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ヴァン・ハントがブルーノートに残した未発表作が9年越しに発売に [ほぼ全曲フル試聴可]

Van Hunt - Popular

プリンス(Prince)やスライ・ストーン(Sly Stone)からの影響を強く感じさせるグラミー授賞シンガー・ソングライター/プロデューサーのヴァン・ハント(Van Hunt)が2008年に発売予定だったものの未発表に終わっていた『Popular』が、9年半の時を経て正式に発売された。

ギターやサックスなど複数の楽器を演奏するマルチ・プレイヤーでもあるヴァン・ハントは、ディオンヌ・ファリス(Dionne Farris)の名曲“Hopeless”を始め、 レニー・クラヴィッツ(Lenny Kravitz)への楽曲提供やラサーン・パターソン(Rahsaan Patterson)らのプロデュースなどを手がけた後、2004年にCapitol Recordsから『Van Hunt』でデビュー。プリンスやスライ・ストーンからカーティス・メイフィールド(Curtis Mayfield)といった偉大なアーティストたちの遺伝子を引き継ぐ才能として高く評価され、リード・シングル“Dust”はグラミー賞最優秀アーバン/オルタナティブ・パフォーマンス部門にノミネートを受けた。さらにスライのトリビュート・アルバムでジョン・レジェンド(John Legend)らと共に“Family Affair”をカバーし、見事、2007年にグラミー最優秀R&Bパフォーマンス賞を獲得した。

しかし、2006年のセカンド・アルバム『On The Jungle Floor』発表後に所属していたCapitol Recordsの再編成を受け、Blue Note Recordsに移籍することになったものの、ジャズのイメージの強い同レーベルではやはり異端すぎたのか、2007年に『The Popular Machine』という4曲入りEPをデジタル・リリースするに留まり、当初2008年1月15日発売予定だった移籍作『Popular』は発売されることなく、レーベルの意向でそのままお蔵入り。以降はインディペンデントで活動を続けている。

LA Weekly紙にも「ファンクのグルーヴ、パンク・ギター、ソウル・ボーカルのクラクラするような融合」、「主流から離れた素晴らしい作品」と絶賛されたこの幻の作品が、なんとおよそ9年7ヶ月の時を経て復活。8月11日にBlue Noteからデジタル配信リリースされた。これはヴァン・ハントが2016年になってBlue Noteに再び発売について考えてくれないかとアプローチしたことがきっかけとなったもので、ロバート・グラスパー・エクスペリメント(Robert Glasper Experiment)やホセ・ジェイムズ(Jose James)など、近年はジャズの枠を超える魅力を持った作品を積極的にリリースしている同レーベルの社長ドン・ウォズ(Don Was)が、これを快諾したことにより実現。今回のリリースにあたってドン・ウォズは、「『Popular』は当時かなり時代を先取りしており、今でも新鮮にそのサウンドは響く」などとコメントを寄せている。

1. Turn My TV On

2. Prelude (The Dimples On Your Bottom)

3. Ur Personal Army

4. Popular: Count’s Coda

5. N The Southern Shade

6. There’s Never A G’Time 2 Say G’Bye

7. Feelings

8. SNM (Sex & Magic)

9. The Lowest 1 Of My Desires

10. Break Down Ur Door

11. Ur A Monster (Parts I & II)

12. Blood From A Heart Of Stone

13. Bits & Pieces

14. Finale (It All Ends in Tears)