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ドレイクが『モア・ライフ』を発表 ブラック・コフィ、ハイエイタス、ソニック・ザ・ヘッジホッグ曲も使用

Drake - More Life

先日のグラミー賞で“Hotline Bling”が最優秀ラップ・ソングなど2部門に輝いたカナダ出身のスター・ラッパー、ドレイク(Drake)が、「プレイリスト」と銘打つミックステープ『More Life』を予告どおり米時間で3月18日に発表した。

昨年4月に発表した最新アルバム『Views』は、2016年内にアメリカでおよそ160万8000枚を売り上げ、米年間セールスではアデル(Adele)『25』に次ぐ年間2位、2016年発売作品の中では年間1位となる大ヒットに。また、Appleとの提携で発売から1週間はiTunes Store/Apple Music独占先行という形も話題を呼んだが、ストリーミング・サービスで圧倒的な強さを誇り、毎週のように収録曲が合計1億回以上の再生回数を記録して全米アルバム・チャートで通算13週の1位になったほか、リリースからわずかおよそ5ヵ月で、Apple Music史上、収録曲のストリーミング再生回数の総計が10億回を超えた初めてのアルバムに認定。2016年の米年間レポートにおいても、『Views』はストリーミングのポイントだけでおよそ202万4000枚相当を記録(※ストリーミング・サービス等で収録曲が1500回再生されるとアルバム1枚ぶんのセールスに換算される)し、総合ではおよそ414万枚相当と、アデル『25』(およそ236万9000枚相当)に大差をつけて年間1位となるなど、ストリーミング時代における覇者として君臨している。

そのドレイクが『Views』に続けて発表する作品については、昨年10月の時点で、『More Life』というタイトルであること、12月リリース予定であることが、自身の父を映したアートワークや、“Fake Love”、“Two Birds, One Stone”、“Sneakin’”の3曲の同時リリースと共に発表されていた。しかし、当初の12月リリースは実現せず、続けて2017年始めの発表という話も飛び出したが、『More Life』はリリースされることなく、ドレイクは1月28日のアムステルダム公演から始まった欧州ツアー〈Boy Meets World Tour〉を始めていた。

だが、今月12日になってドレイクはついに『More Life』の予告編映像を発表し、3月18日のリリースを正式に告知。『Views』の際もリリース2日前に「完成した」とギリギリまで制作していたことが明らかになっていたが、今回もドレイクの音楽パートナーである40(Noah “40″ Shebib)が、リリース前日の17日の時点で「ほとんど完成」とツイートするなど、直前まで制作を続けていたようだ。一方で、『Views』はiTunes Store/Apple Music独占先行リリースとなったが、『More Life』についてはSpotifyやAmazon Musicなどの他のプラットフォームでも同時配信されている。

More Lifeは、計22曲を収録。昨年10月に先行して発表された3曲のシングルのうち、全米チャート最高8位まで上昇した“Fake Love”のみが『More Life』に収録されている。ゲスト・アーティストには、カニエ・ウェスト(Kanye West)、自身が主催するレーベル OVO Sound所属アーティストで、近年のドレイク作品には欠かせないソングライター/プロデューサーでもあるパーティネクストドア(PartyNextDoor)を始め、ヤング・サグ(Young Thug)、トゥー・チェインズ(2 Chainz)、トラヴィス・スコット(Travis Scott)、ミーゴズのクエヴォ(Quavo of Migos)といった米ラッパーが中心に参加しているが、他にも2013年のアルバム『Nothing Was The Same』にも参加したサンファ(Sampha)、XL Recordings所属のラッパー、ギグス(Giggs)や、期待の新人を毎年選出するBBC放送の恒例企画〈Sound of〉で今年4位に選ばれた20歳の新進シンガー、ジョージャ・スミス(Jorja Smith)といった英国勢らも参加している。

また、『Views』ではナイジェリア出身のアフロ・ポップ・アーティストであるウィズキッド(WizKid)とのコラボレーションとなる“One Dance”が大ヒットしたが、今回は、南アフリカのアーティストとして初めて〈BET Awards〉で授賞したハウスDJ、ブラック・コフィ(Black Coffee)も迎えられている。ブラック・コフィが参加した“Get It Together”は、ブラック・コフィが2010年に発表した“Superman”をリメイクしたもの。ドレイクとの親密関係から交際説も囁かれたジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)が参加している曲と見られていたが、実際には『More Life』ではジョージャ・スミスが歌っている。

ジェニファー・ロペスは不参加ながら、“Teenager Fever”では、ジェニファーロペスの1999年のデビュー・ヒット“If You Had My Love”がサンプリングされている。他にも、オープニングの“Free Smoke”のイントロでハイエイタス・カイヨーテ(Hiatus Kaiyote)の“Building A Ladder”、ギグスが参加する“KMT”ではスケプタ(Skepta)“Shut Down”のライブ・バージョンに加え、人気TVゲーム・シリーズの2006年版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のメインテーマ“His World”が使用されているのを始め、アース・ウィンド&ファイアー(Earth, Wind & Fire)やライオネル・リッチー(Lionel Richie)の曲も使用。またクレジットにはサンプリングとして記載はないが、最後の“Do Not Disturb”では、バックコーラスとして記されているスノー・アレグラ(Snoh Aalegra)が今年4月に発表予定のアルバム『Feels』から“Time”がサンプリングされている。ドレイクは、ゲストや制作陣を含め、国や地域、若手ベテラン問わず様々な才能を『More Life』で融合させているようだ。

なお、昨年10月の時点でドレイクは、この『More Life』について、「プレイリストを作りたい。聴く人の人生のサウンドトラックになるような、曲のコレクションを送りたいんだ」と話しており、また先月には自身のインターネット・ラジオ番組「OVO Sound Radio」の中のインタビューでは、「もしOVO Sound Radioというものを始めて、流す曲がすべてドレイクの新曲だったらどうだろう? 当初のアイディアはこんな感じだったんだ。ミックステープの進化だ」と説明しており、「『ミックステープを出すけど、iTunesで販売します』というのはなかなか受け入れられず、『アルバムだね』って言われてしまう。今回の作品が次の“アルバム”だと言ってほしくない。『Views』はアルバムだけど、今回のものは、『Views』の後に俺がインスピレーションを得て生まれたものというか」と、『Views』に続く“スタジオ・アルバム”という位置づけではないとしている。

1. Free Smoke
produced by Boi-1da
additional production by Allen Ritter
additional vocals by Baka Not Nice
additional music by Akira Woodgrain
contains samples of “Roll Up” performed by Tony Yayo featuring Danny Brown
contains excerpts from “Building A Ladder” performed by Hiatus Kaiyote

2. No Long Talk (feat. Giggs)
produced by Murda Beatz
co-produced by Cubeatz

3. Passionfruit
produced by Nana Rogues
additional vocals by Moodymann, Zoe Kravitz

4. Jorja Interlude
produced by Noah “40” Shebib
contains an interpolation from “Doing It Wrong” performed by Drake

5. Get It Together (feat. Black Coffee & Jorja Smith)
produced by Nineteen85
additional production by Noah “40” Shebib
outro produced by STWO
contains elements of Black Coffee

6. Madiba Riddim
produced by Frank Dukes & Nineteen85

7. Blem
produced by T-Minus
additional music by Frank Dukes
contains interpolations from “All Night Long” written by Lionel Richie

8. 4422 (feat. Sampha)
produced by FrancisGotHeat

9. Gyalchester
produced by iBeatz
additional background vocals by Baka Not Nice

10. Skepta Interlude
produced by Nana Rogues

11. Portland (feat. Quavo & Travis Scott)
produced by Murda Beatz
co-produced by Cubeatz

12. Sacrifices (feat. 2 Chainz & Young Thug)
produced by T-Minus
additional production by Deejae

13. Nothings Into Somethings
produced by G. Ry
produced by Wallis Lane
additional production by Edgar Nabeyin Panford

14. Teenage Fever
produced by Hagler
contains a sample from “If You Had My Love” performed by Jennifer Lopez

15. KMT (feat. Giggs)
produced by Produced by Ness & Chef Pasquale
contains a sample from “Sonic The Hedgehog – His World-Original version”
contains a sample from “Shutdown – Live From London” performed by Skepta

16. Lose You
produced by Noah “40” Shebib

17. Can’t Have Everything
produced by Jazzfeezy & Steve Samson

18. Glow (feat. Kanye West)
produced by Noah “40” Shebib
produced by Kanye West
additional production by Noah Goldstein
contains samples from “Devotion” performed by Earth Wind & Fire
contains excerpts from “6 8” performed by Gabriel Garson-Montano
contains excerpts from “Jungle” performed by Drake

19. Since Way Back (feat. PARTYNEXTDOOR)
produced by G. Ry & PARTYNEXTDOOR & Noah “40” Shebib
co-produced by M3rge
additional production by Top FLR
contains Sample of “Clipped Wings” performed by R. Kelly

20. Fake Love
produced by Vinylz
produced by Frank Dukes

21. Ice Melts (feat. Young Thug)
produced by Supah Mario

22. Do Not Disturb
produced by Boi 1da
co-produced by Allen Ritter
additional production by Noah “40” Shebib
background vocals: Snoh Aalegra