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ドレイクがサンプリングし、レニクラにも才能を認められたGGMがデビュー作を発売 [全曲フル試聴可]

Gabriel Garzón-Montano - Jardín

ミリオンセラーとなったドレイク(Drake)『If You’re Reading This It’s Too Late』に楽曲がサンプリングされ、レニー・クラヴィッツ(Lenny Kravitz)やジャイルス・ピーターソン(Giles Peterson)、メイヤー・ホーソーン(Mayer Hawthorne)らもその才能を認めるニューヨークの新進シンガー/プロデューサー、ガブリエル・ガルソン・モンターノ(Gabriel Garzón-Montano)が、デビュー・アルバム『Jardín』を発売した。

コロンビアの平和活動家ハイメ・ガルソンを父方のおじに、現代音楽の巨匠フィリップ・グラスなどとの共演でも知られるプロの歌手を母に持つガブリエル・ガルソン・モンターノは、母の影響もあって幼い頃から音楽学校に通い、ヴァイオリン、ギター、ドラム、ピアノなど多数の楽器を学んだ。プリンス(Prince)の音楽でブラック・ミュージックの魅力に取り憑かれ、R&B、ソウル、ヒップホップを聴くようになった彼は、大学時代には11人組編成の大所帯ファンク・バンドで活動。2012年にバンドのEPをリリースした際、レニー・クラヴィッツを長年に渡って支えたベテラン・エンジニアのヘンリー・ヒルシュ(Henry Hirsch)がマスタリングを担当し、そのヘンリーからソロを勧められたことで、ヘンリーのバックアップを受けてソロ・デビューEP『Bishouné: Alma del Huila』を完成させた。

当初はインターネット上で公開され、話題となったこのEPは、ニューヨークのインディ・レーベル Styles Upon Styles Recordsからオファーを受け、2014年2月にヴァイナル盤とデジタル配信で正式に発売。このレコードを偶然、メイヤー・ホーソーンがニューヨークのレコード店で“発掘”したのをきっかけに、メイヤーのマネジメント・チームからのサポートを受けるように。またマンハッタンのシュタイナー学校で同級生だったゾーイ・クラヴィッツ(Zoey Kravitz)の推薦で、彼のライブ・パフォーマンスを観た父レニー・クラヴィッツが2014年の欧州ツアーで前座に抜擢したのに加え、同様にゾーイが友人のドレイクに彼の音源を聞かせたことで、2015年に発売されたヒット作『If You’re Reading This It’s Too Late』収録の“Jungle”で、『Bishouné: Alma del Huila』(→ 全曲フル試聴可)の冒頭を飾る“6 8”がサンプリングされ、脚光を集めた。

そして、メイヤー・ホーソーンの北米ツアーに同行するなど活躍の幅を広げたガブリエルは昨年、メイヤーも所属する西海岸の有力インディ・レーベル、Stones Throw Recordsとの契約を発表、以前から取り掛かっていたデビュー・アルバムを完成させた。フランス語で庭(garden)を意味する『Jardín』と名付けられ、ふたたびヘンリー・ヒルシュのサポートを受けて生まれたこのアルバムは、EP同様に全曲を自らプロデュースし、ほとんどを自身で演奏・プログラミング。プリンスやディアンジェロ(D’Angelo)を思わせるミニマルなファンク~ネオ・ソウル、“6 8”のような静謐なバラードなど、ヘンリー・ヒルシュがこだわるアナログ・レコーディングの温かみと、ベッドルームR&B~ファンクが融合したような作品に仕上がった。

EPのリリースから3年をかけて登場したこのフル・アルバムは、スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)が映画のサウンドトラックとして制作し、1979年に発表した異色作『Journey Through The Secret Life Of Plants』を意識した部分もあるという。「人生とはいかに素晴らしいか、そういったことをみんなに思い出してもらえる音楽を作りたかった。庭には、人生や成長、美が満ちている。Jardínと名付けたのは、このアルバムが癒しの空間になってくれることを願って。常に自分は、人を癒し、安らげて、そしてファンキーな音楽を作りたいと思っていたんだ」とプレスリリースで語られている。

1. Trial
2. Sour Mango0
3. Fruitflies
4. The Game
5. Long Ears
6. Crawl
7. Bombo Fabrika
8. Cantiga
9. My Balloon
10. Lullaby