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ケンドリック・ラマー、新作は4月14日発売に決定

Kendrick Lamar - The Heart Part 4

先々週、新曲“The Heart Pt. 4”をサプライズ発表し、ニュー・アルバム発売を匂わせていたグラミー授賞人気ラッパー、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)が、注目の新作を4月14日に発売することが正式に発表された。

2012年にリリースされたメジャー・デビュー作『good kid M.A.A.D. City』も様々なメディアの年間ベストに顔を出すなど高い評価を集め、一躍20代でもっとも勢いのあるラッパーとなったケンドリック・ラマー。2015年3月に発表されたメジャー2作目となるアルバム『To Pimp A Butterfly』は、米Rolling StoneやSPIN、Complexなどのメディアが発表した年間ベスト・アルバム選で軒並み「2015年のベスト・アルバム」1位に選出されるなど前作以上に評価され、また昨年の第58回グラミー賞では、ラッパーとしては史上最多となる11ノミネートを受け、最優秀ラップ・アルバム、最優秀ラップ・ソングなど最多の5部門を授賞しただけでなく、圧巻のライブ・パフォーマンスでも魅了。名実共にスター・ラッパーの仲間入りを果たした。また、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)の遺作『★』(Blackstar)の影響源のひとつに『To Pimp A Butterfly』があったことが明かされたことも話題になった。

第58回グラミー賞の1ヶ月後、『To Pimp A Butterfly』リリースからおよそ1年後の昨年3月には、「『To Pimp A Butterfly』のデモ集」とする『untitled unmastered.』をサプライズ・リリースしてさらに世間を驚かせたほか、2015年にはゲスト参加したテイラー・スウィフト(Taylor Swift)“Bad Blood”が自身初の全米シングル・チャート1位を獲得。ビヨンセ(Beyonce)、シーア(Sia)、マルーン5(Maroon 5)、カニエ・ウェスト(Kanye West)、ザ・ウィークエンド(The Weeknd)といった人気アーティストから客演オファーも続き、話題を振りまき続けている。

すでに次のアルバムのレコーディングに入っていることも明らかになっていたケンドリック・ラマーだが、早くもニュー・アルバムが登場することが分かった。ケンドリックは、3月24日に、新曲“The Heart Pt. 4”をサプライズ・リリース。2010年のミックステープ『K. Dot Drops』のパート1に始まり、同年の『Overly Dedicated』のパート2、2012年のメジャー・デビュー作『good kid, m.A.A.d city』のパート3と続いた「The Heart」シリーズの第4弾となるこの曲の中で、「4月7日までまとめ上げる時間はまだある」と言っていることから、4月7日に新作がリリースされるのでは?と噂に。さらに翌週の3月30日には、さらなる新曲“HUMBLE.”がミュージック・ビデオで公開。マイク・ウィル・メイド・イット(Mike WiLL Made-It)がプロデュースした同曲は、その反響の大きさもあって、来週発表される全米シングル・チャートで初登場でトップ5入りするロケットスタートになるとの予測も出ている。

そしてケンドリックの動向が注目される中、4月7日に新作のiTunes予約がスタート。iTunesのページによると、ケンドリックのニュー・アルバムは4月14日発売となり、全14曲を収録。収録曲目は“HUMBLE.”のみが明らかになっている。現時点ではアルバム・タイトルが「ALBUM」、アートワークも真っ黒のものとなっているが、仮のものだと思われ、正式なタイトルやアートワークは後日発表されるものと見られる。

新作についての詳細はまだ不明だが、Pitchforkの報道によれば、バッドバッドノットグッド(BADBADNOTGOOD)のメンバーや、ジェイムス・ブレイク(James Blake)、DJダーヒ(DJ Dahi)、サウンウェイヴ(Sounwave)、ナインス・ワンダー(9th Wonder)、アルケミスト(The Alchemist)と見られる名前が作曲者リストにあるという。またU2のメンバーの名前もあるとのことだが、サンプリングによって名前が載っているのか、新たに共作したのかは不明。

また、“The Heart Pt. 4”のプロデュースに関わったシック・センス(Syk Sense)は、新作に収録されるかは定かではないもののケンドリックの新曲用のビートを聞いたと先週YouTubeで公開されたインタビューの中で明かしており、「(自分が聞いたのは)ハードなビートで、みんなが思うようなジャジーなサウンドじゃない。メンフィスっぽいというか……なんて呼んだらいいか分からないけど、LA的で、メンフィス的でもあった」などと振り返り、ジャズの影響を受けた『To Pimp A Butterfly』のようなサウンドではなく、『untitled unmastered.』に収録された、“Levitate”の別名でも知られる“untitled 07 | 2014-2016”に似ているものだったと説明している。