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ボビー・Vが7年ぶりにメジャー復帰 来年初頭に新作をリリースへ

Bobby V

かつてはボビー・ヴァレンティーノ(Bobby Valentino)と名乗り、“Slow Down”などのヒットで知られるR&Bシンガー、ボビー・Vが、数百万ドルに及ぶというレコーディング契約を新たに結び、来年ニュー・アルバムを発売予定であることが発表された。

元々はミスタ(Mista)というボーイズ・グループの一員として1996年にデビューしたボビー・Vは、リュダクリス(Ludacris)に気に入られ、彼がDef Jam Recordings傘下に設立したDisturbing Tha Peaceとソロ契約を結び、2005年に『Bobby Valentino』でソロ・デビュー。ティム&ボブ(Tim & Bob)が手がけたこのデビュー・アルバムからは、“Slow Down”が全米シングル・チャート最高8位となるヒットを記録し、一躍、人気若手R&Bシンガーの仲間入りを果たした。2007年には2作目『Special Occasion』を発表し、順調に活躍していたものの、2008年にはDTP/Def Jamを離脱。自主レーベル Blu Kolla Dreamsを立ち上げ、クリエイティブ・コントロールを自ら握る体制へと移った。

ボビー・Vと名を改めた彼は、2009年にはEMIとディストリビューション契約を結ぶ形で『The Rebirth』、2011年にはCapitolとディストリビューション契約を結ぶ形で『Fly On The Wall』と、メジャー・レーベルのバックアップを受けながら順調にリリースを重ね、その後も大手インディ・レーベルのeOneと組んで2012年に『Dusk Till Dawn』を発表。今ではジャネット・ジャクソン、ジル・スコット、エリック・ベネイなど人気アーティストが自主レーベルを立ち上げて活動するのは珍しくないが、ボビー・Vはその先鞭をつける活躍を見せたR&Bシンガーと言える。

自主レーベルを中心とした活動とあって、2013年末には90年代のディアンジェロ(D’Angelo)などを思わせる生演奏中心のネオ・ソウル・サウンドを聞かせるEP『Peach Moon』を発表したり、昨年10月には米BET放送で主演TV映画を放送、その“サウンドトラック”という形で同名の新作『Hollywood Hearts』を発売するなど、自由な表現活動でファンを驚かせているが、ボビー・Vが久々にメジャー・レーベルと手を組むようだ。

これは、インディ・レーベルのSRG-ILS Groupが発表したもの。プレスリリースによれば、ボビー・Vは「数百万ドルのレコーディング契約」をSono Recordings Group/The SRG-ILS Groupと結び、彼の新作『Controversy』が2018年初頭にSRG-ILS Group/Universal Music Groupから発売になるという。SRG-ILS Groupは今年8月から、2005年の大ヒット“Slow Down”を始めボビー・Vの音楽をこれまで数々手がけた盟友ティム&ボブのティム・ケリー(Tim Kelley)がA&R部門長に就任しており、彼がボビー・Vを引っ張ってきたようだ。「SRG-ILSのA&R長として最初に契約したのがボビーというのは、とてもありがたい。私は何年も彼のキャリアにおける兄であり続けたし、我々は彼のデビュー・アルバムで大きな成功を収めた。しかしまだ、我々にはやり残したことがある。再タッグを組む時だ!」とティム・ケリーはコメントを寄せている。

また、ボビー・Vも、再びティム・ケリーと組む喜びを語っており、Facebookなどに投降した動画では、「みんなずっとファースト・アルバムのようなサウンドを求めていたから、ティム・ケリーとまた一緒にやることができて嬉しいよ。一緒に作ったアルバムは本当に素晴らしいんだ」などとファンに語りかけている。ボビー・Vは今年に入って、“U Down?”、“Bachelor”、“Curvin Ya Girl”、“IOU (I Owe U)”、“She’ll Do It”、“Best Friend”と新曲を立て続けにリリースしているが、これらが新作『Controversy』に収録されるかは不明。

ティム&ボブは、ボビー・Vの音楽をこれまで数々手がけたほか、トロピカル・ハウス調のリメイクでリバイバル・ヒットとなっているシスコ(Sisqo)の大ヒット“Thong Song”や、ボーイズIIメン(Boyz II Men)、モニカ(Monica)などを手がけてきたベテラン・プロデューサー・コンビ。ティム・ケリーは、今年8月にSRG-ILS Groupから発売されたブライアン・マックナイト(Brian McKnight)の最新作『Genesis』の全面プロデュースも担っていた。