が多い。“Bodak Yellow”で女性ラッパーとしての新記録を打ち立てたカーディ・Bを始め、リゾやヤング・M.A、またワンダガール、キーシャ・リーと、ヒップホップ関係の女性が5名選ばれた点も目を惹く。

またR&Bシンガーも、ゲスト参加したロジックの“1-800-273-8255”がヒット中のカリード(Khalid)、14歳でレコード契約を手にし、「若きプリンス」とも呼ばれた女性シンガーがその正体とされる覆面歌手のH.E.R.(ハー)、今年ようやく発表されたデビュー・アルバム『CTRL』が絶賛され、ゲスト参加したマルーン5(Maroon 5)の“What Lovers Do”もヒット中のSZA(シザ)と、3名が選ばれており、ヒップホップ~R&Bのアーティストだけで10組と全体の3分の1を占める。その他ヒップホップ~R&B関連の人物も含めれば、全体の半数を占める形となっている。

音楽セールスなどの実態を調査し報告するニールセン・ミュージックによる2017年上半期のアメリカの音楽消費動向では、ヒップホップ/R&B作品が全体の25.1%を占め、これまで1位だったロックを2位(今期は23%)に押し下げて史上初めてジャンル占有率1位となったことが発表されている。特に音楽ストリーミング・サービスと相性のよいヒップホップがこの結果に大きく影響したと見られており、こうした状況は今回の「30 Under 30」の顔ぶれにもしっかりと反映されたようだ。

なお、今回の「30 Under 30」音楽分野の選考は、エミネム(Eminem)とリアーナによる大ヒット“Love The Way You Lie”のソングライターで、エミネムの新曲“Walk On Water”も手がけたスカイラー・グレイ(Skylar Grey)、テクノロジーを活用した音楽事業のスタートアップ支援プログラム「Techstars Music」の業務執行取締役で、Twitterの音楽部門立ち上げにも関わったボブ・モクジドロウスキー(Bob Moczydlowsky)、そしてペンタトニックス(Pentatonix)のメンバーであるケヴィン・オルソラ(Kevin Olusola)の3名が、フォーブスのスタッフと共に行ったとのこと。

>> Forbes ’30 Under 30′ 2018