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DJプレミア全面監修、MCエイトが「あの時代の音楽」を鳴らす11年ぶり新作を発売

MC Eiht - Which Way Iz West

コンプトンのベテラン・ラッパー、MCエイト(MC Eiht)が、自身のオリジナル・スタジオ・アルバムとしてはおよそ11年ぶりとなる新作『Which Way Iz West』を30日に発売した。

近年は、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)のメジャー・デビュー作『good kid, m.A.A.d city』の“m.A.A.d city”にゲストとして迎えられたことも話題になった47歳のMCエイトだが、ここ10年ほどは活動ペースも抑え気味だった。2013年1月には久々に、EP『Keep It Hood』をリリースし、ここにスクラッチなどで参加していたDJプレミア(DJ Premier)とのコラボレーション・アルバムを制作中だと数年前から明かされていたが、ついに西と東のカリスマが手を組んだ『Which Way Iz West』が完成。自身のオリジナル・スタジオ・アルバムとしては、2006年10月に発売された『Compton’s O.G.』以来、およそ11年ぶりのアルバム発売となる。

同じく西海岸のベテラン、WCをゲストに迎えたリード・シングル“Represent Like This”を4月末に公開し、正式に6月30日発売が発表された『Which Way Iz West』は、全15曲を収録。『Keep It Hood』を手がけたプロデューサーであり、2015年にMCエイトとコラボ・ミックステープ『Compton 2 Vienna』シリーズを発表もしていたブレンク・シナトラ(Brenk Sinatra)が大半のプロデュースを担っており、DJプレミアはエグゼクティヴ・プロデューサーとして全体を見る立場にあるということで、『Keep It Hood』と似たような体制となる。

完成までに時間がかかっただけあって、アウトロウズ(Outlawz)が参加したオープニング・トラックの“Shut Em Down”は2014年に発表済みの曲であり、ヤング・メイレイ(Young Maylay)の名で知られるメイレイとの“Runn The Blocc”は、元々2012年に発表されたものを昨年、DJプレミアがリミックスして公開していたものだ。

アルバムには、WCやアウトロウズらの他にも、MCエイト率いるコンプトンズ・モスト・ウォンテッド(Compton’s Most Wanted)や、コラプト(Kurupt)、イグジビット(Xzibit)、レディ・オブ・レイジ(The Lady Of Rage)、B-リアル(B-Real)といった西海岸勢から、DJプレミアの盟友バンピー・ナックルズ(Bumpy Knuckles)などベテランたちがMCエイトをサポート。往年のGファンク調からイーストコースト・ブーンバップまで90年代ヒップホップの空気が強く立ち込めた作品になった。MCエイトは今年2月、Hip Hop DXのインタビューの中で、「俺の音楽は、アイス・キューブやドクター・ドレーの最初のアルバムが好きな人たちに向けたものだ。ナズの最初のアルバムとか……あの時代の音楽だよ」と述べ、この久々の新作について、「『Which Way Iz West』を聴いたら、『これってあの90年代の頃のやつだ』って思うだろう。あの感じをまた味わってほしいと思ったんだ。それだけだよ」と説明している。

1. Shut Em Down (feat. Outlawz)
2. Represent Like This (feat. WC & DJ Premier)
3. Compton Zoo
4. Heart Cold (feat. The Lady of Rage)
5. Pass Me By (feat. B-Real)
6. Runn The Blocc (feat. Maylay)
7. Gangsta Gangsta (feat. Kurupt)
8. Got That (feat. DJ Premier)
9. Medicate (feat. Xzibit)
10. Born to Hustle (feat. Big Mike & J. Starr)
11. Sittin’ Around Smokin’
12. As I Proceed
13. Last Ones Left (feat. Compton’s Most Wanted)
14. 4 Tha Og’z (feat. Bumpy Knuckles)
15. You Nia’z