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グラミー効果でブルーノ・マーズ最新作が全米2位に浮上 最新シングルは自身初のR&Bチャート1位に

Bruno Mars

今週の全米チャートは、現地時間で2月12日夜に授賞式が開催された第59回グラミー賞の影響が出た形となり、プリンス(Prince)へのトリビュート・パフォーマンスも話題になったブルーノ・マーズ(Bruno Mars)の最新作『24K Magic』がアルバム・チャートで2位に浮上した。

ブルーノ・マーズの4年ぶりの新作となる『24K Magic』は昨年11月の発売で、リード・シングル“24K Magic”も昨年10月の発表だったため、 今年の第59回グラミー賞のノミネート対象にこそならなかったブルーノ・マーズだが、世界的エンターテイナーとして魅せたライブ・パフォーマンスの好評もあってか、最新作『24K Magic』が今週の全米アルバム・チャートで前週7位から2位に上昇。1ヵ月以上ぶりにトップ3に返り咲いた。R&B/Hip-Hopアルバム・チャートでは1位に再浮上している。

今週の全米アルバム・チャートで1位となったのは、2015年のヒット映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の続編となる『Fifty Shades Darker』のサウンドトラック。発売初週でおよそ7万2000枚を売り上げ、ストリーミング・サービスでの再生数や単曲ダウンロードなどのポイントを換算した総合ではおよそ12万3000枚相当となった。ブルーノ・マーズの『24K Magic』は、総合でおよそ6万6000枚相当となったが、実売セールスは前週比137%上昇のおよそ3万6000枚を売り上げており、実売セールスにおいても、『Fifty Shades Darker』サウンドトラックに続いて今週2位となっている。

その勢いはシングル・チャートにも表れており、グラミー賞で披露したブルーノ・マーズ“That’s What I Like”は前週37位から今週7位へとジャンプアップ。ダウンロード・セールスが前週比308%アップと大きく牽引しているほか、ストリーミング・サービスやラジオ・エアプレイなどの数字も上昇している。これでブルーノは、ゲスト参加曲を含めて14曲目のトップ10入り(自身がリード・アクトとなる曲としては9曲目)となったほか、自身初のR&Bチャート1位に輝いたシングルとなった。

先日のグラミー賞で主要4部門中3部門をさらったアデル(Adele)も、最新作『25』が全米アルバム・チャートで先週21位から今週5位へとジャンプアップ。加えて前作『21』が前週87位から今週52位に、デビュー作『19』も今週162位に再登場と過去作にも波及している。最優秀新人賞を含む3冠となり、ライブ・パフォーマンスも絶賛の声が相次いだチャンス・ザ・ラッパー(Chance the Rapper)もまた、ストリーミング・サービスでの配信でしか提供されていない『Coloring Book』が前週44位から今週22位へと上昇した。

だがもっともグラミーの影響がはっきりと表れたのはシングル・チャートだ。トップ10中、グラミー賞でパフォーマンスが披露された曲が4曲ランクインしており、そのうち3週連続1位と独走態勢に入っているエド・シーラン(Ed Sheeran)“Shape Of You”を除き、ケイティ・ペリー(Katy Perry)の新曲“Chained To The Rhythm”、ブルーノ・マーズThat’s What I Like”、ザ・ウィークエンド(The Weeknd)&ダフト・パンク(Daft Punk)の“I Feel It Coming”の3曲が、今週になって初めてトップ10入りを果たしている。

また、グラミー賞ではレコード・オブ・ザ・イヤーなど複数でノミネートを受けたものの無冠に終わったことが議論の的にもなっているリアーナ(Rihanna)は、最新作『ANTI』からのシングル“Love On The Brain”が先週13位から今週8位へとトップ10入り。サザン・ソウル調のこの曲は、昨年11月末にチャートイン6週目でトップ40入り、12月中旬に8週目で一度トップ20入りと順調に上昇していたものの、それからしばらくは伸び悩んでいた。しかし昨年12月頭からR&Bチャートではトップ3をずっとキープし続けるなど支持を集めていたこの曲は、3度目のトップ20入りとなった今年1月中旬頃からラジオ・エアプレイが牽引する形で総合チャートでもじわじわと上昇、18週目にしてトップ10入りとなった。

リアーナはこれで30曲目のトップ10ヒットとなり、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)が持つ29曲のトップ10ヒットの記録を上回って、38曲のマドンナ(Madonna)、34曲のビートルズ(The Beatles)に次いでトップ10ヒット数が歴代で単独3位となった。もっともこれはゲスト参加曲も含む数字で、リアーナがリード・アクトとなる楽曲としては24曲目となる。

グラミー賞関連以外では、今週のシングル・チャート20位に、西海岸の若手ラッパー、カイル(KYLE)の“iSpy”がランクイン。ドレイク(Drake)などを思わせる歌ごころのあるメロウな語り口のラップをポップなサウンドに乗せるカイルは、2015年にケラーニ(Kehlani)とのコラボレーションや、チャンス・ザ・ラッパーらによる音楽集団ソーシャル・エクスペリメント(Social Experiment)の話題作『Surf』への参加を経て、米Rolling Stone誌が「知っておくべき新人アーティスト10組」のひとりとして取り上げるなど注目を集め、同年にはチャンス・ザ・ラッパーやユナ(Yuna)らが参加した『Smyle』をリリースしている。

D.R.A.M.との“Broccoli”が全米チャート最高5位のヒットとなった若手注目ラッパーのリル・ヤティ(Lil Yachty)がゲスト参加した最新シングル“iSpy”は、今年1月下旬、チャートイン4週目でトップ40入りし、翌週には29位まで上がるなど勢いがあり、チャートイン8週目で、先週の28位から今週20位へと上昇。“Broccoli”を思わせるキャッチ―さで、さらなる伸びが期待されそうだ。

1.(→1) Ed Sheeran – Shape Of You
2.(↑3) ZAYN & Taylor Swift – I Don’t Wanna Live Forever (Fifty Shades Darker)
3.(↓2) Migos ft. Lil Uzi Vert – Bad and Boujee
4.(-) Katy Perry ft. Skip Marley – Chained To The Rhythm
5.(↑7) The Chainsmokers ft. Halsey – Closer
6.(↓5) Machine Gun Kelly x Camila Cabello - Bad Things
7.(↑37) Bruno Mars – That’s What I Like
8.(↑13) Rihanna – Love On The Brain
9.(↑16) The Weeknd ft. Daft Punk – I Feel It Coming
10.(↓6) Big Sean – Bounce Back
11.(↓10) The Chainsmokers – Paris
12.(↓11) Drake – Fake Love
13.(↑15) Bruno Mars – 24K Magic
14.(↓12) The Weeknd ft. Daft Punk – Starboy
15.(↓8) Alessia Cara – Scars To Your Beautiful
16.(↓14) Rae Sremmurd ft. Gucci Mane – Black Beatles
17.(↓9) Maroon 5 ft. Kendrick Lamar – Don’t Wanna Know
18.(↓4) Lady Gaga – Million Reasons
19.(→19) Shawn Mendes – Mercy
20.(↑28) KYLE ft. Lil Yachty – iSpy