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エミネムがラップ・バトル映画をプロデュース トロント映画祭でプレミア上映へ

Bodies trailer

世界セールスが1億枚を越える「ヒップホップ・モンスター」ことエミネム(Eminem)が、ラップ・バトルを描く映画『Bodied』のプロデュースを手がけていることが発表された。

バトル・ラップ、フリースタイル・バトルとも呼ばれ、特に近年は『BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権』や『フリースタイルダンジョン』などの番組の影響もあって日本でも関心が高まっているラップ・バトル。これをテーマにした映画が、今回発表された『Bodied』だ。エミネムや彼のビジネス・パートナーであるポール・ローセンバーグ(Paul Rosenburg)に加え、先月より配信が始まったNetflixアニメ・シリーズ『悪魔城ドラキュラ ーキャッスルヴァニアー』なども手がけたアディ・シャンカールらがエグゼクティヴ・プロデュースを務める。

監督を務めるのは、エミネムの“Without Me”や“Love The Way You Lie”を始め、ブリトニー・スピアーズの“Toxic”、デスティニーズ・チャイルドの“Say My Name”、ブランディ&モニカの“The Boy Is Mine”からAKB48「ギンガムチェック」など数々のミュージック・ビデオを手がける売れっ子で、アイス・キューブ(Ice Cube)も出演した2004年の『トルク』で映画監督デビューも果たしたジョセフ・カーン(Joseph Kahn)。ジョセフ・カーンとアディ・シャンカールは、『パワーレンジャー』を題材とした2015年のショートフィルム『Power/Rangers』でも組んでいた。

脚本は、トロントのバトル・リーグ〈King Of The Dot〉によるチャンピオンシップの初代優勝者キッド・トゥイスト(Kid Twist)が、監督のジョセフ・カーンと共に手がける。また、2015年に話題になったキース・エイプ(Keith Ape)“It G Ma (Remix)”への参加や、アンダーソン・パーク(Anderson .Paak)らとのコラボレーションでも知られるLAの韓国系アメリカ人ラッパー、ダムファウンデッド(Dumbfoundead)など実際のラッパーたちも出演するということで、キモとなるバトル・シーンにも力が入っているようだ。他にも、ラジオDJとして有名なシャーラメン・ザ・ガッド(Charlamagne tha God)、『ソウルメン』などに出演した俳優ジャッキー・ロングらが出演するようだ。

この『Bodied』のストーリーの詳細は明かされていないが、大学院生が論文のためにラップ・バトルの世界に巻き込まれていく、という話だという。予告編映像では、メガトン(Megaton)の別名を持つバトル・ラッパーのディザスター(Dizaster)が若手俳優のカラム・ワーシーに徹底的に畳かける様子がフィーチャーされており、「ルールなし、リスペクトなし、容赦なし」のコピーで締め括られている。アジア系であるジョセフ・カーン(韓国系アメリカ人)とアディ・シャンカール(インド系アメリカ人)は、『Bodied』を人種的マイノリティの視点も加えた作品にしているとのこと。9月に開催されるトロント国際映画祭の初日9月7日にワールドプレミア上映が行われる。

なお、自身もデトロイトのラップ・バトルで腕を磨いたエミネムは、半自伝的な主演映画『8 Mile』でもバトル・シーンをフィーチャーしていたが、バトルへの情熱は強いようで、2014年には〈Eminem Presents: Total Slaughter〉というバトル・イベントと、これに連動した『Road To Total Slaughter』というリアリティ番組を手がけたことがあり、ディザスターはこの番組にも出演していた。