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ヴィック・メンサがノーI.D.、ファレル、シド、ザ・ドリームら参加のデビュー・アルバムを発売

Vic Mensa - The Autobiography

カニエ・ウェスト(Kanye West)やチャンス・ザ・ラッパー(Chance the Rapper)、ゴリラズ(Gorillaz)らとのコラボレーションでも知られ、ロックからの影響も強く感じさせる24歳の新進ラッパー、ヴィック・メンサ(Vic Mensa)が、待望のデビュー・アルバム『The Autobiography』を発売した。

シカゴ出身のヴィック・メンサは、後にダニー・トランペット(Donnie Trumpet)とも名乗るようになるニコ・シーガル(Nico Segal)らと共にキッズ・ジーズ・デイズ(Kids These Days)というラップ・バンドで活動を始め、解散後はソロ・ラッパーとして再始動。2013年に、チャンス・ザ・ラッパーを始め、アブ・ソウル(Ab-Soul)、BJ・ザ・シカゴ・キッド(BJ The Chicago Kid)、サンダーキャット(Thundercat)らが参加したデビュー・ミックステープ『INNATAPE』を発表し、米Rolling Stone誌の2013年ベスト・ミックステープ・ランキングで7位に選出されるなど高く評価された。

2014年には米ヒップホップ誌XXLが毎年発表している恒例企画「XXL Freshman Class」に今後の活躍が期待される新進ラッパーとして選出されたヴィック・メンサは、2015年2月に人気番組『Saturday Night Live』の40周年記念特別番組に出演したカニエ・ウェスト(Kanye West)による“Wolves”のパフォーマンスに参加。同4月には、ジェイ・Z(JAY-Z)率いるRoc Nationとレコード契約を結んだことが発表され、同時にカニエ・ウェスト参加の“U Mad”がリリースされた。

昨年はデビューEP『There’s Alot Going On』をリリースし、9月にはジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)の世界ツアー〈Purpose World Tour〉の欧州公演で前座を務め、またアレキサンダー・ワンのキャンペーンに様々な有名人やアーティストらと共にモデルとしても起用されるなど活躍の幅を広げていたが、なかなかアルバム発表には至らなかった。しかし今年6月に、4曲入りのEP『The Manuscript』をサプライズ・リリースしたヴィック・メンサは、ついに7月28日にソロ・デビュー・アルバム『The Autobiography』をRoc Nation/Capitol Recordsから発表した。

発売のおよそ2週間前に正式にアナウンスされた『The Autobiography』は、『The Manuscript』からファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)制作でプッシャー・T(Pusha T)参加の“OMG”など3曲を再収録した全15曲で構成。ジェイ・Zの話題の最新作『4:44』の全面プロデュースを手がけたベテラン、ノーI.D.(No I.D.)がエグゼクティヴ・プロデューサーを務め、ほぼ全曲に関わっているほか、『The Manuscript』に続いてファレルが“Wings”のプロデュースで再登板している。また、『There’s Alot Going On』を手がけたパピ・ビーツ(Papi Beatz)とスモーコ・オーノ(Smoko Ono)も再び参加している。

ゲスト・アーティストには、『There’s Alot Going On』にも参加したタイ・ダラー・サイン(Ty Dolla $ign)、ジ・インターネット(The Internet)のシド(Syd)や、ザ・ドリーム(The-Dream)らが参加。ラッパーは、ボーナストラック扱いの“OMG”を除けば、“Down For Some Ignorance (Ghetto Lullaby)”に参加するジョーイ・パープ(Joey Purp)とチーフ・キーフ(Chief Keef)の2名のみで、映画『スラム』でも有名な詩人のソウル・ウィリアムズ(Saul Williams)、さらには人気ロック・バンドのウィーザー(Weezer)までもがフィーチャーされる。

デビューEP『There’s Alot Going On』の発表から1年以上を経てのアルバム・リリースとなったが、どうやら当初アルバム用に準備していた音源を好きになれず、作り直したようだ。米Billboard誌のインタビューによると、アメリカを中心に近年問題になっている処方薬中毒にヴィック・メンサも以前まで陥っており、当時は自殺を考えるなど鬱状態にあったこともあるという。「自分が音楽と呼んでいるものについて、すごく不満があった。セラピストに相談していたことを覚えているよ。当時、『Traffic』というアルバムを作っていて、そのことを話したんだ。『こんなもの世に出せないよ。バカみたいに暗い作品だ。ユーモアが全然ないし、こんなの自分じゃない』ってね」と振り返っている。ヴィック・メンサは、現在交際している女性と出会って「救われた」気持ちになり、処方薬中毒を克服し、改めてこのアルバムの制作に臨んだとのこと。

1. Didn’t I (Say I Didn’t)

2. Memories On 47th St.

3. Rollin’ Like A Stoner

4. Homewrecker (feat. Weezer)

5. Gorgeous (feat. Syd)

6. Heaven On Earth (feat. The-Dream)

7. Card Cracker (Skit)

8. Down For Some Ignorance (Ghetto Lullaby) [feat. Chief Keef & Joey Purp]

9. Coffee & Cigarettes

10. Wings (feat. Pharrell Williams & Saul Williams)

11. Heaven On Earth (Reprise)

12. The Fire Next Time

13. We Could Be Free (feat. Ty Dolla $ign)

14. Rage [prod. by Mike Dean / co-prod. by Om'Mas Keith] *Bonus Track

15. OMG (feat. Pusha T)  [prod. by Pharrell Williams] *Bonus Track