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ジャミロクワイの結成メンバー、トビー・スミスが死去 「ヴァーチャル・インサニティ」などを共作

Jay Kay and Toby Smith of Jamiroquai

およそ6年半ぶりの新作『Automaton』を3月31日に発売したばかりの英人気ファンク~ロック・バンド、ジャミロクワイ(Jamiroquai)だが、結成から10年に渡ってバンドを支え、“Virtual Insanity”、“Deeper Underground”などの共作者でもある鍵盤奏者のトビー・スミス(Toby Smith)が先週亡くなったことが明らかになった。まだ46歳という若さだった。

個性的な帽子を被っていることでも知られるボーカルのジェイ・ケイ(Jay Kay)を中心とするジャミロクワイは、キーボードのトビー・スミス、ベースのステュアート・ゼンダー(Stuart Zender)、ドラムのニック・ヴァン・ゲルダー(Nick Van Gelder)らによって結成され、90年代初頭に隆盛した「アシッド・ジャズ」ムーヴメントの一翼として1993年にデビュー。本国イギリスでは早くから支持されていたが、ジョナサン・グレイザーが監督したミュージック・ビデオも衝撃的だった“Virtual Insanity”がグラミー賞に輝いた効果もあって、アメリカでもミリオンセラーとなった3作目『Travelling Without Moving』で世界的な人気を獲得。メンバーの変動はありつつも、唯一の初期メンバーであるジェイ・ケイのプロジェクトとしてその後も支持されてきた。

結成メンバーの中でも最も長くジャミロクワイに在籍したトビー・スミスは、2001年の5作目『A Funk Odyssey』を最後に、2002年に脱退。“Too Young To Die”、“Blow Your Mind”、“Stillness In Time”、“Virtual Insanity”、“Alright”、“Deeper Underground”、“Little L”、“Feel So Good”といったバンドの代表的なヒットを多くジェイ・ケイと共に生み出しており、およそ10年に渡ってバンドを支えてきた。脱退後はレコーディング・スタジオを立ち上げ、『アメリカン・アイドル』出身のタマイラ・グレイ(Tamyra Gray)のデビュー作『The Dreamer』(2004年)やワン・ダイレクション(One Direction)の2013年作『Midnight Memories』などポップ畑を中心にプロデューサーとして活動。中でも、全面的にプロデュースした、英バンドのザ・フージアーズ(The Hoosiers)の2007年のデビュー作『& The Trick To Life』は全英チャート1位になった。

トビー・スミスが4月11日に亡くなったとの訃報は当初、ジャミロクワイのファンサイトから報じられ、その後、ジェイ・ケイがFacebookにて「そんなことはないと願ったニュースを知った。親愛なる友人、トビー・スミスが亡くなったと」と伝え、トビー・スミスが闘病中だったことを明かし、「彼がいなければ、ジャミロクワイはなかった」などと綴った。TMZの報道によると、ここ数年、トビーはがんと闘病中だったという。ステュアート・ゼンダ―も追悼するコメントを発表し、ジャミロクワイ在籍期にトビーがアドリブを弾いている過去のライブ映像を公開して、トビーの死を偲んでいる。