ベル・ビヴ・デヴォーの15年ぶり新作にSWV、ボーイズIIメンらが参加 今月発売

80年代から90年代にかけてヒットを放ったニュー・エディション(New Edition)のメンバー3人から構成され、1990年に“Poison”、“Do Me!”と立て続けに大ヒットさせたベル・ビヴ・デヴォー(Bell Biv DeVoe)が、今月ついに15年以上ぶりとなるニュー・アルバムをリリースする。
“Candy Girl”、“Cool It Now”、“Mr. Telephone Man”、“Can You Stand The Rain”といったヒットで知られるニュー・エディションから、リッキー・ベル(Ricky Bell)、マイケル・ビヴィンス(Michael Bivins)、ロニー・デヴォー(Ronnie DeVoe)の3人で結成されたベル・ビヴ・デヴォー。ニュー・ジャック・スウィングのトレンドに乗って、1990年に発表したデビュー曲“Poison”、セカンド・シングル“Do Me!”がそれぞれ全米チャート最高3位の大ヒットを記録、デビュー・アルバム『Poison』も400万枚を超えるなど人気を博した。この勢いに乗って1993年に2作目『Hootie Mack』を発表したが、その後ニュー・エディションが再始動し、ふたたびニュー・エディションが活動を休止して2001年に3作目『BBD』をリリース。2004年に『One Love』でニュー・エディションがまた活動再開して以降は、ニュー・エディションと並行しながら活動を続けてきた。
そして米ケーブルTVのBET (Black Entertainment Television)で、結成から成功、その後のソロ活動などニュー・エディションの活躍を描く伝記ドラマ『The New Edition Story』が1月25日~27日にかけて3夜連続放送となるのに合わせて、ベル・ビヴ・デヴォーのニュー・アルバム『Three Stripes』が1月27日に発売となる。2011年に一度、EPを出す計画があったものの実現しておらず、2001年の『BBD』以来、実に15年1ヶ月ぶりのベル・ビヴ・デヴォー新作となる。
すでに昨年には、エリック・サーモン(Erick Sermon)がプロデュースを務め、故ノトーリアス・B.I.G.(The Notorious B.I.G.)によるヒップホップ・クラシック“Hypnotize”と同じくハーブ・アルパート(Herb Alpert)の“Rise”をサンプリングした90年代色溢れる新曲“Run”を発表しており、“Poison”を監督したリンカーン・C・マーティンによるミュージック・ビデオも含めて話題となっているが、ようやく明らかになったトラックリストによると、ニュー・エディションと同じく80年代から活動してきたダグ・E・フレッシュ(Doug E. Fresh)を始め、SWV、ボーイズIIメン(Boyz II Men)といった90年代から活躍しているアーティストたちが参加。特にボーイズIIメンは、マイケル・ビヴィンスの後ろ盾でデビューしたという経緯があり、“師弟共演”のような形となる。
1. Ready (feat. Doug E. Fresh)
2. Find A Way
3. I’m Betta
4. Hot Damn
5. Run
6. All Dat There
7. Don’t Go
8. Finally (feat. SWV)
9. One More Try (feat. Boyz II Men)
10. Incredible
米BET放送で今月24日~26日の3夜連続放送となるニュー・エディションの伝記ドラマ『The New Edition Story』の新たな予告編映像が公開!pic.twitter.com/wBlzpbkxMY
— bmr (@bmrjp) 2017年1月4日