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ファット・ジョー&レミー・マーのコラボ作が2月に ザ・ドリーム、BJにステファニー・ミルズも参加

Fat Joe & Remy Ma - Plata O Plomo

全米チャート1位になった2004年のヒット・シングル“Lean Back”で知られるブロンクスのヒップホップ・クルー、テラー・スクワッド(Terror Squad)のメンバーとしても知られるファット・ジョー(Fat Joe)とレミー・マー(Remy Ma)が、コラボレーション・アルバム『Plata O Plomo』をいよいよ2月にリリースする。

故ビッグ・パン(Big Pun)らとのテラー・スクワッドを始め、90年代からD.I.T.C.ことディギン・イン・ザ・クレーツ(Diggin’ In The Crates)クルーの一員として活動したほか、2000年代前半には“What’s Luv?”や“Get It Poppin’”などのポップ・ヒットを放ったことで知られるファット・ジョー。巨体で知られた彼は、2011年にはおよそ40kgの減量に成功した姿を見せて話題を呼んだものの、ここ最近の作品はあまり注目を集めることはなかった。

だが、2007年に起こした殺人未遂事件で有罪判決を受け、6年以上の服役生活を終えて2014年に出所した女性ラッパーのレミー・マーとタッグを組み、2016年3月にフレンチ・モンタナ(French Montana)も迎えた“All The Way Up”を発表すると、レミー・マーが人気リアリティ番組にレギュラー出演していたこともあり、テラー・スクワッド組の復活が話題に。そして5月には、ジェイ・Z(Jay Z)が参加したリミックスが登場すると、ファット・ジョーとジェイ・Zの共演というトピックだけでなく、妻ビヨンセ(Beyonce)の『Lemonade』においてジェイ・Zが不倫をしていたと思わせる描写があった直後ということもあり、ジェイ・Zが何をラップするか?という点も注目され、全米チャートで29位、R&B/ヒップホップ・チャートでは9位まで上昇。ファット・ジョーにとっては“I Won’t Tell”(2008年に最高37位)以来となる、8年ぶりのトップ40ヒットとなり、レミー・マーにとってはテラー・スクワッドを除いて初のトップ40ヒットとなった。

All The Way Up – Remix with Jay Z

この“All The Way Up”はその後、デヴィット・ゲッタ(David Guetta)らによるリミックス、さらには昨年4月に日本ブランチが再始動したDef Jamと契約したAK-69に加え、韓国系アメリカ人のジェイ・パーク(Jay Park)、バンコクのダボーイウェイ(DaBoyWay)らによるアジア・リミックスが次々と発表されるなど人気を博し、今年2月のグラミー賞では最優秀ラップ楽曲、最優秀ラップ・パフォーマンスの2部門にもノミネートされており、ファット・ジョーにとっては9年ぶりのグラミー候補となる。

All The Way Up – Asian Remix with Jay Park, AK-69, DaBoyWay, SonaOne & Joe Flizzow

All The Way Up – Remix with David Guetta & GLOWINTHEDARK

そしてこの勢いを駆って、ファット・ジョーとレミー・マーがついにコラボ・アルバム『Plata O Plomo』を発売する。当初は昨年7月発売を予定していたものの、“All The Way Up”のロングヒットもあってか後ろ倒しとなっていたが、ようやく2月10日の発売が決定。“All The Way Up”に続いては、ふたたびフレンチ・モンタナが加わった“Cookin”が発表され、先日新たにタイ・ダラー・サイン(Ty Dolla $ign)をゲストに迎え、ラルフ・トレスヴァント(Ralph Tresvant)1991年のヒット“Do What I Gotta Do”をサンプリングした“Money Showers”も発表されたが、全12曲となる収録曲目が発表され、さらに多彩なゲスト・アーティストが参加していることが明らかになった。

公開されたトラックリストによると、アルバムには11組のゲストが参加。昨年、バリー・ホワイト(Barry White)のヒット・シングルを引用したデビュー・シングル“Don’t Mind”が全米チャート最高8位のヒットになった新鋭ケント・ジョーンズ(Kent Jones)が3曲で招かれているのに加え、リアーナ(Rihanna)の“Umbrella”、ビヨンセの“Single Ladies”を始め数々のヒットを生んだソングライターとして有名なザ・ドリーム(The-Dream)、Motownの若手BJ・ザ・シカゴ・キッド(BJ The Chicago Kid)、まもなくアルバム・デビュー予定の新進女性R&Bシンガー、セヴン・ストリーター(Sevyn Streeter)といった歌手も多く参加。中でも異色なのが、映画『ウィズ』の元となったオリジナル・ブロードウェイ・ミュージカル版で主演を務めたことで知られ、歌手としても70年代から活躍しているグラミー授賞ベテラン・シンガー、ステファニー・ミルズ(Stephanie Mills)の名前。昨年5月にはステファニー・ミルズ自身がファット・ジョーとレコーディングしたことを話しており、この意外な組み合わせについて、ファット・ジョーがステファニー・ミルズの大ファンだったことから実現したと明かしていた。

なおアルバムは、“All The Way Up”を始め、ザ・ゲーム(The Game)の全米チャート2位になった“Hate It or Love It”や、昨年のケント・ジョーンズ“Don’t Mind”などを手がけたクール&ドレー(Cool & Dre)が全面監修するとのこと。アルバム発売直後にはグラミー賞の授賞式も控えており、結果によってはさらなる話題を呼びそうだ。

1. Warning (feat. Elley)
2. Swear To God (feat. Kent Jones)
3. Spaghetti (feat. Kent Jones)
4. All The Way Up (feat. French Montana & Infared)
5. How Can I Forget (feat. Kent Jones)
6. How Long
7. Go Crazy (feat. Sevyn Streeter & BJ the Chicago Kid)
8. Heartbreak (feat. The-Dream)
9. Cookin (feat. French Montana & RySoValid)
10. Money Showers (feat. Ty Dolla $ign)
11. Too Quick (feat. Kingston)
12. Dreamin (feat. Stephanie Mills)