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ドレイクもサンプリングした新星スノー・アレグラ、ノーI.D.やプリンスとの出会いについて語る

Snoh Aalegra

ドレイク(Drake)の『More Life』への参加でも注目を集めたペルシア系スウェーデン人女性シンガーのスノー・アレグラ(Snoh Aalegra)が、ジェイ・Z(JAY-Z)最新作『4:44』の全面プロデュースでも知られるノーI.D.(No I.D.)や、故プリンス(Prince)との出会いについて語っている。

そのブルージーでソウルフルな歌声からエイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)とも比較されるスノー・アレグラは、幼い頃から歌手を志し、14歳の若さでソニー・スウェーデンと契約したことのある新進女性シンガー・ソングライター。 ソニー・スウェーデンとの契約はうまくいかなかったものの、2010年にはシャーデー(Sade)の“Smooth Operator”のカバーなどを収録したデビュー・アルバム『First Sign』をシェリー(Sheri)名義で発売している。

しかしスウェーデンでの活動に限界を感じた彼女は、ロサンジェルスに移住。ベテラン・ヒップホップ・プロデューサーのノーI.D.に気に入られ、彼のレーベル ARTiumと契約した彼女はスノー・アレグラと名乗って心機一転、コモン(Common)の2014年作『Nobody’s Smiling』への参加を経て2014年にデビューEP『There Will Be Sunshine』を発表した。その後もRZAがプロデュースした“Emotional”を発表したり、ヴィンス・ステイプルズ(Vince Staples)のデビュー・アルバム『Summertime ’06』への参加を経て、2016年にはジョン・メイヤー(John Mayer)も参加したミニ・アルバム『Don’t Explain』をリリース。ここでコラボレーションしたボーイ・ワンダ(Boi-1da)を介し、ドレイクが今年3月に発表した大ヒット作『More Life』の最後を飾る“Do Not Disturb”に、彼女の楽曲“Time”がサンプリングされたことで注目を集めた。

そして今月20日、長らく待たれていた彼女のデビュー・アルバム『FEELS』が登場。ポーティスヘッド“Glory Box”やアレッシア・カーラの全米チャート最高5位のデビュー・ヒット“Here”でサンプリングされたアイザック・ヘイズ(Isaac Hayes)のクラシック“Ike’s Rap II”を使い、ヴィンス・ステイプルズがゲスト参加したリード・シングル“Nothing Burns Like The Cold”を始め、ドレイクがサンプリングした“Time”、モータウンを彷彿とさせる表題曲“FEELS”などが収録される。ゲスト・アーティストには、ヴィンス・ステイプルズや、“1-800-273-8255”が大ヒット中のロジック(Logic)、ヴィック・メンサ(Vic Mensa)、母国スウェーデンでは「ジェイ・Zやナズみたいな存在」だというティンブクトゥ(Timbuktu)などラッパーたちが参加。

制作陣は、ノーI.D.クリスチャン・リッチ(Christian Rich)、エイドリアン・ヤング(Adrian Younge)を始め、ケンドリック・ラマー作品への参加でも知られるブランドン・オーウェンズ(Brandon Owens)、J・ヴァー(J. Valle)といったLAのミュージシャンや、ティナーシェ『Nightride』のプロデュースや、R&Bユニット=サンダー(Sonder)としての活動でも知られるアトゥ(Atu)&Dパット(Dpat)のコンビ、またステップキッズ(The Stepkids)のメンバーで、ダニー・トランペット&ソーシャル・エクスペリメント(Donnie Trumpet & The Social Experiment)『SURF』で複数曲に関わったジェフ・ギッテルマン(Jeff “Gitty” Gitelman)など多彩な顔ぶれが集まっており、得意のレトロ・ソウル調から、ドリーミーなポップス、初期エリカ・バドゥ(Erykah Badu)をも思わせる90年代ヒップホップ・ソウルまで聞かせる。

 

そしてこのアルバム・デビューを記念して、米Billboard誌がスノー・アレグラにインタビュー。彼女の音楽活動における後見人であり、最近ではジェイ・Z最新作『4:44』の全面プロデュースも話題になったノーI.D.について、実は彼女のマネージャーも務める従姉妹がノーI.D.の妻なのだと明かした。「ノーI.D.は私の従姉妹と結婚したの。そしてその従姉妹が私のマネージャーでもあって、何年も前に彼女がノーI.D.に出会った頃に、私も彼とはすでに会っていたわけ」とコメント。そしてノーI.D.に自分の音楽を気に入られて以降は、「それから彼はずっと私のエグゼクティヴ・プロデューサーを務めてくれている。全てのプロジェクトを監督してくれているの」と語り、シカゴのベテラン・プロデューサーが後ろ盾についたことに感謝の念を述べた。

また、インタビューでは生前のプリンスとの交流についても言及。晩年は特に数多くの若手を支援してきたプリンスは、彼女のことも目にかけており、2016年1月に行われた[Paisley Park]のコンサートにも彼女を招待している。ARTiumを通してEpic Recordsとメジャー契約を結んでいたスノー・アレグラは、RZAが手がけた2015年の“Emotional”を最後にEpicを離れているのだが、メジャー・レーベルから離れた理由にはプリンスの影響があるのだという。「初めてプリンスから電話をもらって、私と会いたいって言ってもらったのはクレイジーだった。私が当時メジャー・レーベルを離れた大きな理由が彼の存在なの。そして彼は、独立した個人のアーティストになることに背中を押してくれた。それこそが私が現在インディペンデントで活動している大きな理由。彼は私にとっても最大のヒーローのひとりで、もちろん多くの人にとってアイコン的存在でもあるから、彼が私の成功を信じていると聞いた時は信じられなかった。まだ私がそんなに曲を出していない頃に、私は彼と出会えたの。あのことは一生忘れない。そして彼の信頼に応えて頑張らなくちゃいけないと思ってる」とプリンスとの思い出を振り返っている。

1. All I Have (Intro) [prod. by No I.D., Stelios Phili & Leven Kali]
2. Sometimes (feat. Logic) [prod. by Atu + Dpat]
3. Worse [prod. by Atu + Dpat]
4. You Got Me [prod. by The Arcade & Mike "Scribz" Riley]
5. Out Of Your Way [prod. by Brandon "Eugene" Owens & Mich Holden]
6. You Keep Me Waiting (feat. Vic Mensa) [prod. by No I.D. & Ryan Marrone]
7. Fool For You [prod. by J. Valle]
8. Time [prod. by Snoh Aalegra & Leven Kali]
9. Nothing Burns Like The Cold (feat. Vince Staples) [prod. by Christian Rich]
10. FEELS [prod. by No I.D.]
11. Like I Used Too (feat. Timbuktu) [prod. by Khirye Tyler & Dammo Farmer]
12. Walls [prod. by Jeff "Gitty" Gitelman & Atu + Dpat]
13. Recent Times [prod. by Adrian Younge]