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ジョージ・マイケル、英チャートで「ラスト・クリスマス」が31年ぶりにトップ10入り

George Michael

昨年末、全世界での累計セールス1億1500万枚以上を誇る英国のスター、ジョージ・マイケル(George Michael)が53歳の若さでこの世を去り世界に衝撃を与えたが、この訃報の影響でジョージ・マイケルの音楽セールスが急増したことが分かった。

米Billboardが発表したところによると、12月23日(金)から29日(木)までの1週間の結果を表した最新の1月14日付全米チャートにおいて、ジョージ・マイケルおよびワム(Wham!)のアルバムとシングルの米セールスはトータルで前週比2678%アップ。アルバムはおよそ4万8000枚を売り上げ、シングルはおよそ42万9000枚が売れたという。これらセールスに加えて、音楽ストリーミング・サービスでの再生回数も急増し、今週の全米シングル・チャートにジョージ・マイケル/ワムの曲が3曲ランクイン。1985年に全米チャートで3週1位となった“Careless Whisper”が今週33位に、1987年に4週1位となった“Faith”が今週47位に再登場したほか、クリスマス・シーズンの定番である“Last Christmas”が先週50位から今週41位に上昇した。“Last Christmas”は当時、アメリカでは商業シングルとして発売されていなかったため、規定上チャートインを果たすことができず、意外にも先週の50位が全米チャート初登場となった。

また全米アルバム・チャートにおいては、デビュー25周年を記念して2006年に発表されたベスト盤『Twenty Five』(アメリカでは2008年発売)が今週12位に再登場し、発売当時の最高28位を更新。他にも、1987年のソロ・デビュー作で、全世界で2500万枚以上を売り上げるなどキャリア最大のヒットとなった『Faith』が今週18位に再登場。1998年発表のベスト『Ladies & Gentlemen: The Best of George Michael』が84位に、“Careless Whisper”や“Wake Me Up Before You Go-Go”といった全米ナンバーワン・ヒットを収録するワムの1984年作『Make It Big』が168位に再登場しており、多くの米国民がジョージ・マイケルの偉大さを改めて感じる年末となったようだ。

本国イギリスにおいてはこの動きはさらに大きく、今週の全英シングル・チャートで“Last Christmas”が先週16位から7位に上昇。同曲がトップ10入りしたのは31年ぶりだという。他に“Careless Whisper”が44位に、“Faith”が64位に、“Don’t Let The Sun Go Down On Me”が91位にランクインした。また全英アルバム・チャートではベスト『Ladies & Gentlemen: The Best of George Michael』が8位に再登場したほか、ベスト盤『Twenty Five』が47位に、『Faith』が62位に、2014年に発表された生前最後のアルバム『Symphonica』が73位に、1996年発表の『Older』が84位に、また1986年のワムのラスト・アルバム『The Final』が40位に再登場した。

ジョージ・マイケルは、現地時間で2016年12月25日の朝、オクスフォードシャーの自宅で遺体で発見された。ジョージ・マイケルのパートナーが発見したとされる。死因については明らかにされていないが、マネージャーは心臓発作によるものだと推測しており、発見された時は「ベッドの中で安らかに寝ていた」と発表されている。なお、ジョージ・マイケルのパートナーが先日、Twitterで「ジョージが唯一望んでいたのは死だった」などと自殺を仄めかすツイートをして波紋を呼んだが、後に自分のアカウントがハッキング被害に遭っており、ハッカーがツイートしたものだと説明し、自殺説を否定した。

亡くなる3ヶ月ほど前の2016年9月には、1990年に発表されたソロ2作目『Listen Without Prejudice Vol. 1』のリイシュー盤『Listen Without Prejudice 25』を2017年3月3日に発売するとアナウンスしたばかり。1996年の『MTV Unplugged』のライブ音源を最新リマスターで初めて公式リリースするディスク2との2枚組になるほか、レアトラック集となるディスク3、ミュージック・ビデオにライブ映像、さらに1990年当時に制作・放送されたジョージの貴重なドキュメンタリーなども収録したDVDの4枚組デラックス・セットという構成。また、この『Listen Without Prejudice 25』に合わせて、ジョージ自らナレーションを担当した最新ドキュメンタリー『Freedom: George Michael』もアナウンスされ、スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)、エルトン・ジョン(Elton John)、マーク・ロンソン(Mark Ronson)、メアリー・J・ブライジ(Mary J. Blige)らが出演すると告知されており、2017年に放送予定とされている。