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ジョーダン・ラカイやジェイムスズーら参加 リチャード・スペイヴンが新作を発売 [全曲フル試聴可]

Richard Spaven - The Self

ホセ・ジェイムズ(Jose James)との共演などで知られる英ロンドン出身の俊英ドラマーで、ジャズからソウル、ダンス・ミュージックまで幅広く活躍するクロスオーバーな才を見せるプロデューサーのリチャード・スペイヴン(Richard Spaven)が、3年ぶりの新作『The Self』を日本で発売した。

幼少期からドラムにのめり込み、ユース・ジャズ・オーケストラなどに参加して腕を磨いていったリチャード・スペイヴンは、一方ではN.W.A.などヒップホップを熱心に聴き、またクラブに足しげく通ってブロークン・ビーツ、ドラムンベース、ダブステップに夢中になるなどロンドンのクラブ・カルチャーからも多大な影響を受けた。

2000年代に入ってマーク・ド・クライヴ・ロウ(Mark de Clive-Lowe)や英ピアニストのロバート・ミッチェル(Robert Mitchell)にその才能が認められ、マークがロンドンの[The Jazz Cafe]で定期的に行っていたイベント〈Freesoul Sessions〉のレギュラー・ドラマーとなり、故リオン・ウェア(Leon Ware)らとも共演したほか、マークの2007年作『Journey 2 The Light』などに参加。また、ロバート・ミッチェル・トリオ(Robert Mitchell 3io)の一員となり、2008年に発表された同トリオのデビュー作『The Greater Good』は、ジャイルス・ピーターソン(Gilles Peterson)主宰の〈Worldwide Awards〉で2009年の最優秀ジャズ・アルバム賞に輝いた。

4ヒーロー(4 Hero)作品への参加や、故グールー(Guru)『Jazzmatazz Vol. 4』のUSツアーに同行するなど、ジャズ、ヒップホップ、クラブ・ミュージックを股にかけて活躍していったリチャード・スペイヴンは、ジャイルス・ピーターソンを通して知り合ったホセ・ジェイムズの2010年作『Blackmagic』に参加したのを皮切りに、ホセ・バンドのコア・メンバーになり、世界的な注目を集めていく。

ホセ・ジェイムズから「ドラマー、作曲家、プロデューサーの三拍子が揃っている。世界でも稀なアーティスト」などと称賛されるようにアーティスト/プロデューサーとしての顔も持つ彼は、 2010年に自身のデビューEP『Spaven’s 5ive』をリリース。2014年にデビュー・アルバム『Whole Other』を発表し、クラブ・ミュージックなどのエレクトロニックな要素も取り入れた現行ジャズを聞かせ、大きな話題に。また、オランダ出身の鍵盤奏者/プロデューサー、ヴィンセント・ヘルバース(Vincent Helbers)と共にセラヴィンス(Seravince)というプロジェクトを立ち上げ、2013年には元ジャネイ(Zhané)のレネイ・ヌーフヴィル(Renée Neufville)らも参加したデビュー作『Seravince』を発売。加えてルス・コレヴァ(Ruth Koléva)が2014年にリリースしたデビュー・アルバム『R U T H』をセラヴィンス名義でプロデュースしており、いずれも高い評価を集めている。

この注目の気鋭ドラマー/プロデューサーが、ついに『Whole Other』以来3年ぶりとなる新作『The Self』を完成。今回は、ロンドンを拠点に活動しているネオ・ソウル~ジャズ系シンガー・ソングライターのジョーダン・ラカイ(Jordan Rakei)を表題曲を始め、3曲でフィーチャー。さらに、フライング・ロータス(Flyring Lotus)率いるBrainfeederからアヴァンギャルドなアルバムを昨年発表し話題を振りまいた奇才ジェイムスズー(Jameszoo)や、ホセ・バンドでも一緒になったピアニストのクリス・バワーズ(Kris Bowers)、そして、かのジャズ・ウォーリアーズ(Jazz Warriors)の一員でもあり、ジャズを始め、アシッド・ジャズ、ドラムンベースまで80年代後半からロンドンの音楽シーンで声を聞かせてきたベテラン、クリーヴランド・ワトキス(Cleveland Watkiss)といったメンバーが参加する。

オリジナル曲に加えて、ファラオ・サンダース(Pharoah Sanders)の珠玉のスピリチュアル・ジャズ“Greeting To Saud (Brother McCoy Tyner)”から、フォーテック(Photek)のドラムンベース・クラシック“The Hidden Camera”、そしてキング・ブリット(King Britt)によるエレクトロ・プロジェクト=フロストン・パラダイム(Fhloston Paradigm)の“Letters Of The Past”を取り上げるなど、前作以上にクラブ・カルチャーへの愛が表現されたような作品となっている。

1. The Self (feat. Jordan Rakei)
2. Law
3. Stills (feat. Jordan Rakei)
4. Alfama (with Jameszoo)
5. Greeting To Saud (Brother McCoy Tyner) [feat. Kris Bowers]
6. The Hidden Camera
7. Letters Of The Past
8. Undertow (feat. Jordan Rakei)
9. Corleone