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テラス・マーティン、ニーヨ、DJクイックら参加 プロブレムがデビュー・アルバムを発売 [全曲フル試聴可]

Problem - Selfish

DJクイック(DJ Quik)やテラス・マーティン(Terrace Martin)らとのコラボレーションで知られる若手ラッパー/プロデューサーのプロブレム(Problem)が、デビュー・アルバム『Selfish』を11月3日に発売した。

西ドイツ生まれ、カリフォルニア州コンプトン育ちのプロブレムは、2000年代後半からミックステープを発表するなどラッパーとしてのキャリアをスタートさせた。友人であったテラス・マーティンを介してスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)の2009年作『Malice N Wonderland』に収録された“Upside Down”にゲスト参加したほか、テラス・マーティンに並んで共同プロデューサーとして関わった。さらにテラス・マーティンが大半をプロデュースしたコラプト(Kurupt)の2010年作『Streetlights』への参加などテラス・マーティン周辺アーティストとして知られるようになったプロブレムは、西海岸のベテラン、E-40の“Function”を始め、ウィズ・カリファ(Wiz Khalifa)の『Cabin Fever 2』や『O.N.I.F.C.』、ワーレイ(Wale)の『The Gifted』、ザ・ゲーム(The Game)の『OKE: Operation Kill Everything』、チャイルディッシュ・ガンビーノ(Childish Gambino)の『Because The Internet』など活躍の幅を広げていくことに。

2013年には自身初の商業リリースとなるEP『Understand Me』を自身のDiamond Lane Music Groupからリリースし、バッド・ラック(Bad Lucc)との“Like Whaaat”が自身がリード・アクトとなる楽曲で初めて全米シングル・チャート入りを果たすなど好評を得たプロブレムだが、特に最近は勢いを見せており、昨年の4月には、西海岸のベテラン・プロデューサー/ラッパーであるDJクイックとのコラボレーションEPという「夢が叶った」作品となった『Rosecrans』を発表。1年後の今年4月には、元の6曲にさらにMCエイト(MC Eiht)参加曲など6曲の新曲を加えた“アップデート”を施して『Rosecrans』を再リリースした。また、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)のプロデュースで名を上げたテラス・マーティンによるプロジェクト=ポーリーシーズ(The Pollyseeds)が今年7月に発表した『Sounds Of Crenshaw Vol.1』にて、リード・シングルの“Intentions”に変名で参加。9月に行われたテラス・マーティンの来日公演にも登場し、会場を沸かせたばかりだ。

今年1月にはミックステープ『Chachiville』も発表していたプロブレムだが、キャリアをスタートさせてから10年以上経ち、ついに初のフル・アルバム『Selfish』が完成。11月3日に発売された。2ライヴ・クルー(2 Live Crew)のルーク(Luke)の影響を受けたというアッパーな煽りが印象的なファンク“Get On It”、ナインス・ワンダー(9th Wonder)のプロデュースによる“Top Off”といった楽曲が先行して発表されていたが、アルバムの制作陣には他にテラス・マーティンDJクイックを始め、ケンドリック・ラマー『DAMN.』やエイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)『At. Long. Last. A$AP』、ゴールドリンク(GoldLink)“Crew”のプロデュースなどで知られるテディ・ウォルトン(Teddy Walton)から、マイク&キーズ(Mike & Keys)、シージ・モンストラシティ(Seige Monstracity)といったプロデューサーたちが参加。

また、ゲスト・アーティストには、バッド・ラックニプシー・ハッスル(Nipsey Hussle)、アイアムスー(Iamsu!)といった馴染みのラッパーたちに加えて、ニーヨ(Ne-Yo)、そしてテラス・マーティンお気に入りのローズ・ゴールド(Rose Gold)といったシンガーも駆けつけている。XXL誌のインタビューでは、『Selfish』というタイトルについて、「人間として俺は変わっていってるし、同じことを繰り返すようなタイプの人間ではないから、ファンには俺の成長を理解してもらいたいし、そして俺がこれまでとは違うことをやったこと……音楽的にやりたいことをやったということも理解してほしい。だから(自分本位という意味のタイトルは)ダブルミーニングのような感じだ」と語っている。

なお、このXXL誌のインタビューでは、長年の友人であるテラス・マーティンがプロデューサーとして参加していることで知られるハービー・ハンコック(Herbie Hancock)のニュー・アルバムに、プロブレムも関わっていることが彼の口から明かされた。2年ほど前から制作が伝えられているハービー・ハンコックの新作は、テラス・マーティンだけでなく、鬼才フライング・ロータス(Flying Lotus)やそのフライング・ロータス作品などを支える天才ベーシスト/プロデューサー、サンダーキャット(Thundercat)らも関わっていることがすでに明らかになっているが、どのような作品になっているのか、興味深いところだ。

1. Mission Statement [prod. by Problem & JB Minor]
2. 354
3. Top Off (feat. Airplane James) [prod. by 9th Wonder]
4. Ghost Of Rosecrans (Remix)
5. Living Good (R.I.P. Jen) [feat. Nipsey Hussle & Iamsu!]
6. Man Enough (feat. Rose Gold)
7. Get On It (feat. Bad Lucc) [prod. by Problem & JB Minor]
8. Ain’t Like You (feat. Ne-Yo & Terrace Martin)
9. Selfish