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ジ・インターネットのスティーヴ・レイシーがソロ・デビューEPを発売 [全曲フル試聴可]

Steve Lacy - Steve Lacy's Demo EP

昨年はソールドアウトとなった初来日公演に続いて、フジロックでのパフォーマンスも好評を博した人気R&Bバンドのジ・インターネット(The Internet)のソロ活動が活発化する中、第三弾として、最年少メンバーのスティーヴ・レイシー(Steve Lacy)がソロ・デビューEP『Steve Lacy’s Demo』を発表した。

スティーヴ・レイシーは、2015年発売のジ・インターネット最新作『Ego Death』のタイミングでジ・インターネットに加入。共に加入した鍵盤のジャミール・ブルーナー(Jameel Bruner)の高校の後輩にあたり、1998年生まれ、弱冠18歳の最年少メンバー。昨年2月の初来日公演ではまだ現役高校生だったために、来日は叶わなかった。しかしその若さでジ・インターネットのメンバーになっただけあってその才覚はずば抜けており、『Ego Death』では7曲のプロデュースに関わったほか、J・コール(J. Cole)が昨年末に発表し、2016年発売作品の中で3番目の初動セールスを誇るなど大ヒットとなった『4 Your Eyez Only』や、ビッグ・ショーン(Big Sean)とジェネイ・アイコ(Jhene Aiko)のコラボレーション・プロジェクト『TWENTY88』、アイゼイア・ラシャド(Isaiah Rashad)の最新作『The Sun’s Tirade』にもプロデューサーとして参加している。

ジ・インターネットは現在、個々のソロ活動に動き出しており、創設メンバーであるマット・マーシャンズ(Matt Martians)とシド(Syd)のふたりがそれぞれ、『The Drum Chord Theory』と『Fin』を2週連続でリリースしたばかりで、スティーヴ・レイシーはいずれにおいても複数曲のプロデュース、そしてゲスト・アーティストとして関わっていたが、このふたりについてソロ活動の第三弾としてスティーヴが自身のソロ・デビュー作となるEP『Steve Lacy’s Demo』を2月24日に発売した。

昨年、個々のソロ活動に動くことが発表されたFADERの独占インタビュー記事では、「EPのような形のものをしばらく作ってる。すべて俺だけで完結したもの。俺はプロデューサー・アーティストで、歌も、曲も、なんでも自分でやれる人間だから。俺が聞きたいと思うものをちゃんとわかってるんだよ」と話していたスティーヴ・レイシーだけに、全6曲は完全に自作自演となっているようだ。自身は「ソング・シリーズ」と表現しているこのEPは、ギターを軸としたR&B~ファンク~ロックとなっており、プリンス(Prince)やディアンジェロ(D’Angelo)、N.E.R.D.からの影響も感じさせるが、マットとシドのデュオ形態から生演奏バンドに変貌したジ・インターネットにおいて大きな役割を果たしていることも改めて実感させるような作品だ。なお、2015年には“C U Girl”というソロ曲を発表していたが、これは未収録となっている。

なおジ・インターネットは、2月25日のフィラデルフィア公演を皮切りに3月まで北米ツアーを行う予定で、このツアーではそれぞれのソロ曲も披露する予定だという。bmrによるシドのインタビューでは、「それぞれソロの活動は早めに終えて、次のジ・インターネットのアルバムに取り掛かりたい」、「今度のツアーで、ジ・インターネットの次のアルバム作りに取り掛かる予定」としており、ジ・インターネットの新作への期待も高まるところだ。また、「メンバー全員が何かしらソロの作品をリリースする予定」としており、ベースのパトリック・ペイジ二世(Patrick Paige II)、ドラム/エンジニアのクリストファー・アラン・スミス(Christopher Allan Smith)らもすでにソロ・アルバムの制作に取り掛かっているとのこと。

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