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フェイス・エヴァンスがビギーとのデュエット作を発売 リミックス盤も構想中か

Faith Evans & The Notorious B.I.G. - The King & I

人気ベテラン女性R&Bシンガーのフェイス・エヴァンス(Faith Evans)が、元夫であり、1997年に24歳の若さで亡くなり「ヒップホップの伝説」となったラッパー、ビギーことノトーリアス・B.I.G.(The Notorious B.I.G.)とのデュエット・アルバム『The King & I』を予定どおり5月19日に発売した。

フェイス・エヴァンスは、2014年に発表したソロ最新作『Incomparable』の発売直後に、長年温めてきたアイディアだとして、「とてもとてもスペシャルなプロジェクトがあるの。私とビギーの音楽プロジェクト」と語り、元夫との“ゴースト・デュエット”アルバムの構想を明かしていた。ナタリー・コール(Natalie Cole)が1991年に発表し、グラミー賞アルバム・オブ・ザ・イヤーを獲得するなど高く評価された父ナット・キング・コール(Nat King Cole)とのゴースト・デュエット作『Unforgettable… with Love』にインスピレーションを受けたとされており、すでに『The King & I』というタイトルも候補に挙がっていた。

それから2年の月日が流れたが、亡くなってから20年となるこの2017年、生きていればビギーの45歳の誕生日となる5月21日の直前となる5月19日に『The King & I』の発売が決定。ビギーの愛人だったことで知られ、かつて犬猿の仲だったリル・キム(Lil Kim)を始め、リル・シーズ(Lil’ Cease)、112シーク・ルーチ(Sheek Louch)、ジェイダキス(Jadakiss)、スタイルズ・P(Styles P)といったBad Boy軍団を中心に、スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)、バスタ・ライムス(Busta Rhymes)ら多くの人気アーティストがゲスト参加。また、2009年に公開されたビギーの伝記映画『Notorious』(邦題『ノトーリアス・B.I.G.』)でビギー役を演じ、今年公開となるトゥパック(Tupac)の伝記映画『All Eyez On Me』でもビギーを再び演じる俳優でラッパーのジャマル・ウーラード(Jamal Woolard)、さらに、フェイス・エヴァンスがビギーと結婚前に音楽プロデューサーのキヤマ・グリフィン(Kiyamma Griffin)とのあいだにもうけた娘で歌手のチャイナ・タージェレイ(Chyna Tahjere Griffin)、ビギーの母親なども名を連ねている。

またプロデューサー勢も、DJプレミア(DJ Premier)、ジャスト・ブレイズ(Just Blaze)、スティーヴィー・J (Stevie J)、チャッキー・トンプソン(Chucky Thompson)、サラーム・レミ(Salaam Remi)、ジェイムス・ポイザー(James Poyser)にパフ・ダディ(Puff Daddy)と強力な面子が参加している。

『The King & I』からは今年2月の時点で2曲が先行発表されており、DJプレミアがプロデュースし、ジェイダキスが参加した“NYC”では“Mumbling and Whispering”という名前で知られるフリースタイル音源、スヌープ・ドッグ参加の“When We Party”ではビギーが亡くなった直後に発表された97年作『Life After Death』収録の“Going Back To Cali”のラップを再利用。これについてフェイスは、Hip Hop DXのインタビューに対し、「私の考えは、クリエイティブなものをただ作ろうということ、フェイス・エヴァンス的な“解釈”を(知られている音源に)加えること」と述べ、「まず最初に、私が持っている音源で制作を始めた。それから第二に、未発表のラップをいくつか使えることになった」とコメント。未発表の音源にこだわって作ったわけではない旨を語っている。また未発表の音源の中には、リル・キムやリル・シーズのアルバム用にビギーが録音したデモを使ったという。

また、今回の『The King & I』には使用していない音源もあるようだ。Okayplayerのインタビューでは、「今回使わなかったB.I.G.のボーカルも実際にある。(『The King & I』に)数曲をさらに加えて再発売するか、あるいはリミックス・アルバムを出そうかという話をしていてね。リミックスで有名なナインス・ワンダーにアルバム全曲を渡して、彼にやりたいように作ってもらったり。だからそういうもの(リミックス)も間もなく聞けるようになると思う」と話しており、ナインス・ワンダー(9th Wonder)によるリミックス・アルバムや、『The King & I』のデラックス盤の発売も検討しているようだ。

注目されたリル・キムとの共演については、「間違いなく、私たちのファンがずっと実現を待っていたコラボレーションだったと思うし、ビギーは(共演を)誇りに思ってくれていると思う。最初に彼女にオファーしたのは、(昨年5月に行われた)バークレイズ・センターでのBad Boyのリユニオン・コンサートの最初のリハーサル。彼女は、『もちろん』と快諾してくれたけど、その時はまだ共演する曲が無くて。レコーディングの途中で、この曲だと思うと彼女に伝えた。これだって分かったの」と述べ、リル・キムが参加した“Lovin’ You For Life”は「とてもスペシャル」な曲になったとVIBEに対して語っている。

なお『The King & I』は全25曲を収録しているが、米小売りチェーンのBest Buy限定盤には“Body Language”と“My B”の2曲がボーナス追加。同日発売となった日本盤も同じボーナストラックを収録している。

1. A Billion
2. Legacy
3. Beautiful (Interlude)
4. Can’t Get Enough
5. Don’t Test Me
6. Big / Faye (Interlude) [feat. Jamal Woolard]
7. Tryna Get By
8. The Reason
9. I Don’t Want It (feat. Lil’ Cease)
10. I Got Married (Interlude) [feat. Mama Wallace]
11. Wife Commandments
12. We Just Clicked (Interlude) [feat. Mama Wallace]
13. A Little Romance
14. The Baddest (Interlude)
15. Fool For You
16. Crazy (Interlude) [feat. 112 & Mama Wallace]
17. Got Me Twisted
18. When We Party (feat. Snoop Dogg)
19. Somebody Knows (feat. Busta Rhymes)
20. Take Me There (feat. Sheek Louch & Styles P)
21. One In The Same
22. I Wish (Interlude) [feat. Kevin McCall & Chyna Tahjere]
23. Lovin You For Life (feat. Lil’ Kim)
24. NYC (feat. Jadakiss)
25. It Was Worth It

[Japanese/Best Buy bonus tracks]
26. Body Language
27. My B