bmr

bmr>NEWS>カーディ・B「ボーダック・イエロー」がついに全米トップ10入り 21サヴィジも目前

NEWS

カーディ・B「ボーダック・イエロー」がついに全米トップ10入り 21サヴィジも目前

Cardi B - Bodak Yellow

米ヒップホップ/カルチャー・メディアのMass Appealから「ニューヨークの新たな女王」とも称されたニューヨークの24歳新進女性ラッパー、カーディ・B(Cardi B)のメジャー・デビュー・シングル“Bodak Yellow”が、チャートイン6週目にしてついにトップ10入りを果たした。

Instagramなどを通じて過激な露出写真・動画や炎上発言などを投稿、数十万人にフォローされるなど一躍ネットセレブの仲間入りを果たし、人気リアリティ番組『Love & Hip Hop: New York』の2015年12月から放送が始まったシーズン6にレギュラー出演したことでさらに知名度を拡大させたカーディ・B。

17歳で豊胸や豊尻などの美容整形をしたことを明かすなど率直なキャラクターでも人気で、女優タラジ・P・ヘンソンが以前からのファンだと公言しているほか、リル・キム(Lil Kim)やレミー・マー(Remy Ma)、ソランジュ(Solange)など女性アーティストたちからも支持を得る彼女は、2015年末から本格的にラッパーとしてのキャリアをスタートさせ、多くのメジャー・レーベルが争奪戦に乗り出す中、今年に入ってAtlantic Recordsと契約。一部ではその契約金は数百万ドルに及ぶと報じられており、本人もAtlanticを選んだ理由を「適切な数字を提示してくれたから。他のオファーより大幅に多かった」と高額オファーだったことを明かしている。

鳴り物入りで発表されたメジャー・デビュー・シングルとなる“Bodak Yellow”は、カーディ・B自身の人気や話題性もあって、チャートインからわずか4週でトップ30入りを果たし、2010年以降、ゲストなしの単独曲でトップ30入りした女性ラッパーとしてニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)、ヤング・エムエー(Young M.A)に続いて3人目に。さらに先週は、前週の28位から14位へとさらにジャンプアップ。 ニッキー・ミナージュの“Anaconda”(最高2位)以来、女性ラッパーがおよそ3年ぶりにゲストなしの単独曲でトップ15入りという快挙を成し遂げた。

全米ナンバーワン・ヒット“Bad and Boujee”を放った新進ヒップホップ・トリオ=ミーゴス(Migos)のメンバーであるオフセット(Offset)との交際も注目されるカーディ・Bの勢いはしかし、衰えるばかりかさらに増しており、6週目となる今週にはついに8位まで上昇女性ラッパーがデビュー・シングルでトップ10入りしたのは、2014年4月末のイギー・アゼリア(Iggy Azalea)“Fancy”(最高位1位)以来、およそ3年以上ぶりとなった。米ラップ・チャートでは前週5位から今週2位となっている。

カーディ・Bの“Bodak Yellow”は、ストリーミング・チャートでは今週、同チャートで14週1位と圧倒的な強さを見せるルイス・フォンシ(Luis Fonsi)&ダディ・ヤンキー(Daddy Yankee)の“Despacito”に次ぐ2位まで上昇しており、ストリーミング・サービスでの強さが勢いを牽引しているようだ。またカーディ・Bは、さらなるチャートアップのため、このタイミングでスペイン語によるラテン・トラップ・リミックスを発表。ルイス・フォンシ&ダディ・ヤンキーの“Despacito”を筆頭にラテン系サウンドやスペイン語楽曲が盛り上がっているが、このリミックスでさらなる上昇となるか、注目されるところだ。

今週の全米シングル・チャートは、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)参加リミックスも人気を博すルイス・フォンシ&ダディ・ヤンキー“Despacito”が引き続き首位をキープ、これで14週目となる1位となる記録的な大ヒットとなっているほか、2位はDJキャレド(DJ Khaled)とリアーナ(Rihanna)、ブライソン・ティラー(Bryson Tiller)による“Wild Thoughts”、そして3位はフレンチ・モンタナ(French Montana)とスウェイ・リー(Swae Lee)の“Unforgettable”とトップ3は変わらず。トップ10の顔ぶれもほぼ変わりないが、トップ10に迫る勢いを見せているのは、アトランタの24歳若手ラッパー、21サヴィジ(21 Savage)のソロ・メジャー・デビュー・シングル“Bank Account”だ。

昨年、米ヒップホップ専門誌が期待の新人を選出する企画「XXL Freshman Class」に選ばれ、またドレイク(Drake)“Sneakin’”へのゲスト参加が話題を呼んだ21サヴィジは、ドレイクやフューチャー(Future)らのヒット・シングルを手がけるメトロ・ブーミン(Metro Boolmin)とのコラボレーションEP『Savage Mode』から“X”が全米トップ40、“No Heart”がトップ50入りするスマッシュ・ヒットを記録。そして今年7月にメジャー・デビュー・アルバム『Issa Album』を発表したばかりで、全米アルバム・チャート初登場2位となるなど好評を博している。

『Issa Album』からのファースト・シングルで、自らプロデュースを手がけた21サヴィジBank Account”は先週、チャートイン4週目で18位まで上昇し、自身初のトップ20ヒットとなったが、今週は12位へとさらにジャンプアップ。トップ10入り目前となっている。ストリーミング・チャートでも、カーディ・B“Bodak Yellow”に押しやられる形で先週2位から今週3位へとダウンはしているものの、再生回数自体は前週比10%アップと上昇していることから、まだまだ勢いがある。米ラップ・チャートでは、21サヴィジ“Bank Account”は前週6位から今週4位へと上昇。同チャートで自身初のトップ5入りを果たした。

なおルイス・フォンシ&ダディ・ヤンキー“Despacito”は今週、マーク・ロンソン(Mark Ronson)+ブルーノ・マーズ(Bruno Mars)“Uptown Funk”(2015年)や、マライア・キャリー(Mariah Carey)“We Belong Together”(2005年)、ボーイズIIメン(Boyz II Men)“I’ll Make Love To You”(1994年)、ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)“I Will Always Love You”(1992年)などと並ぶ、全米チャート史上において2番目の記録となる14週1位に到達。史上1位となるマライア・キャリー&ボーイズIIメン“One Sweet Day”(1995年)の16週1位まで届くかが注目されているが、これを、“Despacito (Remix)”に参加しているジャスティン・ビーバー自身が止めるのではないかと話題になっている。

ジャスティン・ビーバーは、自身のナンバーワン・ヒット“Sorry”などを手がけたブラッドポップ(BloodPop)とのコラボレーションとなる新曲“Friends”を米時間で17日木曜に発表。これが、現在敵なしの状態となっている“Despacito”をトップの座から引きずり降ろすのではないかと見られている。

Hot 100 全米シングル・チャート・トップ10
1.(→1) Luis Fonsi & Daddy Yankee ft. Justin Bieber – Despacito
2.(→2) DJ Khaled ft. Rihanna & Bryson Tiller – Wild Thoughts
3.(→3) French Montana ft. Swae Lee – Unforgettable
4.(↑5) Imagine Dragons - Believer
5.(↑7) Charlie Puth – Attention
6.(↑11) Shawn Mendes – There’s Nothing Holdin’ Me Back
7.(↓4) Bruno Mars – That’s What I Like
8.(↑14) Cardi B - Bodak Yellow
9.(→9) Ed Sheeran – Shape Of You
10.(↓6) DJ Khaled ft. Justin Bieber, Quavo, Chance the Rapper & Lil Wayne - I’m The One