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ナイル・ロジャース、「シスター・スレッジの『We Are Family』が自分の最高傑作」

Sister Sledge - We Are Family

70年代末から80年代にかけてディスコ・ヒットを飛ばしたことで知られる姉妹グループ、シスター・スレッジ(Sister Sledge)のジョニ・スレッジ(Joni Sledge)の訃報が先週伝えられたが、これについて、彼女たちの大ヒットをプロデュースしたナイル・ロジャース(Nile Rodgers)が口を開いた。

フィラデルフィアのスレッジ4姉妹によって結成されたシスター・スレッジは、1975年にアルバム・デビュー。近年に至るまで活動を続けていたが、中でも、シック(CHIC)のナイル・ロジャースとバーナード・エドワーズ(Bernard Edwards)のタッグによるプロデュースで人気を博し、1979年発売の『We Are Family』から“He’s The Greatest Dancer”、表題曲“We Are Family”が全米チャートや全英チャートでトップ10ヒットを記録。翌1980年にも、同じ体制で『Love Somebody Today』を発表している。また1984年には、『We Are Family』から“Thinking Of You”がイギリスでシングルカットされ、全英チャートで最高11位という異例のヒットになり、“Lost In Music”や“We Are Family”のリミックスもヒットするなど、英国でシスター・スレッジ人気が再燃。1985年には、シック解散後のナイル・ロジャースと『When The Boys Meet The Girls』で再びタッグを組み、リード・シングル“Frankie”は全英チャート1位を獲得した。

スレッジ4姉妹の次女ジョニは米時間で3月10日午後に亡くなったことが発表されたが、姉妹と関わりの深かったナイル・ロジャースにとっては辛い報せとなった。講演を行うため、現在テキサス州オースティンで開催中の〈SXSW〉(サウス・バイ・サウスウェスト)に姿を現したナイル・ロジャースは、米Billboard誌の取材に対し、「彼女は、グループのリーダーにような存在だった。一番率直で」と振り返りながら、「とても胸が張り裂ける想いだ。私にとってはいつだって彼女たちは妹のような存在だったから。私たちより先に亡くなるだなんて」とジョニの死について想いを吐露。また、40年以上のキャリアを誇るナイルだが、シスター・スレッジの『We Are Family』が「これまで自分が作った中で最高のアルバム」だと力説している。

ジョニ・スレッジは、アリゾナ州フェニックスの自宅で亡くなったと発表されている。60歳だった。自然死だったと報じられている。

なおナイル・ロジャースは、長らく待たれているシックのニュー・アルバム『It’s About Time』を、デビュー・アルバム『Chic』発売40周年となる2017年にリリースすることを昨年末に宣言していたが、改めて2017年の発売を約束。実際に、〈SXSW〉のためにオースティンへ渡る前はアトランタのスタジオで、アルバムの最後の曲に取りかかっていたことを明かしている。

ナイル・ロジャースは2014年末、バーナード・エドワーズが存命していた70年末~80年代初期頃の「紛失していたシックのアナログ・デモテープ」を発掘したと報告。この発掘されたセッション音源を元にシックの新作に取り掛かっており、2015年3月に発表された新曲“I’ll Be There”は、シスター・スレッジ“Got To Love Somebody Today”の「シスター・スレッジの曲になったものとはちょっと違うバージョンのアウトテイク」音源を元に作られたとされている。