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再結成エクスケイプ、新曲レコーディングを始めていることを明かす しかしキャンディは不参加

Xscape

90年代に“Just Kickin’ It”、“Understanding”、“Who Can I Run To”、“The Arms Of The One Who Loves You”、“My Little Secret”といったトップ10ヒットを放ち、女性R&Bグループの代表的存在のひとつとなったエクスケイプ(Xscape)。今年2月にオリジナル・メンバー4人が揃った形で再結成を実現させた彼女たちが、すでに新曲のレコーディングに入っていることを明かした。

マライア・キャリー、アッシャーなどを手がける人気プロデューサーのジャーメイン・デュプリ(Jermaine Dupri)が、自身のレーベル So So Def Recordingsの第一弾アーティストとして送りだした4人組女性コーラス・グループのエクスケイプ。「ゲットー版アン・ヴォーグ」を目指したとされるエクスケイプは、個々のメンバーの歌の実力、ハーモニーと、ジャーメイン・デュプリのプロデュース力によって、1993年に発表されたデビュー・シングル“Just Kickin’ It”が全米シングル・チャート最高2位/米R&Bシングル・チャート1位を記録するなど成功を収め、その後もヒットを連発。実力派の人気グル―プとして支持されたが、1998年に発表した3作目『Traces Of My Lipstick』を最後に解散した。

その後は個々にソロ活動に転じたが、中でもキャンディ・バーラス(Kandi Burruss)は、TLCの“No Scrubs”やデスティニーズ・チャイルド(Destiny’s Child)の“Bills, Bills, Bills”といったナンバーワン・ヒットを手がけるなどソングライターとして活躍し、2000年には自身もソロ・デビュー。“Don’t Think I’m Not”がヒットを記録した。エクスケイプは、ソロで成功を収めたキャンディの代わりに新たなメンバーを加える形で2005年に一度再結成するも、“What’s Up”という曲を発表するに留まり、予定されていた新作『Unchained』は発売されないまま、実質的に再結成は終了。2013年には、So So Defの20周年記念コンサートにエクスケイプも出演したものの、ステージに姿を現したのはラトーシャ・スコット(LaTocha Scott)とタミカ・スコット(Tamika Scott)の姉妹のみだった。

オリジナル・メンバー4人での再結成は実現しないと見られていた中、今年2月末、キャンディ、タミカ、タイニー・コトル(Tameka “Tiny” Cottle)の3人がラジオ番組に出演し、突然リユニオンを発表。それも、オリジナル・メンバー4人が全員揃う形での再結成となり、今年1月にアメリカで放送されたニュー・エディション(New Edition)の伝記ドラマを観たキャンディがエクスケイプの再結成に前向きになったこと、また、キャンディがジャーメイン・デュプリらと“寝て”仕事を取っていたと公の場で発言して対立していたタミカが、キャンディに対して面と向かって謝罪したことで、再結成が実現したことが明かされた。

そして今年6月に開催された〈BET Awards〉で再結成して初めてステージに立ち、7月に開催されたブラック・ミュージック最大級の音楽フェスティバル〈Essence Festival〉に出演、9月には〈VH1 Hip Hop Honors〉や人気TV番組に出演するなど再始動したエクスケイプは、来週11月22日から来年1月にかけて北米ツアー〈The Great Xscape Tour〉を敢行。それに先駆けて11月5日には、彼女たちの再始動の舞台裏に迫るリアリティ番組『Xscape: Still Kickin’ It』が米Bravoで放送開始となるなど話題を振りまいている。

間もなく始まる再結成ツアーに向けて再びプロモーションに動いているエクスケイプだが、ファン待望の新曲についても動き出しているようだ。しかし、キャンディはこれに参加していないという。リアリティ番組を放送しているBravoのトーク番組に出演した4人は、「新曲を作る予定は?」と訊ねられると、「イエス」と答えたものの、キャンディが他の3人を指さしながら「ええ、彼女たちが音楽を作っているの」と返答。「それは4人のうち3人で、ということ?」と司会者が確認すると、キャンディは「そのとおり」と答えた。続けて司会者が「それはエクスケイプ名義で、ということ?」と質問すると、キャンディは戸惑いながら「私には分からない」と答えて不自然な間が空くも、タイニーが「私たちがエクスケイプ」と助け船を出し、タミカが「もうレコーディングは始めている」と続けた。また、「なぜ君は他の3人と一緒にレコーディングしないの?」と訊ねられたキャンディは、「私はブロードウェイの仕事が入ってたりするから」と説明している。

タミカ・スコットは今年5月、Essenceによるエクスケイプのインタビューの中で、「来年は、私たちの最初のシングル“Just Kickin’ It”がリリースされて25周年になる。だから私たちは(来年の放送に向けて)伝記ドラマに動いていて、その伝記ドラマの中で新曲を披露しようと考えているの。アルバムについてはまだ考えていないけど、いくつかの新曲は聴くことができると思う」と話していた。

新曲のレコーディングにキャンディが参加していないということで、再びメンバー間の不和が危惧されるところ。タミカは2007年、ラジオ番組の中でエクスケイプ解散の原因はキャンディにあるとし、ジャーメイン・デュプリ、およびジャーメインの父親で、エクスケイプが所属するColumbia Recordsのアーバン部門のトップだったマイケル・モールディンとキャンディが寝ていたと発言。これは、過去にキャンディがエクスケイプ解散の理由について、タミカの姉であるラトーシャがソロ活動を望んだことが原因だと語ったことへの反論としての発言だったが、この“枕営業”発言にキャンディが事実無根だと激怒。2010年には、ジャーメイン・デュプリとの関係については「友情の一線を越えたこともあった」と認めたものの、「それは解散とは関係ない。タミカもそのことを分かっていたはず」と述べ、2013年にも、So So Defの20周年記念コンサートに参加しなかった理由についてタミカとの確執を挙げ、「彼女は私に謝罪に来たけど、でも公の場では一度も謝っていない。事実ではないのに。真っ赤なウソよ」と憤りを露わにしていた。

その後、雪解けとなり、今年7月のデトロイト公演では、タミカがキャンディに向かって「あなたを傷つけてしまった。あなたが私を赦してくれたことを神に感謝しています」と公衆の面前でようやく謝罪の意を述べ、キャンディが涙する場面もあった。しかし、今回のトーク番組では、確執の雪解けについて司会者が「ジャーメイン・デュプリとの話は作り話だと謝罪したのか?」という聞き方をしたために、タミカは「ジャーメインについての作り話はしていないし」と恍けるなどし、キャンディが呆れる場面もあった。