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アッシャー、テヴィン・キャンベルの“Can We Talk”は「元は俺の曲だった」と明かす

Usher

全世界トータル・セールス6500万枚以上、グラミー賞8冠を誇り、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームにもその名を刻む世界的エンターテイナー、アッシャー(Usher)。彼が、先日行われたインターネット・ラジオのインタビュー企画の中で、テヴィン・キャンベル(Tevin Campbell)の名曲“Can We Talk”が元々は自分のために書かれた曲だったと明かした。

昨年には4年ぶり新作『Hard II Love』を発表し、米R&Bチャートで初登場1位を獲得したアッシャー。先週、アメリカのインターネット・ラジオ型サービス Pandora(※日本未提供)におけるクエストラブ(Questlove)の番組『Questlove Supreme』に出演し、インタビューに応じたが、過去のキャリアから離婚などのプライベートに至るまで赤裸々に語ったことが話題となっている。

中でも、LA・リード(L.A. Reid)とベイビーフェイス(Babyface)が設立したLaFace Recordsと契約したキャリア当初について振り返った際には驚きの発言が飛び出した。「LaFace Recordsと契約した当初は、ベイビーフェイス&LA・リードのタッグとアルバムを作りたかったんだ。分かるだろ? とにかくそのために俺は(LaFaceと)契約したんだから。それでLA・リードはベイビーフェイスに俺の作品を作らせようとしたんだけど、まぁあの当時はふたりには色々あって。あの頃ふたりはタッグを解消するところで……彼(※おそらくベイビーフェイスを指すと思われる)は怒ってしまって、俺のためのアルバムを用意したのに、それを丸ごと他の人間にくれてしまったんだよ……テヴィン・キャンベルに! “Can We Talk”は俺の曲だったんだ」と語った。

13週全米チャート1位となったボーイズIIメン“End Of The Road”を始め、当時はLA・リードとのタッグで数々のヒットを放っていたベイビーフェイスだが、1993年発売のテヴィン・キャンベルのセカンド・アルバム『I’m Ready』ではLA・リード抜きで3曲をプロデュース。そのうち、“Can We Talk”、“I’m Ready”は全米チャートでトップ10入りする大ヒットとなり、中でも“Can We Talk”はグラミー候補にもなり、テヴィン・キャンベルの代表曲となった。この頃からLA・リードが楽曲を直接プロデュースする例は減っていき、1994年に発売されたアッシャーのデビュー・アルバム『Usher』もアルバム全体のエグゼクティヴ・プロデューサーとしてクレジットされるのみだった。

14歳のアッシャーは当時、変声期を迎え、LaFaceを解雇されかかっていたと言われる。LA・リードは2011年、Hollywood Reporter誌のインタビューの中で、変声期でうまく声が出ずに業界向けのショウケースでうまく歌えなかったアッシャーを観て、「解雇したいと思っていた。彼とのビジネスはもう止めたいって」と振り返っている。その後、アッシャーに失望したLA・リードは、追いやるような形でニューヨークのパフ・ダディ(Puff Daddy)のもとにアッシャーを向かわせた。2004年の米Rolling Stone誌のインタビューで、アッシャーは、当時について「人生でもっとも辛い日々」だったと表現している。だが、アッシャーの可能性を見抜いたパフ・ダディは、LA・リードに「彼はスターになれる」などと説得したという。こうした経緯もあってデビュー・アルバム『Usher』にはパフ・ダディもエグゼクティヴ・プロデューサーとしてクレジットされている。

アッシャーはまた、このクエストラブの番組でのインタビューの中で、その20年以上のキャリアにおいて後悔していることについても語った。「はっきりと後悔していることがひとつあるんだ。ひとつだけ。だから俺は、向こうから頼まれなくてもこのアーティストをずっとサポートしているわけなんだけど……当時、彼のマネージャーがやってきて、俺はアルバムを作っていたから、そのアルバムに彼を参加させてほしいと言われたんだ。それで俺のチームのもとに行ったら、『やらないほうがいいと思う』って言われて。それで彼は去ってしまった……クリス・ブラウンだよ」と振り返っている。その後アッシャーは、2014年にクリス・ブラウン(Chris Brown)のシングル“Loyal”のミュージック・ビデオにカメオ出演したのに続き、“New Flame”にゲスト参加。昨年も、“Back To Sleep (Remix)”、最新シングル“Party”にゲスト参加するなど近年は密な関係を築いている。