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カルヴィン・ハリス新作、全米チャート2位に初登場 最新シングルはR&Bチャートでトップ5入り

Calvin Harris - Funk Wav Bounces Vol. 1

事前予想から接戦となると見られた今週の全米アルバム・チャートだが、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)、リアーナ(Rihanna)ら30組以上の豪華ゲストを迎えたDJキャレド(DJ Khaled)の最新作『Grateful』が先週に続いて首位をキープ。スターDJ、カルヴィン・ハリス(Calvin Harris)の新作『Funk Wav Bounces Vol. 1』は、初登場2位となった。

2011年にリアーナ(Rihanna)の“We Found Love”をプロデュースして全米チャートや全英チャートを始め世界各国で1位となる大ヒットになったことで知られるカルヴィン・ハリスは、自身の2012年作『18 Months』からは“We Found Love”、ケリス(Kelis)との“Bounce”、ニーヨ(Ne-Yo)との“Let’s Go”など8曲を全英チャートのトップ10に送りだし、ひとつのアルバムからのトップ10ヒット数としてイギリスでのマイケル・ジャクソンの記録を抜く快挙を成し遂げたほか、フォーブス誌の恒例企画「The World’s Highest-Paid DJs」では2013年から昨年まで4年連続で1位となるなど、規格外の活躍を見せるスターDJだ。

6月30日に発売となった最新作『Funk Wav Bounces Vol. 1』は、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)、アリアナ・グランデ(Ariana Grande)、ケイティ・ペリー(Katy Perry)やフランク・オーシャン(Frank Ocean)、ミーゴス(Migos)、ヤング・サグ(Young Thug)、トラヴィス・スコット(Travis Scott)など人気アーティストを多数迎えた作品で、その豪華な顔ぶれもさることながら、ファンクやソウル・ミュージック寄りに作風を変えたことでも話題となっている。

このカルヴィン・ハリスの最新作は、総合でおよそ6万8000枚相当(実売およそ2万3000枚)を記録。事前予想からDJキャレドと接戦となると見られていたが、今週およそ7万枚相当と記録したDJキャレド『Grateful』にわずか及ばず、初登場2位となった。残念ながら初登場1位獲得とはならなかったが、前作『Motion』はおよそ3万5000枚のセールスで初登場4位だったため、カルヴィン・ハリスにとっては全米アルバム・チャートでのデビュー記録を更新した形となる。また、『Motion』に続いて米ダンス・アルバム・チャートで初登場1位を獲得した。

一方で、今回の『Funk Wav Bounces Vol. 1』からのシングルは全てR&Bチャートにもランクインしているものの、アルバム自体はR&Bアルバム・チャートには登場せず、なぜかR&B/ヒップホップ・アルバム・チャートにのみ、『Grateful』に続く2位で初登場となった。カルヴィン・ハリスにとってはR&B/ヒップホップ・アルバム・チャート初のランクインとなる。だが、このアルバム発売の影響で、ファレルやケイティ・ペリーら参加のFeels”はR&Bチャートで前週8位から今週5位へとトップ5入り。またフランク・オーシャンやミーゴスらとの“Slide”も前週7位から6位に、フューチャー(Future)やカリード(Khalid)との“Rollin”は前週19位から12位と順位を上げ、ケラーニ(Kehlani)らとの“Faking It”が22位、ニッキー・ミナージュとの“Skrt On Me”が24位に初登場。R&Bチャートのトップ25内に実に5曲が同時ランクインした。シングル総合チャートでも、“Feels”が前週57位から今週26位とジャンプアップしたほか、“Slide”が前週55位から32位へ上昇、また“Rollin”が76位に再登場している。

先週に続いて全米アルバム・チャートの1位を制したDJキャレドの『Grateful』は今週、総合でおよそ7万枚相当を記録して、2週連続で全米アルバム・チャートを制覇。実売セールスはおよそ1万6000枚と大きく落ち込んでいるが、ストリーミング・サービスでの収録曲の再生回数によるポイントだけでおよそ4万2000枚相当を記録(※収録曲が1500回再生されるとアルバム1枚ぶんのセールスに換算される)し、全体の6割をストリーミングによるポイントで稼いだ形になる。