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モータウン発祥の地デトロイトに「スティーヴィー・ワンダー通り」が誕生

Stevie Wonder Avenue

1960年代から現在に至るまで活躍を続ける音楽界の生ける伝説、スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)の功績を讃え、12月21日、デトロイトに「スティーヴィー・ワンダー・アベニュー」という通りが誕生した。

これは、10代でデトロイトに移り住み、同地で生まれた名門レーベル、Motown Recordsの代表的アーティストとして活躍、デトロイトの発展に尽力したことを讃えたもの。ウッドワード・アベニューと交差するミルウォーキー・アベニューが、この伝説的なアーティストの名前をもらい、スティーヴィー・ワンダー・アベニューという名称に改められた。この場所が選ばれたのは、この通りがデトロイト駅にほど近く、モータウン・ミュージアムへ向かうためにデトロイト駅へ訪れた人たちの目に標識が目に留まりやすいからだとのこと。またスティーヴィー・ワンダー自身、近くに住んでいたことがあったという。

米時間の21日正午にはセレモニーが行われ、デトロイト市長のマイク・ダガンや市議会議員らに加え、現在66歳のスティーヴィー・ワンダーも、兄と共に出席。スティーヴィーは、400人の聴衆に向けて名曲“You Are The Sunshine Of My Life”を少し歌った後にスピーチを行い、デトロイトでの想い出を振り返ったり、財政破たんなどの市の問題や米国社会における人種差別問題などにも触れながら、「驚いています。とにかく、信じられないというか。人生においてこのようなことが起こるなんて想像もできませんでした。ただ、素晴らしい瞬間です。何事も永遠に続くことはないとは分かっていますが、この瞬間を私は心に焼き付け、一生覚えていることでしょう」などと喜びを語った。

通りのお披露目の後には、「なんと言っていいか分かりません。自分ではどう感じているかは分かっていますが、言葉で私がどれだけ深く感じ入っているか、伝えられるか自信がないからです。伝えたいのは、みなさんを愛しているということ。心から愛しています」と述べ、続けて、「みなさんこそ、このエンジンを動かす燃料なのです。みなさんこそ、この笑顔を作る喜びなのです。みなさんこそ、私たちにはできるという“イエス”なのです。みなさんこそ本当に、私の人生における太陽です」と最後はふたたび“You Are The Sunshine Of My Life”の歌詞にひっかけてコメントしている。

またセレモニーでは、スティーヴィー・ワンダーの従姉妹から、通りの名前の変更だけでなく、今後は音楽や芸術の分野で若者を支援するためにスティーヴィー・ワンダー・ユース・センターをデトロイトに創設する構想も明かされた。

なお昨年末は、自身の“Someday At Christmas”(邦題「想い出のクリスマス」)を新人のアンドラ・デイ(Andra Day)と共に新たにカバーし、AppleのCMに使われたことも話題となったスティーヴィー・ワンダーだが、今年は新世代ポップ・プリンセスのアリアナ・グランデ(Ariana Grande)と共演。日本では来春公開となるミュージカル・アニメ映画『SING/シング』の主題歌“Faith”を発表しており、先日ミュージック・ビデオも公開されている。