bmr

bmr>NEWS>プリンスやディアンジェロも信頼した名ドラマー、ジョン・ブラックウェル亡くなる

NEWS

プリンスやディアンジェロも信頼した名ドラマー、ジョン・ブラックウェル亡くなる

John Blackwell

プリンス(Prince)から長年の信頼を得、ディアンジェロ(D’Angelo)やジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)、宇多田ヒカルらのツアーにも参加した名ドラマーのジョン・ブラックウェル・ジュニア(John Blackwell, Jr.)が現地時間で7月4日に亡くなったことが発表された。43歳だった。

ジョン・ブラックウェル・ジュニアは2016年6月末、女性ファンカーのニック・ウェスト(Nik West)の来日公演のスペシャルゲストの形で参加していたが、左利きにも拘わらず初日に左手と左足がうまく動かなくなり、公演に支障が出たために検査を受けたところ、脳に2つの腫瘍があると分かり、帰国後に入院した。妻がソーシャル・ファンド・サービスのGoFundMeを通じて治療費の寄付を求める活動を始め、多くの寄付を集めたこともあって手術を行って腫瘍の摘出に成功していた。

そのまま治療・リハビリのため入院を続けた後、一時は退院したようだったが、同年11月、てんかん発作のような症状を起こして再び入院。症状はすぐに抑えられたものの、今年2月に再び入院。腫瘍が取り切れていなかったのか、再発したのかは定かではないが、再度の手術が必要になったと発表された。その後、集中治療室に入るなど容体は悪化したものの、集中治療室を出られたと報告するなど持ち直していた様子だったが、今年6月には呼吸に障害があり、転院したことが明かされた。長引く治療を支えるため、モリス・デイ(Morris Day)らザ・タイム(The Time)のメンバーや、ニック・ウェストなど多くのミュージシャンたちがサポートしていたが、しかし、6月30日にさらなる転院を発表した数日後となる7月4日、「穏やかにこの世を去りました」と妻が報告した。献身的にジョンを支えた妻は、常に「ふたたびドラムを叩けるように」とコメントしていたものの、叶うことなく43歳という若さで亡くなった。

この訃報に、2006年のツアーでジョン・ブラックウェルをバンド・メンバーに入れていたジャスティン・ティンバーレイクは、「あなたは無二の存在で、穏やかな魂と特別な才能の持ち主だった」などと追悼のコメントをTwitterに綴った。また、モリス・デイは「言葉が見当たらない」とだけコメントし、ジョン・ブラックウェルが演奏するプリンスのライブ映像をシェアしたほか、シーラ・E(Sheila E)、ニック・ウェストといったプリンス関連のアーティストや、クエストラヴ(Questlove)、クリス・デイヴ(Chris Dave)、トラヴィス・バーカー(Travis Barker)といったドラマーらを始め、ブーツィ・コリンズ(Bootsy Collins)など多くのミュージシャンたちが早すぎる死を悼んでいる。

ジョン・ブラック・ジュニアは、バークリー音楽院を卒業後、90年代半ばにキャミオ(Cameo)で演奏した後、パティ・ラベル(Patti LaBelle)のドラマーとして雇われ、グラミー最優秀トラディショナルR&Bボーカル・パフォーマンス賞にも輝いた1998年のライブ盤『Live! One Night Only』にも参加していた。この時期にプリンスと出会い、宇多田ヒカルのツアー〈BOHEMIAN SUMMER 2000〉終了後にNPGのメンバーとなった。2004年に一度NPGを脱退後も、2009年頃から2012年頃までは断続的にプリンスのサポートをしていた。近年はディアンジェロ率いるザ・ヴァンガード(The Vanguard)のメンバーとして、人気番組『Saturday Night Live』への出演やツアーなどで活躍していたほか、ニック・ウェストやブーツィ・コリンズらのツアーに参加していた。

なお、People誌では、ジョン・ブラックウェルが長年がんと闘っていたと報じているが、ジョンは以前に、がんを患っているとの噂が出ていることについて、脳腫瘍はがんとは関係ないと否定していた。

Brother John…..brother john.

Questlove Gomezさん(@questlove)がシェアした投稿 –