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ミント・コンディションのストークリー、初ソロ作は6月に グラスパーやエステルらも参加

Stokley

先日のグラミー賞の候補にもなった、25年以上のキャリアを誇るベテランR&Bバンド=ミント・コンディション(Mint Condition)のリード・シンガー/ドラマーとして知られるストークリー(Stokley)が、ファン待望の初のソロ・アルバム『Introducing Stokley』を6月に発売することが発表された。

全米チャート最高6位の大ヒットとなり、現在もたびたびサンプリングされる名曲“Breakin’ My Heart (Pretty Brown Eyes)”などを含む『Meant To Be Mint』で1991年にアルバム・デビューを果たし、R&Bバンドとして現在に至るまで第一線で活躍し続けているミント・コンディション。近年ふたたびバンド形態のR&B~ソウル・サウンドが見直される中で、2015年に発表した初のクリスマス・アルバム『Healing Season』は、先日のグラミー賞で最優秀R&Bアルバム部門の候補となり、その長いキャリアの中で初のグラミー・ノミネーションを得たばかり。

ストークリーは、ミント・コンディションのフロントマンとして活躍する一方、プロデューサーとしても、5曲を手がけたワーレイ(Wale)の2013作『The Gifted』を始め、ジェシー・パウウェル(Jesse Powell)、ジル・スコット(Jill Scott)、メイサ(Maysa)などを手がけてきた。また、90年代には映画『The 6th Man』や『Woo』などのサウンドトラックでソロ曲を発表したこともあり、その歌声はアリ・シャヒード(Ali Shaheed)やエルザイ(Elzhi)らヒップホップ作品から、ロバート・グラスパー・エクスペリメント(Robert Glasper Experiment)、リル・ジョン・ロバーツ(Lil John Roberts)、ブライアン・カルバートソン(Brian Culbertson)、ボニー・ジェイムス(Boney James)などのジャズ系まで、幅広く求められてきた。中でも、ケリー・プライス(Kelly Price)とのデュエットで、共同プロデュースも手がけた“Not My Daddy”は2012年の第54回グラミー賞の候補にもなっている。

このヴェテランが、本格的にソロ活動を始動。2月にセルフ・プロデュースのソロ曲“Level”の音源を公開し、初のソロ・アルバム『Introducing Stokley』に向けて動き出していることが明らかになっていたが、このファン待望のソロ作が、Concord Music Groupから6月23日の発売になることが正式に発表された。プレスリリースによると、『Introducing Stokley』は、共同プロデューサーにアイヴァン&カーヴィン(Ivan Barias & Carvin Haggins)を据え、ソウル・ミュージックの伝統に根差した作品になるという。ミュージック・ソウルチャイルド(Musiq Soulchild)の数々のヒットを手がけたことで知られるアイヴァン&カーヴィンについて、ストークリーは「イーストコーストのジャム&ルイス」と、かつてミント・コンディションを送りだしたジミー・ジャム&テリー・ルイス(Jimmy Jam & Terry Lewis)になぞらえて形容しており、相性の良さを窺わせる。

“Art In Motion”という曲では、グラミー授賞ピアニスト/プロデューサーのロバート・グラスパーを迎え、「アナログとは何か、という時代からやってきた自分だけど、デジタルも好きなんだ。新しいテクノロジーや新しいサウンドもね。だからこの2つの世界のギャップを埋めたい。この曲はそんな風に、アナログとエレクトロの両方の要素を持っている」とハイブリッドなサウンドを聞かせるという。他に、昨年45周年を迎えたマーヴィン・ゲイの名曲“What’s Going On”にインスパイアされたという“We/Me”、最近ヴィーガンになったという自身のライフスタイルも反映された“Organic”という曲も収録されるとのこと。また、ゲストにはグラスパーやエステル(Estelle)に加えて、ダンスホール調という“Wheels Up”には、2015年に“Cheerleader”が大ヒットしたことで知られるオーミー(OMI)が参加する。

アーティストとしてこれまでとは違うことをやりたいという『Introducing Stokley』について、「中には慣れ親しんだ感じの曲もあるだろう。この声で歌うわけだしね。でも、このソロではより自分の感受性を広げてみた。『Introducing Stokley』は、過去と未来の両方に目を向けた作品。フレッシュさと親しみの両方にもね」とストークリーは語っており、新鮮な一面も見せるソロ作となりそうだ。